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しゅふJOB しゅふJOBナビ はたらく知識 「そろそろ働きたい」にぴったりな派遣の働き方 ~メリットとデメリットをよく知って~

「そろそろ働きたい」にぴったりな派遣の働き方 ~メリットとデメリットをよく知って~

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働き方

「そろそろ働きたい… でも、子どものことを優先したいし、無理はできない」
「子供の習い事や塾の費用も必要…そろそろ仕事したほうがいいかな」
「仕事をやめてからずいぶん経つし、いまさら私にできる仕事はあるのか不安…」

こんな「そろそろ働きたい」の悩みに寄り添う働き方のひとつが「派遣」です。
・パートやアルバイトよりも高い時給
・生活に合わせた柔軟な働き方
・職場の選択肢の豊富さ
自分で仕事探しをしなくても派遣会社がサポートしてくれるのが派遣。

でもその一方で、「派遣ってなんとなく不安」「よくわからないから避けてしまう」という声もまだまだ多いのが実情です。
この記事では、他の働き方と比較しながら、派遣のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。
あなたらしい働き方を見つけるヒントにしてください。

「派遣」のお仕事を見てみる|しゅふJOB

働く主婦の選択肢は多様!ライフスタイルに合った働き方」を知ろう

主婦が仕事を探すとき、大切なのは 「家庭」と「仕事」のバランス。ライフスタイルは人それぞれで、時間とともに変化もします。

その時々のライフスタイルにあわせて働き方を変えられるように「多様な働き方」がいま、必要とされています。たとえば、

・子どもが小さい時期は、扶養内で短時間でちょこっとワーク
・少し手が離れてきたら、時短で週5勤務のゆるっとワーク
・正社員を目指しながらフルタイムのてきぱきワーク

ここで、いまのあなたにあった働き方をみつけられる簡単な診断をしてみましょう。

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いかがでしたか?
実は、派遣は様々な働き方が選べるんです。

気になるのはやっぱりお金! 平均時給の比較

・自宅から通いやすいエリア
・保育園や幼稚園に近いエリア
・生活圏外のエリア など

教育費、住宅ローン、食費、物価上昇… 主婦が働く理由の多くは、「家計の足し」。
仕事をするならやっぱり「どれくらい稼げるの?」と気になるのは当然。
派遣社員とパートの収入はおおよそ次のような違いがあります。

【パート・アルバイト】

時給は 1,100〜1,300円 、扶養内中心だが、昇給機会は少なめ

【派遣(事務職)】

時給は1,500〜1,800円、スキル次第で2,000円以上も可能

【派遣(専門職)】

時給は2,000〜2,800円、高いスキルと経験を活かして高収入

例えば、三大都市圏での事務職の場合、派遣社員の平均時給は1,696円、パート・アルバイトは1,345円、一日6時間、週4日働いたとして、収入はこれだけ差が出ます。

派遣(事務職) パート(企画・事務・管理系)
時給 1,696 円 1,345 円
月収 約 176,000 円 約 140,000 円
年収 約 2,115,000 円 約 1,677,000 円

出典 
派遣社員 : 2025年12月エン派遣「三大都市圏 募集時平均時給レポート」 
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2025/43711.html
パート : 2025年12月度エンゲージ「全国アルバイト・パート募集時平均時給調査」
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2025/43711.html

派遣なら短い時間でもしっかり稼げることは、家計を支える主婦にとって大きな魅力です。
また、扶養内の調整も可能。家計のゆとりを生む、強い味方になってくれます。

働く時間・場所・仕事内容を選べる!柔軟な働き方

子どもの学校行事を優先したい、子どもの夏休み期間中は家庭に集中、家から近いところで働きたい・・・
いま派遣で働いている人たちが派遣で働く理由で最も多いのは「働く時間や時間帯を選べるため」。
その他に「勤務地を選べるため」「働く時間や期間を選べるため」など、ライフスタイルにあわせて柔軟に働けることが理由の上位になっています。

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出典 (一社)日本人材派遣協会 2025年度派遣社員WEBアンケート調査   https://www.jassa.or.jp/know/library/questionnaire/

