黒糖いなり&夏やさいの甘酢漬け|食中毒を防いで暑い日もさっぱり♪主婦お助け時短レシピ
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レシピ
今年もそろそろ梅雨の時期がやってきますね。じっとり&暑くなってきたこの季節、心配なのは食中毒。
作り置きのおかずも家族に持たせるお弁当も(傷んだりしないかしら…)と、ちょっぴり不安になりますよね。
今回は、”食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせる!メニュー”を、料理家・露崎奈津子さんに教えていただきました!
いたみにくくてお弁当のおかずにもなるレシピばかりです!記事の末尾には、お買い物中に確認しやすい「お買い物リスト」を掲載しています。ぜひご活用ください♪
黒糖いなり&夏野菜の甘酢漬け
(調理時間目安:黒糖いなり…60分/甘酢漬け…仕込みに10分、漬け時間は除く)
黒糖を使うことで、より色味が増してコクのある風味のいなり寿司。手軽に作れて可愛い彩りになる、ミョウガなどの甘酢漬けを添えましょう。
一緒に食べるといなりをつまむ手がとまらない!何個でもいけちゃいますよ。
黒糖いなりのレシピ
材料(4~5人分)
◆黒糖いなり
お米……2合
油あげ……10枚
黒いり胡麻……大さじ2
<A:すし酢>
お酢……50ml
砂糖……大さじ3
塩 ……小さじ1/2
<B:油あげの味付け>
だし汁……4カップ(800ml)
黒糖……大さじ5
醤油……大さじ4
使用する調理器具
まな板、包丁、計量カップ・スプーン、ボウル、ザル、飯台(なければボウルで代用可)、しゃもじ、菜箸、お鍋、落し蓋(なければアルミホイルでも代用可)
黒糖いなりの作り方
1.お米は洗って水気を切り、少し少なめの水加減で硬めに炊く。
2.ボウルにAを合わせて、砂糖をよく溶かしておく。
3.鍋にお湯を沸かします。油揚げをお湯につけ、すぐにザルにあげる(油抜き)
4.油あげの粗熱がとれたら、2枚ずつ重ねて端からくるくると丸め、両手で挟むようにして軽く水気をとる。裏返して、同様にくるくると丸め、両手で挟んで再度軽く水気をとる。水気が切れたら、半分に切る。
5.鍋に油揚げとBを入れて火にかけ、沸騰したら落し蓋をする(アルミホイルでも代用可。油揚げが浮きあがってくるのでアルミホイルの上に小さな耐熱皿などを乗せる)。汁気がほとんどなくなるまで煮る。
6.油揚げをざるにあげて水気を切り、粗熱をとる。
7.飯台(なければボウルでも代用可)に炊けたお米にAを加えて混ぜる。お米の重みが増してツヤが出てきたら黒いり胡麻をふりかけて全体に混ぜる。全体に混ざったら、20等分する。
8.手水を少しつけながら、20等分しておいた酢飯を軽く握って、油揚げの中に詰めて形を整えたら…完成!
【!】いなりの形の整え方
油あげの袋の中に、酢飯を入れたら、まず2か所の角にお米を押し込んで端までお米をつめてから、全体の形を整えていくとキレイな見た目に整いますよ。
【?】油抜きの仕方
おいなりさんに使う油あげは、油抜きをしてあげるとおいしく仕上がります。油抜きをすると余分な油がとれ、えぐみやベタつきをなくせます。かつ、調味料の味なじみもよくなります。
特にお豆腐屋さんなどで買う手作り油揚げは油が多くついていることもあるので、油抜きをしてあげましょう。
ただし、スーパーで売っているおいなりさん用の油揚げはほとんど油もないので、普段はそのまま使うこともできますよ。
では、甘酢漬けも作っていきましょう!サッパリとして口直しにもぴったりです♪
夏野菜の甘酢漬けのレシピ
材料(4人分)
◆夏野菜の甘酢漬け
ミョウガ ……3~4パック
ミニトマト……1パック
キュウリ ……1本
<A:甘酢液>
お酢……1カップ(200ml)
砂糖……80g(大さじ8)
塩 ……小さじ1/2
使用する調理器具
まな板、包丁、計量カップ・スプーン、はかり、お鍋、ザル、ボウル、ピーラー
夏野菜甘酢漬けの作り方
1.ボウルにAをいれてよく混ぜておく。
2.ミョウガは縦半分にして、軸を三角形にきりとる。ミニトマトはヘタをとって半分に切る。キュウリはピーラーで縞模様に皮をむいてから、乱切りにする。
3.鍋にお湯を沸かしてミョウガをサッと茹で、ざるにあげて水気を切ったら、熱いうちにAの甘酢液に漬ける。
4.同じボウルにミニトマト、キュウリも加えて、30分~漬ける。完成!
■なつこ先生からのコメント■
いなり寿司は、面倒なイメージが強いですよね。でも、前日や時間のある時に油揚げを煮ておけば、詰めるのはオニギリよりも簡単!
冷凍もできるのでお弁当にも大活躍です。解凍するときは湯煎するか、冷蔵庫に移して解凍をしてから軽くレンジでチンしてくださいね。
ミョウガは甘酢に漬けると自然にピンクの可愛い色味になります。お子様にはミニトマトやキュウリのほかに、さっと茹でたパプリカや、ニンジン、カブなども食べやすくてオススメです。
出来立てよりも、一晩~二晩置いておくと味がまろやかになりますよ。保存は冷蔵で3日間程度です。
材料(お買い物リスト)
まとめ
今回は、”食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせる!メニュー”をご紹介しました。
食中毒で気をつけたいのは、まず「加熱」すること。そして殺菌作用のある唐辛子・お酢・梅干しなどの食材を利用することです。味付けもサッパリとするので、暑い季節でも食べやすい料理になりますよ。
まだまだ自宅がメインの生活が続く方も多いと思いますが、食中毒予防&夏バテ対策を意識してみてくださいね。
他にも!≫食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせるレシピシリーズ
今回お料理を教えてくれたのは…
露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰
東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・6歳の3児の母。
家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部