気になる乳がんの情報収集、標準治療が重要?

家族・子育て

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今や2人に1人が、一生のうちに患うと言われている「がん」。
中でも、女性が患うがんのダントツ1位が「乳がん」です。

そこで今回は、自ら乳がんを患った経験を持ち、
『はぴきゃりアカデミー』の取締役を務める、
『はじめての乳がん』(亜紀書房)の著者、
土屋美樹さんに、お話を伺いました。

ここでは、
・元気な今、「標準治療」体験を読む重要性?
・代替医療を選択した患者さんは死亡リスクが高い!?
・土屋さんがオススメする乳がん闘病記は?
をご紹介します。

元気な今、「標準治療」体験を読む重要性?

女性にとって乳がんは、決して他人事ではない病です。
完璧な予防法が見つかっていない現時点では、
検査を受けて早期発見を目指すとともに、
元気なうちからお金、正しい情報の備えをしておくことが重要です。

特に乳がん治療に関する情報は、玉石混合であることが実情。
そのため、いかに正しい情報を収集できるかがカギとなってきます。

 

土屋さんは、5年前に乳がんを患い、
抗がん剤治療、全摘手術、乳房再建術を受け、こう言います。

「私は、乳がんに関する”情報”を収集する際に、
標準治療をベースに治療をしているかを重要視しています。
なぜ、標準治療をベースにした治療を受けているかに注目をするのかというと、
標準治療が現時点でもっとも治る確率が高い治療だから。」
と、話します。

そして標準治療を受けたからこその体験談には、
以下のような参考になるエッセンスが多いとのこと。


【「標準治療」体験記から得られるエッセンスとは?】

・どうやって自分の納得のいく治療プランにするのか?
・自分がガンを患ってしまったという事実をどう受け入れるのか?
・治療の副作用やストレスを軽減するために、どんな工夫が必要か?


※標準治療・・・「スタンダード」な治療という意味
→乳がんにおいては、手術療法、化学療法、放射線療法がこれにあたります。

 

代替医療を選択した患者さんの方が死亡リスクが高い!?

「乳がんは、女性のシンボライズな部分に
メスを入れる治療が避けて通れないため、
つい聞こえが良い代替医療をメインに治療をしたいと、
考えたくなる傾向があるようです。」
と土屋さんは話します。

実際、アメリカ・エール大学のチームが実施した調査によると、
代替医療を選択した人の割合がもっとも多いがんが「乳がん」だそうです。

特に高学歴、高収入な人ほど、
代替医療に頼る傾向が強いという結果が発表されています。

代替医療がいけないというわけではありませんが、
同大学の調査から、以下のようなことが言われています。


【転移がない比較的早期の乳がん患者の予後】

標準治療をメインに受けた患者さんに対し、
代替医療を選択した患者さんの死亡リスクは5.7倍


乳がんは、がんの中でも予後が良いとされています。

いざという時、きちんと治すチャンスを逃さないために、
標準治療を中心とした闘病記を読むことをお勧めしています。

 

土屋さんオススメの乳がん闘病記は?

ここで、土屋さんがオススメする、
「乳がん闘病記」を一冊ご紹介します。


『我がおっぱいに未練なし』
(川崎貴子著・大和出版)

著者は、2人の娘の母親であり、
働く女性のキャリアや恋愛・結婚、
女性活躍をテーマに活躍している「川崎貴子」さん。

この本では、乳がんの診断を受けた瞬間から治療の選択、
治療中の悲喜こもごもが書かれています。

中でも以下の3点は、
読者の皆さんに大いに参考になるのではないでしょうか?

・夫や幼い子どもたちに病気のこと、治療のことをどう伝えるのか?
・仕事関係者にどう伝えるか?
・治療、仕事、育児、家事との両立はどうすればいいのか?

土屋さんの乳がん仲間の中にも、
小さなお子さんの子育て中に、診断された人も少なくなかったようです。
そして、もれなくそんな方々が頭を悩ませるのが、
夫や子どもたちに病気のことをどう伝えるのか?ということでした。

「この本では、一緒に治療に挑む小さなプロジェクトメンバーに、
いたずらに不安を掻き立てるのではなく、
何をどこまで伝えればいいのか、
そんなデリケートな部分について実に参考になる内容です。」
と土屋さんは言います。

そして何より、この本は軽妙なタッチなのが特徴。

闘病記なのに、なぜかつい笑ってしまう内容なので、
読み物としても楽しめるのも魅力です。

 

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まとめ

妻であり、母であり、仕事をするワーキングママでもある主婦は、
仮に病気になってしまうと、
仕事も家庭も大きな影響を及ぼしかねません。

なってから考えるのではなく、
いざという時を想定して事前に準備しておくことは、
主婦の嗜みの一つです。

ぜひ、この機会に闘病記に目を向けて、
できれば夫や子どもと話し合う機会を設けると良いかもしれません。

 

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土屋美樹
「株式会社はぴきゃり」取締役
i-colorエグゼクティブトレーナー。

2012年に乳がんを患い、
抗がん剤治療、全摘手術、乳房再建術を経て現在に至る。

乳がん治療と仕事(キャリア)、
乳がん治療とお金の備え方をテーマに
講演やセミナーを実施。
著書に自身の闘病経験をもとに治療ノウハウをまとめた
『はじめての乳がん』(亜紀書房)がある。

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