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学校給食センターなら子どもと同じスケジュールで働ける! パートのお仕事の探し方・志望動機の例もご紹介します

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フード・飲食

 

「夏休みや冬休みに子どもと一緒に過ごせる仕事はある?」

「残業があったら子どもが1人になってしまう!預け先も心配だし…」

と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

夏休み・冬休み・春休みや、ゴールデンウイーク・シルバーウィールなどの長期休暇を休みたい、

土日祝休みで残業ナシで働きたい主婦・ママに人気なお仕事が給食の調理補助のお仕事。

園・学校にあわせたスケジュールなので長期休暇はお休みになりますし、残業もほぼありません。

お子さんがいる方だけではなく、趣味の時間をとりたい人、海外と行き来する必要がある人にも人気のお仕事です。

今回は、給食の調理補助のお仕事についてご紹介していきます!

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学校給食のパートとは?

時間管理がしやすく残業もないということで、学校給食のパートは主婦の方に人気があります。

働きやすい職場としても注目される給食パートですが、その仕事内容や仕事の探し方についてはよく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では給食パートの概要について解説しますので、お仕事探しの参考にしていただければ幸いです。

 

パートの仕事内容

給食には栄養士や調理師、配送業者など多くの人が関わっています。

その中で、パートが担当する仕事として主に挙げられるものが「調理補助」です。

調理する社員の補助として、下準備や配膳などを幅広くお手伝いするのが主な仕事内容です。

具体的には、以下のような作業が中心となります。

・食材の計量と洗浄

・調理器具の洗浄

・野菜や果物を適切な大きさにカットする

・使用済み食器の洗浄

・配缶

・清掃

給食に関わる仕事ということで、調理する仕事と考えられがちな給食パートですが、主な仕事は準備と後片付けです。

よって、調理未経験でも働けることが魅力の仕事となっています。

 

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給食に関するパートにはどんなものがある?

給食関係のパートとしては、以下のような働き先があります。

・給食センター

・調理補助サービスを提供する会社

・学校の給食室や学生食堂

給食センターとは、給食を調理し学校や病院などに提供する施設です。

いくつかの施設に提供する給食を一括で作るので、勤務地は大規模な施設が多いという特徴を持ちます。

学校の給食室は、子どものスケジュールに合わせやすい職場と言えます。

ただし、給食センターや調理補助と比較して求人数が少ないので、希望条件を満たす仕事を見つけるのは難しい場合があるでしょう。

 

給食パートとして働くにはどうすれば良い?

メインの調理は社員の方が担当することがほとんどなので、パートの場合は未経験でも働けるという利点があります。

また、調理補助として働く際には特に資格などは必要ないので、求人サイトや求人情報誌を利用してすぐに応募可能です。

特別な資格や経験がなくとも働けると述べましたが、飲食業の経験や調理師その他の資格を持っている方はやはり優遇されることが多いでしょう。

求人サイト『しゅふJOB』で「給食」と検索をしてみると、東京都では現在1,250件の求人がありました。

市区町村、沿線を追加して絞り込むと、お近くの職場が見つかりやすくなります。

47都道府県の検索リストを作成したので、よろしければこちらもご活用ください!

給食にかかわるパートのお仕事を見てみる|しゅふJOB

給食パートはここが大変?4つのポイント

「大変」「きつい」「激務」と聞くこともある給食調理補助のお仕事。どんなところが大変なのでしょうか?

 

職場の環境が大変!

冷暖房完備の調理室もありますが、夏の調理場は暑く、冬は寒い環境です。

常に換気をしないといけないので、換気扇や送風で外気が入ってきます。

食材も野菜・肉を冷蔵庫から取り出してひんやり冷たい状態で扱ったり、加熱処理をするために高温の鍋で煮たりします。

また、食器を洗うので、洗剤や水で手が荒れがちです。

 

仕事内容が大変!

