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美容師パート・バイトってどんな働き方?時給はいくらくらい/フリーランスとの違いは?【求人情報有】

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理美容・リラクゼーション

 

「美容師としてもう一度働きたいけど…今の年齢から雇ってくれるところがあるか心配。。」

「家事も子育てもしながらだと、美容師復帰は難しいかな……」

美容師として復帰することを考えると、不安も大きいですよね。

美容師といえば正社員というイメージがあるかもしれませんが、最近は、パートタイムや時短で働ける求人募集も増えています!

今回は、美容師のお仕事復帰を考えている方に、パート美容師の働き方についてご紹介します。

 

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美容師でお仕事復帰

 

一度美容室を離れてみて、次のお仕事は事務や接客にしようかな…と迷う方もいるかもしれません。

美容師としてお仕事復帰をするメリットは、どのようなところにあるでしょうか?

美容師としてお仕事復帰をする最大のメリットは、働き口が多いこと。

資格をもっていないとできない仕事のため需要が高く、多くのお店で求人募集が行われています。

また、時給が比較的高いという点もあります。時給については後述しますが、勤務地や仕事内容によっては都心部でも美容師の時給のほうが高いということもあります。

美容師の技術は一生ものですから、シニアになっても続けることができます。

このようなメリットが多いお仕事ですが、現実問題として、なかなかお仕事復帰が進んでいない業界でもあります。どうしてなのでしょうか。

 

 

なかなか産後復帰できない美容師職…どうして?

たくさんの求人募集があるにもかかわらず、ママ美容師の仕事復帰は困難な状況が続いています。いったいどうしてでしょうか?

2018年にIBAが実施したwebアンケート調査によると、90%以上のママ美容師が復職したいと思っているという結果が出ています。

同アンケートでは「子育て中のママが美容師に復職できない理由」として

・美容室の産休育休制度の整備が不足している

・ブランクによる不安、技術や知識不足を感じている

・条件が合う職場がない

という理由が回答されています。

多くの接客業に言えることではありますが、お客様の要望に応えやすいようフルタイムで働ける人を募集することが多かったり、限られた人数でお店を運営するため欠勤や遅刻早退の対応がされにくかったりします。

突然のお休みの可能性がある主婦に柔軟に対応できる職場は、まだまだ多くないのでしょう。

お仕事復帰をすることを考えた人は、どんなところを懸念に思っているでしょうか。美容師ママのリアルな声を見てみましょう。

 

 

ココが心配!ママの美容師復帰


急な残業が心配

閉店ギリギリにお客さんがきて残業になってしまったり、予約と来店が重なって休憩が取れないほど忙しかったり…美容師あるあるですね。

お客様対応が終わっても、掃除や備品整理をしたり、ミーティングをすることもあるため、帰宅が遅くなってしまいがちです。

子育てや家事と両立をしなくてはならない人にとって、残業が多い美容業界は復帰にハードルを感じる人が多くいます。

 

呼び出しがあるとお客様に迷惑をかけることになる

急な呼び出しがあると、予約のお客様に迷惑をかけてしまうことも。特にフリーランスで美容師復帰したママさんは、交代できる人がおらず困ってしまったということもあるようです。

 

土日出勤が必須にならないか心配

土日は来客数が多いため、出勤を頼まれがちですよね。

ただし、子どもの学校行事や発表会、部活動なども土日に集中しています。子どもの行事に参加ができなかったり、一緒に過ごす時間がとりにくいという面もあります。

また、子どもが小さい場合、平日は保育園や学童に預けられても土曜日はお休みで預け先がないという声もあります。

 

 

体力がもつか心配

立ったまま作業をしたり、シャンプー台やレジ、電話との移動が多かったり…体力面に不安があるという声も聞こえてきます。

時間や体力が心配な場合、正社員として復帰するのではなく、パート美容師として短時間勤務からスタートしてみるのもおすすめです。

 

技術向上ができるか心配

アシスタントを経験して出産のために退職したママからは、技術向上ができるのか不安という声もあります。

またアシスタントとしてお仕事復帰をしたとして、ゆくゆくスタイリストになるための研修や技術を学ばせてもらえるのか?

