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お子様の野菜嫌いも克服!?たくさん野菜を食べられる「パパッと野菜ミートグラタン」*しゅふお助け時短レシピ

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レシピ

夏休み真っ只中。毎日ご飯のメニューを考えるのも大変!

普段は栄養バランスばっちりの給食に助けられているご家庭も、夏休みはそうはいかないですよね。

「自宅だと甘えもあって、なかなか野菜を食べてくれない」というママさんの悩みにお応えして、今回は”子どもがたくさん野菜を食べられるレシピ”を家庭料理教室主宰・露崎奈津子さんに教えていただきました♪

このレシピの最後には”子どもの好き嫌いへの向き合い方“のコラムも連載しています。

 

パパッと野菜ミートグラタン

【調理時間目安:約20分】

電子レンジで作るホワイトソースと、市販のミートボールで作るミートソースで、暑い夏でも簡単グラタン!

 

 材料(4人分)

A(バター・薄力粉……各20g)
牛乳……250ml
塩……少々
市販のミートボール……2袋(240g)
お好みの具(冷凍野菜、きのこ、トマト、パスタ、ツナ、ベーコンなど何でもOK!)
ピザ用チーズ……適量
【あると良い材料】パン粉・粉チーズ……各適量

 

作り方

<ホワイトソース作り>
1、耐熱容器にAを入れ、ラップをせずに電子レンジで30秒加熱する。

2、泡だて器でよく混ぜ合わせてから牛乳100mlと塩を加え、更に良く混ぜる。

3、ふんわりとラップをして再度電子レンジで1分加熱する。

4、取り出してぐるぐると良く混ぜ、残りの牛乳を加えて混ぜ、再度レンジに1分かける。

5、全体がなめらかになり、好みのとろみになるまで④を数回繰り返す。

 

<ミートソース作り>
6、市販のミートボールは袋の上からよくもみ、塊を潰して全体をペースト状にする。

 

<グラタン作り>
7、お好みで用意した具は、茹でたりレンジ加熱などをして火を通しておく(生でも食べられる食材はそのままでOK)。

8、耐熱皿に具を並べ、上記で作ったミートソース、ホワイトソースを順にかけ、ピザ用チーズを散らしたら、パン粉と粉チーズをかける。

9、オーブンかトースターの最高温度で表面に焼き色がつくまで加熱する(目安は250度で10分、200度で15分位)。

 

 なつこ先生からのコメント 

まろやかなホワイトソースとチーズ、そしてミートボールの甘さで、子供の好きな味付けと組み合わせることで食べやすくなります。
苦手な野菜だけではなく、パスタやじゃが芋など、好きな具材も入れて、一緒に口に入りやすくするのがオススメ!
パン粉と粉チーズのカリカリした食感も子供ウケがいいのと、ピザチーズだけよりも焼き色がきれいにつきやすいので、あれば是非たっぷりかけてみてください。

 

 

子どもの好き嫌いへの向き合い方(1回目/全3回)

「子供が野菜を全然食べてくれない」「緑色の野菜だけキレイによける」

…そんなお悩みを持つ親御さんは少なくないと思います。

私が行っている「献立代行&レシピ提供サービス」を利用して頂いている方の中でも、なんとか子供に野菜を食べて欲しい、ということでご依頼いただくことが沢山あります。

そういった皆さんの声や、普段料理教室で色んなお子さんと接していて、また我が子3人を育てながら日々感じ、かつ実践している私なりの「子供の好き嫌いへの向き合い方」について、実例も交えながらお話していきたいと思います。

さて、早速今回のテーマと相反する話になってしまいますが。。。

お子さんに何とか野菜を食べてもらうために「子供が野菜を食べてくれるレシピはないか」「何とかうまく隠せる方法はないか」と探したくなりますよね。

でも大事なのは「何を食べるか」より「どう食べるか」。

そのポイントを大きく3つに分け、全3回でご紹介していきます。

 

今回はまず1回目。今回お話したいポイントは、「美味しく食べている姿を見せる」ことです。

やることは簡単!子供に「食べなさい」という代わりに、自分が食べるだけです。

ところで、皆さんは、家でお子さんと同じタイミングで食事をとっていますか?

朝や仕事帰りなど時間に追われている時や、家事が溜まっていてバタバタしている時は子供優先になりがちだったり、パートナーの帰宅に合わせて大人は子供が寝た後に食べる……といった習慣の方もいるかと思います。

ただ、1日1回、もしくは土日だけでも、親子で一緒に食事をする。それだけでお子さんにとって食べる時間の意味が全然違ってきます。

そして、子供が食べない食材でも食卓には出して、親が食べる姿を見せる。

毎回「一口は食べてね」と言い続けるよりも、親が「美味しいなー」と言って食べていると、ある日ふとスイッチが入る瞬間が訪れたりします。

私自身、全く食べられない食材はないのですが、夫や子供が食べることで好きになったものが結構あります。

例えば、生のキュウリやトマト。あまりそのまま食べる習慣がなかったのですが、次女は1歳の時から1パックまるまるミニトマトを食べるくらい好きで、そんなに食べるのなら美味しいのかも。。。とつられて食べるようになりました(笑)

保育園では食べるんだけど……という話もありますが、こういった食事時の周りの環境が大きいと思います。

そのため、例えば親に苦手な食べ物があっても、お子さんが食べるのであれば作ってあげてください。(それも、食べっぷりを見ていると親も食べられるようになるかも!)

逆に、子供に「嫌い!」と言われたから…と全く出さなくなると「嫌だと言えば食べなくてもいいんだ」と思ってしまい、その食材への関心もどんどん薄くなってしまいます。

数か月後・半年後・1年後、といったペースでも構いません。「食べなくても、親子一緒の食卓で美味しく食べている姿を見せる」ちょっと試してみてください♪

 

続きは次週☆お楽しみに!

今回お料理を教えてくれたのは…

露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰

東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・7歳の3児の母。

家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
”献立”つくります!レシピ立案サービス

 

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