主婦にとって家族の状況にあわせて希望する条件で柔軟に働けることは何より大切。
派遣であれば家庭と仕事を無理なく両立できます。

未経験OK!ブランクがあっても再スタートしやすい

法律で、派遣会社は派遣社員への教育研修やキャリアコンサルティングをしなくてならないこととされています。
派遣社員になるとそれらを無料で受けることができます。eラーニングで受けられるものも数多くあります。
この派遣会社の実施する教育研修を活用して、基本的なPCスキルを身につけ未経験からオフィスワークにデビュー、さらに経理やITなどのスキルも獲得して高時給のお仕事にステップアップも実現可能です。
最近ではChatGPTなどAI関連の研修も用意されていることがあります。

派遣会社がサポートしてくれる

職場で困ったことがあれば、「派遣会社に相談できる」ことは大きな安心。たとえばこんなことを派遣会社がやってくれます。

・ 企業との条件交渉を代行
・派遣先(勤務先)でのトラブル、職場環境などの相談
・キャリア相談や新しい仕事の紹介

また、家族の事情で遠方に引っ越すことになって、今の派遣先(勤務先)をやめないといけなくなった、そんな時にもまず派遣会社に相談してみましょう。

全国に支店がある派遣会社であれば、引っ越し先でのお仕事探しもスムースに始められますよ。

派遣ではたらくときの3つの不安をしっかり解消!

でも、初めて派遣で働こうと思ったら、いろんな不安もあると思います。
ネットやSNSで調べてみると膨大な情報が出てきます。
よく目にする不安につながりそうな情報を見てみましょう。

不安① 「時給○○円って書いてあるけど、派遣会社がそこから手数料をとるんでしょ?」

いいえ、100%あなたのお給料です。
「時給○○円」とあった場合、その100%があなたのお給料です。
そこから、個人で負担しなくてはならない社会保険料や所得税がある場合は、それらを引いた残りがいわゆる「手取り」となります。
あなたに払うお給料は、法律で同一労働同一賃金が義務付けられていて、派遣先(勤務先)の同じ仕事をしている人と同じ待遇か、派遣会社との労使協定で地域や職種別に定めた賃金にすることになっています。
その金額に派遣会社が負担する労働社会保険料、あなたが有給休暇をとったときに支払うお給料、その他、募集広告の費用や福利厚生、教育研修費用など派遣会社の諸経費を合わせたものが派遣先が派遣会社に支払う派遣料金にあたります。
派遣先(勤務先)また、万一、派遣先(勤務先)の都合で契約途中でお仕事がなくなってしまった場合に支払われる休業補償などもこの経費に含まれます。
派遣先(勤務先)お給料の割合は派遣料金のおよそ70%を占めます。残りの30%、つまり派遣料金と時給の差額の割合(いわゆる「マージン率」※)は、労働者派遣法によって公開が義務付けられており、料金の透明性が高まっています。
※派遣先(勤務先)各社のいわゆる「マージン率」は厚生労働省の「人材サービス総合サイト」でも確認することができます。
https://jinzai.hellowork.mhlw.go.jp/JinzaiWeb

不安②「派遣って、突然“派遣切り”されて収入がなくなったりするんでしょ?」

いいえ、もし途中で契約が終了しても「休業補償」があります。
SNSなどでよく見る「派遣切り」、実は「契約終了(契約満了)」と誤解されていることが多いのです。まずそれぞれの違いを整理してみましょう。

○「契約終了(契約満了)」
あらかじめ決められた契約期間が終了すること。更新の有無は事前に派遣先(勤務先)と派遣社員の双方に意向を聞いて決定します。

○いわゆる「派遣切り」
派遣先(勤務先)契約期間の途中で、あなたのせいではなく、派遣先(勤務先)の都合で仕事が終わってしまうこと。これを法律の用語では「中途解除」といいます。契約には派遣先(勤務先)と派遣会社との間の派遣契約と、派遣会社と派遣社員の間の雇用契約があります。
万一、派遣先(勤務先)の都合で派遣契約が途中で終了した場合でも雇用契約はそのままとなりますので、休業補償(平均賃金の一定割合) が支払われ、収入が突然ゼロになることはありません。

また、派遣契約の中途解除が発生した時には、派遣会社はすぐに状況を把握し、あなたの希望や条件を改めて確認したうえで、できるだけ早く次の派遣先(勤務先)を紹介してくれます。
自分で求人を探し、履歴書を書き、応募して面接を受けるという必要はありません。
家庭と両立して働く主婦にとって、この「仕事探しを代行してもらえる」仕組みは大きな安心材料です。