また、子どもの面倒を見られる時間帯に研修が受けられれば…という希望もあるようです。


 

このような理由から、美容師としてお仕事復帰をすることをためらってしまう人が多いようです。

特に、体力の不安や、急な残業・呼び出しが不安な人には、パート美容師として復職がおすすめです。

また、ママ美容師が働いているサロンでは、お互い様の精神で急なお休みや学校行事などでのお休みを相談しやすく、協力してもらいやすいことが多いのも人気のポイントです。

 

 

フリーランスとパート美容師の違いは

「家庭と両立して、美容師として働きたい!」というとき、パートではなく個人事業主(フリーランス)として働くことを選ぶ人もいます。

フリーランスとして働くのと、パート美容師として働くのはどのように違うのでしょうか?

 

フリーランスの美容師として働く

フリーランスの美容師とは、特定の美容室で社員として働くのではなく、個人事業主として仕事をすることを言います。

フリーランスの美容師として働く場合、仕事のやり方は2つ。1つは、業務委託としてスタッフを募集しているサロンで働くこと。2つめは、シェアサロンで場所を借りて働くことです。

 

業務委託として働くメリットは、サロンが仕事をする場所、設備(シャンプー台や薬剤など)、集客(広告)を負担してくれるところです。

スタイリングなどに必要な道具だけ準備すれば、すぐにお客様を受けることができます。

場所や薬剤、広告費用などがかかるため、収入は歩合を引いた施術売り上げの40~60%程度が相場といわれています。

指名予約がついた場合はインセンティブ制度を設けているところもあります。

 

シェアサロンで働く場合、まずはフリーランスの美容師を募集しているサロンを自分で見つける必要があります。

美容室としての場所(席など)を提供するところまでを行っているところが多いため、薬剤の購入や、集客(広告)は自己負担のことがほとんどです。

自宅の一室を使ってヘアサロンを開く人もいれば、既存店舗の場所だけ借りて店舗使用料を払いながらお仕事をする人もいます。

そのぶん、場所代以外かからないことが多いので、収入の相場は施術売り上げの80%程度と言われています。

 

 

どちらの場合でも、業務委託契約は雇用契約とは異なり就業日数・時間・休日を指定されることがないため、土日祝をお休みにして平日だけ仕事をすることが可能です。

子どもの休みにあわせて夏季休暇・冬期休暇など長期休みをとることもできますし、定年がないので70代、80代になっても働くことができます。

お客様の予約を受けた時間だけが勤務時間なので、予約が午後からであれば午前中は家事や子どものことをして、午後に仕事をして帰る…ということもできます。

 

反面、個人事業主として働くので自分でアシスタント等を採用しない限り1人で仕事をすることになります。急な欠勤や早退の必要があっても代わってくれる人がいなければ顧客の信頼を失いかねません。

教育してくれる人もいないので、ブランクが長い場合は最新の流行や技術を自学自習する必要があります。

また、正社員美容師のように雇用されているわけではないので、月給制ではありません。

売上がなければ給料が入らないので、怪我や病気で働くことができなかった場合、収入がゼロになってしまうこともあります。

反対に、担当したら担当したぶんだけ収入が増えていくメリットもあります。立地が良かったり広告が得意であったりすれば、なお稼ぎやすくなるでしょう。どこのサロンで働くかも重要です。

 

 

パート美容師として働く

パート美容師は、美容室やサロンに雇用されてパートタイムで仕事をする働き方です。

就業日数・勤務時間にある程度制限があるため、フリーランスよりも自由度は減りますが、そのぶん収入が安定しやすくなります。

アシスタントまでの経験の人でも、先輩スタッフから教育を受けたり、新しい技術を学ぶことができます。

まわりに同じような子育て中のママ美容師がいる場合、お互いにフォローし合って仕事をすることもできるでしょう。

また、会社の制度にもよりますが、有給休暇の取得ができたり、条件を満たせば雇用保険・社会保険に加入することもでき、怪我や病気をした場合でも傷病手当金を受け取れることがあります。