給食は何百人、何千人分を一度に短時間で調理するので、テキパキ作業を進めることも大切です。

パートで働く場合は「調理補助」が中心なので、作業自体は楽なものが多くなります。

たとえば、野菜を切ったり、クラスの人数分食器をセットしたり、クラスごとのバットやバケツに調理したご飯やおかずを配り分けたり、子どもたちが使い終わった食器を洗ったり…

人によっては体力的にしんどい!と思う人もいます。

作業自体はカンタンですが、腰をかがめたりすることで腰を痛める方もいるようです。

また、子どもたちの給食の時間に間に合わせないといけないので、時間に追われて忙しい瞬間もあります。

ただし、給食は作る分量(人数)が決まっているので目の前の作業を時間内にやりきる!というところが大切です。

飲食店のようにお会計、配膳、注文…など、どの仕事が優先度が高いか判断しながら臨機応変に対応することが少ないのは良いところかもしれません。

 

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健康、美容が気になる!

感染症などが起きてはいけない職場なので、健康診断や細菌検査を受けなければいけません。

検便があったり、毎日体温や体調を記録したりする職場もあります。

日ごろの食生活でも生ものを食べることを控えたり、風邪をひいたりしないように気をつけなければいけません。

また、お化粧やネイルがNGの職場がほとんどなので、おしゃれに気を使いたい方は夏休みや冬休みなどに楽しむことになります。

まわりがみんなノーメイクなので「みんなすっぴんだし気にならならない。化粧するのも面倒だし、いっそ気楽!」という声もありました。

 

人間関係が大変!

パートの人数が多い環境では人間関係が大変!と思う方もいるようです。

学校給食は作る量が多いこともあり、社員・パート一丸となってみんなで料理を作って仕上げるので、チームワークが大切です。

ただ、給食の職場に限らず、オフィスワークでも飲食店でもどこでもありがちですが、お局さんがいる職場も中にはあるでしょう。

女性同士の集団になじめない人は大変かもしれません。仕事は仕事!と割り切ってしまうことも必要です。

 

 

給食パートはここがおすすめ!4つのポイント

反対に「大変だけど、一度慣れたら退職する人が少ない」「覚えちゃえば楽な仕事」という声も聞こえてきました。

どんなところがおすすめポイントなのでしょうか?

 

子どもと同じタイミングで休める

夏休みや冬休みなどの長期休暇に、子どもと一緒に休暇をとることができます。

学校がない日は基本的に休みなので土日祝も一緒に過ごせますし、平日仕事が終わるのも早い時間帯なので子どもが帰ってくるタイミングで帰宅することもできます。

また、ママが多い職場でもあるので子どもや家庭の都合で休まないといけない時も、比較的相談しやすい環境といえます。

 

料理のレパートリーが増える

パートの場合、給食調理補助のお仕事がメインなので、野菜や果物を切るなどの下ごしらえなどの作業が多いとはいえ、形を整えたり、きれいに盛り付けたり、切りかたが上手になったりします。

献立の料理を覚えられるので、レパートリーが増えるという一面も。

季節の行事にあわせたイベント料理を自宅に取り入れることもできます。

また、職場によってはいくらか支払うと、給食を食べることができるところもあります。

お昼にお弁当を持っていきたくない!という人にもおすすめです。

 

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調理師免許の取得資格がとれる

パートの調理補助のお仕事は資格がない未経験からでも始められるお仕事ですが、パートであっても2年以上働けば調理師免許の受験資格が得られます。

調理師免許を取得して社員にステップアップすることも可能!

子どもが小さいうちはパートで働いて調理師免許を取得して、子どもが大きくなってきたら社員に…というキャリアアップの可能性もあります。

 

急な早退・欠勤に理解がある

残業など、時間外労働がほぼないのは魅力的ですね。

子どもたちのお昼ごはんに間に合わなければいけないので、出勤時間は早めなことが多いのですが、そのぶん帰りも早くなります。

ママパートさんが多い職場なので、小さなお子さんがいる家庭ではあたりまえの呼び出しや早退にも比較的寛容な職場が多いのもポイント。

お休みをしたぶん出勤できるときは交代で出勤したり、率先して人一倍働いたり、周りの方に気配りをしながら働くことも必要になりますが、

まわりのパートさんたちも子育て中だったり、子育てを経験してきているので、理解してくれる人が多いのです。

 

 

給食にかかわるお仕事は、どんな職場がある?

