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【布団のダニ対策】涼しくなった秋も要注意!「干しても意味がない」噂を検証

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お掃除

梅雨などのジメジメの時期によく耳にする「布団のダニ対策」。

実は季節問わず、1年中ダニ対策は必要なんです!

対策方法についてはたくさんありますが、身の回りにあるモノですぐに実践できる方法をご紹介♪

今回もInstagramで人気! あささん(@asa3kurashi)に教えていただきました。

干しても意味がない?本当に効く布団のダニ対策

 

皆さんは寝具のダニ対策はどのようにしていますか?

ベッドや布団などの寝具まわりは、人の皮膚のかすや適度な温湿度があるため、室内で最もダニが好む場所なんです。

でも、ダニをそのままにしておくと、アレルギーをはじめとする体の不調が発生しやすくなるので、できるだけ対策していきたいですよね。

 

布団のダニ取りといえば、晴れた日に布団を天日干し&布団叩きが一般的です。

でも実は、天日干しをしても頑張って布団を叩いても、ダニが駆除できないどころか、むしろ逆効果なこともあるんです。

その理由と効果的なダニの駆除方法について解説していきます!

 

天日干し&布団叩きがダニ対策には意味がない理由

天日干しがダニ対策に効果的ではない理由は、ダニが死滅する温度にあります。

ダニは、50度で20分、60度では一瞬で死すると言われています。

つまり、天日干しだと必要な温度まで達しないため、布団の中にいるダニを死なせることができません。

天日干しが全く意味がないかというとそうではなく、ダニは乾燥した環境を嫌うので定期的に天日干しして布団の中まで乾燥させることで、繁殖しにくい環境にすることができます。

 

また、布団叩きはできればやらないほうが良いでしょう。

それは、布団を叩くことでダニやダニのフンが細かく砕かれ、布団の表面に出てきやすくなるから。

布団を叩いている間や就寝時に、粉砕されたダニの成分を吸い込んでしまうことになるのです。

ダニはしっかり加熱&叩かずに掃除機で吸い込むのが一番効果が高い方法です。

 

おうちでできる効果的なダニの駆除方法

①布団乾燥機を使ったダニ対策

布団乾燥機を使うととっても簡単にできます。

布団を加熱してダニを死滅させたあと、布団に残ったダニの死骸やフンを掃除機で吸引するだけ、です。

 

<ポイント>

・布団乾燥機を50度以上に設定、またはダニモードで布団を加熱

・掃除機でダニの死骸やフンを吸引する

・敷布団、マットレスの裏や掛け布団も吸引する(ダニは熱いと布団の裏側に逃げることもあるので、時間があるときは表と裏の2回繰り返すとより効果的)。

 

 

 

②布団乾燥機以外の方法

夏の暑い日に、車内に布団を入れて加熱する。
 →真夏の灼熱になる車内に布団を置いて1〜3時間放置、掃除機で吸引する。

コインランドリー(50度以上)で乾燥させてから掃除機で吸引する。

この2つの方法は布団を丸ごと加熱できるので、ダニ対策の効果も高く、布団自体もふわふわになるのでオススメです。

 

まとめ

私自身、布団のダニ対策といえば天日干しと布団叩きだと思い込んでいたので、ダニが死ぬ温度を知ったとき、「これまで全然ダニ駆除できてなかったな」と思いました。

布団乾燥機を使ったダニ駆除は3ヶ月に1回のペースで、布団の掃除機がけはできれば週1ペースで続けると、布団にいるダニの繁殖を抑えることができますよ。ぜひ無理のない範囲でやってみてくださいね。

 

今回、お掃除を教えてくれたのは…

あさ/お掃除好きの主婦ライター

4歳と1歳の母でライター。子どもが産まれてはじめてまともに家事をするようになり、料理は苦手だけどお掃除は好きだと気付く。2020年にお掃除スペシャリスト検定のクリンネスト1級取得。ライターのお仕事やSNSで誰でも簡単にできるお掃除について発信中。

Instagram:@asa3kurashi
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