(※社会保険についてはサロンによって未加入のところもあるため、自分で国民健康保険に加入している人もいます。社会保険(介護保険、労災保険、公的医療保険、公的年金、雇用保険)加入を希望する人は、求人情報を確認したり、応募時に問い合わせてみることをおすすめします。)

また、フリーランスであれば確定申告が必要ですが、パート美容師であれば会社がまとめて年末調整をしてくれるメリットもあります。

福利厚生を利用しながら、安定した収入を稼ぎたい、という人にはパート美容師の働き方がおすすめです。

 

 

パート美容師の時給相場はどのくらい?

主婦向け求人サイト『しゅふJOB』で給与・報酬について調べてみました。

パート・アルバイトでは時給1000円~1600円という結果に。

アシスタント、スタイリストなどが含まれますが、都心・地方で大きな給与額差がなく、全国的にこのくらいが平均額となりました。

大都市以外では事務職や飲食店スタッフをするよりも高収入になりそうです。

業務委託・請負の場合、報酬形態は様々でした。

お店で提供しているサービスが定額の場合、1件担当したら〇〇円支払うと決まっていたり、フリー・指名などにより40~60%の還元をしたり、委託でも時給制を設けている場合もありました。

お仕事探しの際の参考にしてみてください。

 

職場はどう探す?

では、パート美容師のお仕事はどのように探したらいいでしょうか?

 

家の近くで探す

近隣で短時間で働ける人を探しているかもしれません。家の近くの美容室を探してみましょう。

もしも家の近くで仕事があれば、通勤時間もかかりずらいですし、働く前にどんな雰囲気のお店か、どんな顧客層か確認をすることができます。

 

求人サイトで探す

次に、多くの人が利用している『求人サイト』で探す方法です。働きたい勤務日数や勤務時間をもとに、希望条件にあう仕事があるか検索をしてみましょう。

「パート 美容師」などで仕事が出てくるかもしれません。

手前味噌ではありますが、主婦を採用したい会社の求人がたくさん掲載されている求人サイト『しゅふJOB』にもパート美容師の求人が増えてきています。よろしければこちらからも確認してみてください。

また、美容師の求人がたくさん載っているサイトもご紹介します。


・美容、治療、リラクゼーションの転職なら リジョブ

・全国エリアの求人が見つかる ホットペッパービューティーの求人サロン検索

・短時間/少日数のパート美容師を選ぶなら しゅふJOB

短時間/少日数の<パート美容師>のお仕事なら |しゅふJOB

 

仕事内容で探す

また、最近ではカットだけおこなう美容室や、カラー専門店などもできています。

カットが好きなのでカットだけで働きたいという人も、カラーリングだけやりたいという人も、ヘアセットだけやりたい人も、専門店を探して働くのもおすすめです。

また、少人数でチームワーク良く働きたい人は個人経営の店舗を選んだり、流行やブランドを取り入れながら働きたい人はチェーン店を選ぶこともできます。

また、顧客の年齢層と近いとウィッグ専門店では同年代の人が好まれ、美容師資格も重宝されます。

お店の雰囲気や、どんなお客さんを想定しているか、求人情報をじっくり読んで検討してみてくださいね。

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最後に

美容師はスキルさえ戻れば50代、60代、70代になっても続けることができるお仕事です。

美容室によってはお客様が同年代のお店もあるので、常に最新の知識や技術を持っていないといけない、という心配もありません。

手に職として長く仕事に活かすことができます。

「また美容師として働いてみたい!」とお考えの方は、まずはパートでお仕事復帰をしてみませんか?

 

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