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次のシーズンはラクラク間違いなし!衣替え方法と衣装の収納方法♪

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整理整頓

今回は、お片付けサービス Goodwave代表 綾部奈美さんに”次のシーズンの時短にも繋がる♪衣替えの方法と衣類の収納”を教えていただきました!


早くも梅雨入りした地域も出てきており、半袖で過ごせる日も増えてきましたね。

そろそろ衣替えをしなきゃ…と考えている方も多いのではないでしょうか?

今回は衣替えのタイミングでやっておくといいことや、気をつけるポイントをお伝えします♪

 

衣替えの基本

換気しながら行う

衣類の入れ替えは埃がたつので、換気しながら天気の良い日に行うと良いでしょう。

 

オンシーズンの服は取り出しやすい場所に

クローゼット、押し入れ、ハンガー、引き出し…収納の場所や形態に関わらず、これから着るものは「取り出しやすいかどうか」を意識して配置しましょう。逆に、オフシーズンのものは取り出しにくい場所にしまっても大丈夫です。

 

オフシーズンのものは畳んで収納する

よく、ハンガーにかけてあるものはそのままかけたままにしがちですが「型崩れの気になるもの」「シワが目立つもの」を除いて、オフシーズンの間は畳んで収納しましょう。

そうするとスペースが空き、これから着る服をハンガーで管理できます。また、余裕を持ってしまうことができるので使いやすい収納となります♪

特にニット類は伸びやすいので、オフシーズンの間は畳んでの収納が望ましいです。

 

衣替えは整理のチャンス!服の整理をしよう

今までは、洋服を入れ替えることに絞ってお話をしてきましたが、実はこのタイミングで是非やってほしいことがあります。

それは「洋服の整理」です!

衣替えは季節に合わせた服の入れ替え時でもありますが、整理整頓のチャンスでもあります。シーズンが終わった服の整理方法をご紹介していきます!

 

シーズン終わりの服の整理方法

簡単な分け方

ズバリ、今シーズン着たか着なかったか、です。

よく着たものは出番が多いぶん、へたりもあるので状態チェックをして来年も着るか着ないかを判断しましょう。

冬のセールで買い足している方は、夏物と入れ替えたときにスペースに収まらない可能性があります。

基本的には新しく買った数だけ、古いものを手放すことを考えると良いでしょう。(もっと減らしたい方は1着買ったら2着手放すことを勧めています♪)

 

着なかった服について考える

着なかった服は、潔く手放せる方もいれば、着てないからこそ手放せない…!と思う方もいるでしょう。

このときに是非考えて欲しいのが「なぜ着なかったのか」です。

無理に手放す必要はありませんが、手に取らなかった理由を知ることはとても大切です。

着心地があまり良くない、前は着てたけど今は好きじゃなくなった、似合わなかった、サイズが合わない等、理由が必ずあります。

その理由とぜひ向き合った上で、これからの自分はどうしたいのか?を考えてみて下さいね。

 

手入れをしても着たいものかを考える

秋冬ものは毛玉のつきやすいものも多いので、綺麗な状態にしてしまいましょう。

次のシーズン、気持ちよく着れるようにしておきたいですよね♪

もし、こんなにたくさん手入れをするなんて面倒!と思ったら、それはもしかしたらあなたの管理できる量を上回っているからかもしれません。

この観点でも、ぜひ見直してみて下さい。

 

 

服の保管について

服の整理が終わったら、来年まで状態をよく保つために、湿気や防虫対策をして収納しましょう。

梅雨に入ると湿度がグッと上がり、次に着ようと思ったら服がカビてる!虫に喰われてる!なんてことにならないよう、収納場所や対策グッズの使い方をお伝えします♪

 

湿気対策

除湿剤を使う

普段締め切っているような場所や、湿度の高い場所には除湿剤を置いておきましょう。

クリーニングのビニールは取る

埃がつかないから付けたままの方が良いのでは?と、クリーニングから返ってきてもビニールをかけたままにしがちですが、空気の循環が悪くなるため取ることが原則です!(中には保管もできるタイプのカバーもあります。気になる場合はビニールの注意書きを読むかお店に確認しましょう)。

埃対策には「衣類用カバー」を使用しましょう!

ベッド下収納・クローゼット内は要注意!

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。その汗の逃げ場がベッドの下となるため、実はベッド下は湿度要注意ゾーンです。

特に引き出しになっていて隙間がないものは、空気の通り道がないため湿気がこもりがち!クローゼットも同様です。

ベッド下・クローゼットに収納するときのポイント

①除湿剤、乾燥剤を入れる(置く)
②通気性の良いケースに収納する
③引き出し・クローゼットの扉はときどき開けたまま空気が入れ替わるようにする

 

防虫対策

服の保管のためによく使う防虫剤、せっかくなら正しい使い方をしてより効果が発揮できるようにしましょう♪

 

防虫剤はどこに置く?

防虫剤は下にいく性質があるため、必ず服の上のほうに置いてください。

防虫剤には「適正量」がある!

防虫剤はたくさんいれれば効くかというとそうでもなく、少なすぎても役目を果たしません。

防虫剤には適正量があるのですが、ポイントは洋服の量ではなく、収納の大きさで決まるというところです。

防虫剤を購入したら、各メーカーの適正量をチェックした上でいれましょう。

 

まとめ

 

衣替えで大切なことは、これからの季節に適した服を使いやすく収納することと同時に、次のシーズンに気持ちよく着られるように準備をしておくことです。

シーズンオフの服の場所を決めて仕分けし、服の量を自分が管理できる量に絞っておくと、洋服1人分なら10分もかからず衣替えができ、時短にも繋がります。

買う時に気をつけたり、ときどき見直したりすることで、自分の手に負える服の量に調整する習慣をこの機会につけておきましょう。

これから大活躍の夏服は、セールになるのが早く、冬服に比べてお手頃価格になることが多いので買い過ぎに注意です!

 

今回、教えてくれたのは…

綾部 奈美(あやべ なみ)/整理収納アドバイザー

大好きな「引き寄せ」の考え方と、整理収納という分野が深く関わっている事を実感し、整理収納の世界に魅了されていく。整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリストなど複数資格を所有。「家が一番癒される場所」そう感じてもらえるような家づくりを目指す。神奈川・東京・埼玉・千葉を中心に少数精鋭のチームでお片付けサービスを行う『Goodwave』代表。

お片付けサービス Good Wave HP 
Instagram:@oidonwa73
アメーバブログ「家を一番癒される空間に!」

 

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