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主婦におすすめ!子育てしながら勉強できる人気の資格とは?

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仕事の探し方

 

「今はまだ子育てが忙しいけれど、いずれ手が空くようになったら復職したい!」

そんな風に思っている主婦の人は多いのではないでしょうか。

来たるその日のために、限られた自分の時間を活用して、仕事に役立つ資格を取得しておくのも賢い方法です。

今回は、パート就職に役立つ・有利になる資格とは?をご紹介します!

手当たり次第に取ればいいわけではない?資格の種類

資格には、大きく分けて3つの種類があります。


その1 国家資格

医師、看護師、保育士、弁護士、会計士、宅地建物取引士など

それぞれが職能に直結している資格が多い。仕事の役に立つというよりも、ほとんどがその仕事に就くためには取得必須となっている。

その2 公的資格

日商簿記、秘書検定、ビジネス能力検定、ツアーコンダクターなど。

商工会議所などの、国の認可を受けた団体が発行する資格。信頼性が高く、持っていることでかなり有利に働くこともある。

その3 民間資格

パソコン検定、会計ソフト試験、手話、コミュニケーション検定など多岐にわたる。

IT系の資格が多く、ピンポイントの実務能力の証明になる。


国家資格は何年もかかって取る場合が多く、難易度の高い資格が多い傾向があります。

看護師など、国家資格がないと就けない仕事を目指したいのなら、一念発起して勉強するのも手です。

あくまでパートで有利であればOKという場合は、そこまで難易度の高い資格にチャレンジする必要はありません。

せっかく長い時間をかけて勉強しても、仕事をしてみたら自分には向いていなかった…!ということもあります。

仕事をしながら身に着けられそうな資格は、先に仕事を始めてみるという手もおすすめですよ。

今回は、主婦がパートで社会復帰をする際につかえる、という視点から

お仕事さがしや業務をするために有利になる公的資格と民間資格にマトを絞って見ていきましょう!

 

資格=主婦の間のブランクを埋めてくれる?

パートで働きたい主婦にとって、資格を取るとどんなメリットがあるのでしょうか。

それは面接のときに有利になるということです。

履歴書に資格を持っていることが書いてあれば、その分野の最低限の知識や実務能力があるということを簡単に証明することができます。

特に主婦は以前の仕事から離れていてブランクがあることもあり、最新のパソコンソフトを使えるかどうか、ビジネスマナーがすぐに頭に浮かび取り出せる状態になっているかなどいくつかの不透明な点をもっています。

資格を活用することで、採用担当者が持つ懸念を、一部払拭する効果があります。

さらに実務から離れていても、資格を取得するために勉強して合格しているという姿勢は、社会復帰への前向きさ、やる気をアピールする効果も。

家事や育児をしながら資格取得の勉強をしていたとなれば、タイムマネジメント力のアピールに繋がることもあります。

それゆえ、候補者が複数名いた場合、年齢・ブランクなどが同じならば、やはり資格を持っている人の方が採用されやすいでしょう。

資格を取っておくことでブランクを埋めることができ、採用のチャンスが増えます。

また「食品管理責任者がほしい」、「宅建を持っている人が一人足りない」などと、企業の都合で資格を持っている人材を欲しているケースも実は結構あります。

ただ、資格を持っていることを伝えるかどうかは、タイミングを選びましょう。

たとえば、持っている資格と全く関係のない仕事に応募する際、履歴書に資格を記載したとします。

「本当はこの資格を活かした仕事がしたいのでは?」や、「ゆくゆく資格を活かした仕事に転職してしまうのでは?」と思われてしまう可能性もあります。

 

パートで働く時に、実際に有利に働く資格って?

それでは実際にパート主婦が取って役立つ、かつ取りやすい資格をいくつかピックアップしてみましょう。

どれも数か月~1年で取得することができるので、子育て中の主婦の方にもおすすめです。

IT系

パソコン検定、MOS、アドビ認定、Webクリエイター試験など

ほとんどが民間資格ですが、ソフトをどれだけ使いこなしているかを認定してくれる試験なので信頼性が高い資格です。

毎月のように全国各地で試験日を受けることができるのも便利です。いずれはオフィスワークと考えているのであれば、勉強しておいて損はありません。

ただし、希望する業務にどのソフトが使用されていることが多いか、あらかじめ確認してから、必要なソフトの実務能力を磨くようにしましょう。

事務系

日商簿記など

経理の仕事や、会計事務所・税理士事務所での入力業務などに役立ちます。また、数字に強いという印象も持たれます。

ビジネスマナー系

秘書検定、ビジネスマナー検定など

社員でもパートでも、企業で働くためには来客対応や電話の対応など最低限のビジネスマナーが求められます。どの職種にも対応できます。

医療系

医療事務、登録販売者、ホームヘルパー2級

介護、医療系の仕事は今一番需要が高く、資格を持っていると重宝されます。パートの仕事も多く、経験のない方も多く働いています。

 

まとめ

主婦は家のことや育児などでなかなか忙しいものですが、家にいる時間が取りやすいというメリットがあります。

その時間を少しだけやりくりして、その間に資格を一つでも取っておくと視野が広がり、パートで復職する時、自分に自信が持てるようになります。

さらに資格の勉強をすることで、新しい職種に興味が出てくることもあり、仕事の選択肢が広がります。

今は働きに出られなくても、いずれパートで仕事をまた始めたいと思った時に有利になるように、資格の勉強をすることで少しずつ自分の武器を増やしていってください。資格は一生の財産になります。

 

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