お仕事内容について説明してきましたが、働き先はどんなところがあるのでしょうか。


・給食センター

・調理補助サービスを提供している会社

・幼稚園、保育園、小中高にある給食室や、大学の食堂


なかなか園や学校に併設されている給食室の募集は少ないのですが、子どもたちが笑顔で元気に過ごしているところを見られたり、自分の作った給食で健康に過ごしているのだと思えばやりがいも感じられます。

大学の食堂は先生方の出勤や寮が併設されているところもあるので、他の職場ほど完全に長期休暇が休み、という学校は多くはありません。

ただ、短縮営業をしたり、1週間まるまる休み期間があるなど、やはりお休みは取りやすいことが多いので、条件が合えば検討してみても良いのではないでしょうか。

 

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給食パートの面接を受けよう

長い期間仕事を離れていた場合や以前とまったく異なる仕事に挑戦する場合など、初めて受ける面接に不安を感じる方は多いでしょう。

しかし、思い切って一歩踏み出してみることも大切です。以下にて、服装や面接で気をつけるポイントについて解説いたしますので、自信を持って面接に挑戦してみましょう。

 

面接に行く服装はどうすれば良い?

正社員の面接とは違い、パートの面接はある程度カジュアルな服装で構いません。もちろん、スーツを着用しても問題ありません。

どこまでカジュアルにしても良いか見極めが難しいかもしれませんが、常識の範囲内で判断してください。

例えば、襟付きのシャツの上にジャケットやカーディガンを合わせるスタイルは汎用性が高くおすすめの組み合わせです。

下はパンツでもスカートでも構いませんが、ダメージジーンズや派手な柄物などは避けるのが無難でしょう。

服の選び方も大切ですが、最も重視すべきポイントは「清潔感」です。

食品を取り扱う仕事ですから、清潔さに対する意識は必須と言えるでしょう。

 

給食パートの面接で気をつけるポイントは?

女性のパートが多くを占める職場で周囲の人と連携を取りながら働くことが多いため、面接では人当たりの良さが伝わるように心がけましょう。

また、なぜ給食に関する仕事を選んだのかを質問された場合は、「食育に興味がある」「子どもが好き」など具体的に答えられるようにしておくべきです。例えば、仕事に対する意欲を示すために、以下のような答え方をしても良いでしょう。

「子どもたちの成長を支えられる仕事として興味を持ちました。勤務時間や休日を家庭のスケジュールと合わせやすいので、長く働けそうな点に特に魅力を感じています。仕事を通じて、子どもたちの健康な食生活をサポートしたいです。」

 

 

まとめ

今回は、給食にかかわるパートのお仕事についてご紹介しました。

大変!という口コミもあれば、長く働けるし楽、という口コミもありました。

特におすすめなポイントは

・子どもが休みの長期休暇に一緒にお休みが取れる

・勤務時間が短いので早く帰宅できる

・調理師の資格を取ることもできる

反対に、大変なポイントは

・暑い/寒いなど環境が整っていない職場もある

・体力的にしんどい人もいる

・人間関係が大切

というところのようです。

大変なポイントはオフィスワークでも販売でもありがちなことなので、給食パートに限った話ではありませんが、子どもの長期休暇に休みが取れるのはなかなか見逃せないポイントです。

新型コロナ感染拡大時には、一斉休校で子どもが家にいるのに親が家にいられない、という家庭が多くありました。学校や園の給食のお仕事であれば、学校とスケジュールは一緒なので子どもと一緒にいることもできます。

感染症や自然災害などの際にもいち早くかけつけることができるので、安心感もありますね。

職場によっても募集条件が変ってくるので、まずはお近くのお仕事をチェックしてみましょう!

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