常備野菜の「●●だけ」レシピ～じゃが芋編～＊しゅふお助け時短レシピ
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連休が明けて、お休みモードから一転、日常が戻ってきました。
次の祝日は7月。次のお休みの楽しみを考えながら生活したいですね♪
食費節約の為、”詰め放題・箱買い”などのワードにつられて、ついつい大量購入しがちな常備野菜。
気が付くと、余らせてしまうことも多いのでは？
余らせがちなお野菜代表「じゃが芋・ニンジン・キャベツ」の大量消費方法を「常備野菜の「●●だけ」レシピメニュー」と称して家庭料理教室主宰・露崎奈津子さんに教えていただきました♪
じゃが芋
＜じゃが芋の保存方法と食べ方の注意＞
じゃが芋は、風通しのいい冷暗所で常温保存が基本ですが、意外とカビやすかったり、夏場など気温の高いところでは芽が伸びやすい野菜。長く日持ちさせたい時は、敢えて最初から冷蔵庫保存も1つの手です。
また、長期保存した結果、すでに皮が緑色に変色していた場合も。
これは、光によってじゃがいもの「天然毒素」が増えてしまったことが原因で起こります。
緑に変色した部分には「ソラニン」や「チャコニン」という種類の天然毒素が多く含まれており、食べてしまうと吐き気や嘔吐、下痢などの症状を引き起こすため廃棄するようにしましょう。
同じく、じゃが芋がくぼんでいる部分にある「芽」にも同様の毒素があるので、ピーラーの突起や包丁のアゴ部分でぐるりとくり抜くように取り除いてください。
１、皮つき焼きフライドポテト
揚げてないのに、お店のポテトそのもの！ホクホクな食感とバターの風味がたまりません。
材料（4人分）
じゃが芋……3～4個（400～500g）
バター……40g
塩コショウ・パセリ・バジルなど……適宜
作り方
１、じゃが芋は洗って、濡れたまま皿にのせて電子レンジ（600w想定）で3分ほど加熱。裏返して更に3分加熱する（竹串がなんとかやっと通る程度の、やや硬めがちょうどいい。丸ごと鍋で12分くらい茹でてもOK。）
２、皮つきのまま6～8つのくし切りにする。
３、フライパンにバターを溶かし、焼き色がつくまで動かさないように注意して片面を焼き、ひっくり返してもう片面も焼く。
４、お好みで、塩コショウやパセリ、バジルをふって皿に盛る。
なつこ先生からのコメント
多めのバターで表面をカリっとさせて仕上げるイメージです。
電子レンジでしっかりと火を通してしまうと、焼いている間に崩れてきてしまうので、できるだけ硬め＆あんまり動かさないようにして焼く、というのを意識してやってみてください！
２、マッシュポテト
焼いたり煮たりと、色んな調理法の肉にもお魚にも合う付け合わせとして。
材料（4人分）
じゃが芋……2個
粉チーズ……大さじ4
牛乳……50ml～
塩・粗びき黒コショウ……適量
作り方
１、じゃが芋はよく洗い、濡れたままポリ袋に加えて電子レンジで6～7分位、竹串が通るまで加熱する（途中で一度裏返すと加熱ムラが起きにくい）。
２、皮をむいてボウルに入れ、マッシャーでなめらかになるまで練らないように潰す。
３、粉チーズを加えて混ぜ、牛乳を加えながら好みの固さにのばし、塩適量で味を調える。
４、器に盛り、粗挽き黒コショウをふりかける。
なつこ先生からのコメント
そのまま潰すだけでもOKですが、裏ごすと滑らかで口当たりがよくなります。
付け合わせだけでなく、余ったらツナやハム、野菜を混ぜて立派なおかずの1品としても成立します。
３、ガレット
カリッとした食感と、ちょっとオシャレな見た目が食欲をそそる1品です。
材料（4人分）
じゃが芋……2個
片栗粉……大さじ2
塩……少々
オリーブオイル……大さじ2
（お好みで）ケチャップ……適量
作り方
１、じゃが芋は皮をむいて千切りにする（スライサーでもOK。水にさらさないこと）。
２、ボウルに千切りのじゃが芋・片栗粉・塩を加えてよく混ぜる。
３、直径20cmくらいのフライパンにオリーブオイルを加えて中火で熱し、ボウルの中身を広げる。
４、フライ返しなどで押し付けながら5分位火を通し、全体に焼き色がついてカリッとなったら裏返す。
５、更に5分ほど焼いて皿に取り、食べやすい大きさに切ってお好みでケチャップを添える。
なつこ先生からのコメント
しっかりと押し付けて焼くことで、香ばしく、かつバラバラに崩れないガレットができます。お弁当のおかずとしてもオススメです。新ジャガイモなら、皮付きでも美味しいですよ。
↓じゃが芋の皮むき・切り方はこちら！
まとめ
常温で長期保存でき、おかずにも主食にもなる「じゃが芋」。
老若男女問わず食べやすく、ボリュームも出せる便利な食材ですよね。
切ったり皮むきが面倒なじゃが芋も、皮ごと食べたり、電子レンジを利用することで時短やバリエーションの変化に繋がります。ちょっと買い物に行けなかった時や、ちょっとおかずが物足りない時の1品として是非活用してみてください。
今回お料理を教えてくれたのは…
露崎奈津子（つゆざき なつこ）／家庭料理教室主宰
東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳～小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・7歳の3児の母。
家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
”献立”つくります！レシピ立案サービス
家事スキルをお仕事にしちゃおう！家事代行のお仕事を見てみる｜しゅふＪＯＢ
この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部