過去の大不況時に派遣の仕事が突然なくなり、派遣会社の寮にも住めなくなり、次の仕事もなかなか見つからない、その時に使われた「派遣切り」の印象がいまも残っている方は少なくないでしょう。
しかし、現在は、派遣社員の雇用を守るルールは強化されています。派遣は「切られやすい働き方」ではなく、「守られながら次につながる働き方」へと変化しています。

不安③「派遣だと、有給休暇、産休・育休って取れないんでしょ?」

いいえ、取得できます。妊娠がわかった時点で派遣会社に相談することが大事!
○産前・産後休業(産休):雇用形態に関係なく、働く女性の誰もが取得できます。
派遣会社の健康保険に加入していれば、産休中に出産手当金ももらえます。

○育児休業(育休):「復職の意思」があって、子どもが1歳6ヶ月になる日までに雇用契約の終了が明らかな場合を除いて取得できます。
「更新されるかどうかわからない」場合でも取得できることが多いので、出産後も仕事をしたいなど復職の意思がある場合は、派遣会社に産休を取るときにあわせて相談しましょう。

デメリットに思えることも考え方次第!しっかり対策をすれば大丈夫

派遣の働き方には、正社員と比べてデメリットとされていることもあります。
でも、それをきちんと理解したうえで対策をしておけば怖くありません。

デメリット①「契約期間が限られている」

派遣会社からの紹介が途切れないように、無期雇用派遣を選んだり、スキルを磨いたりしましょう。複数の派遣会社に登録しておくのも一つの手段です。

デメリット②「同じ勤務先の同じ部署には最長3年までしかいられない」

3年ごとにリフレッシュ、いろいろな会社を見られるチャンスでもあります。新しい業界や新しい職種、部署を経験することで次のお仕事の選択肢も広がります。また、合わない職場でも「期間限定」と割り切れるので気が楽という側面もありますよ。

デメリット③「責任ある仕事はまかされない」

仕事を持ち帰らずに定時でサッと帰れるのは家庭優先で働く主婦にはメリットでもあります。でも、将来的に責任ある仕事をしたいなら、通常の派遣で肩慣らしをしたあと、正社員を目指して紹介予定派遣を選んでみましょう。

デメリット④「ボーナスがない」

会社によりますがボーナスは業績に連動しているため正社員でも出ないことがある不確実なものです。一方で、派遣は働いた分だけ確実に収入になり、見通しが立てやすいともいえます。スキルを磨いて高時給の職種で一気に稼ぐ、というのも。最近は、法改正により「ボーナス相当額を含んだ時給」に設定されていたり、賞与が別途支給される派遣会社もあります。

派遣は「妥協」ではなく「未来につながる働き方」

主婦にとって大切なのは、家族も自分も大切にできること。
派遣は、次のような価値を提供します。

* 家計に余裕が生まれる
* キャリアの選択肢が広がる
* ライフステージに合わせて働ける

派遣で働くメリット・デメリットを理解し、派遣会社を味方につけることで派遣の良い面を最大限活かせます。
「いまの自分に無理がなく、未来の自分に希望がある」
その両方を実現できる働き方です。

まとめ:賢く働きたい主婦には派遣が最適な選択肢!

★高時給
★安心のサポート
★働き方の自由
★スキルアップ、キャリアアップに強い
★安定につながる制度「無期雇用派遣」

主婦の「働きたい」に寄り添い、長く、自分らしく働き続けられるのが派遣という働き方。

「派遣で働く」という選択肢を、あなたの味方にしませんか?

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※記事内容は執筆時点の情報に基づきます

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この記事の監修者

一般社団法人 日本人材派遣協会

日本人材派遣協会のロゴマーク 派遣社員向けのキャリア形成プログラムや、会員企業向けの法令セミナーなどを実施し、 会員企業が行う派遣社員のキャリアアップやスキル向上の支援や法令遵守をサポートすることで、 派遣業界の健全化と信頼性向上を目指し、派遣社員が安心して働ける環境づくりを推進しています。
(派遣協会HP)https://www.jassa.or.jp/
(派遣協会YouTube)https://youtube.com/@jassa.official.youtube
(夢キャリサイト)https://www.jassa.or.jp/seminar/work-lifecareer/
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