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ブランクが長い主婦のお仕事スタートには「短期パート」がイチ押し!お仕事復帰しやすい職種って?

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仕事の探し方

 

専業主婦として過ごしてきた人にとって、再就職の悩みの種といえばブランク

離職していた期間が長ければ長いほど、再就職の壁を高く感じるのではないでしょうか。

そんな主婦にオススメなのが短期パートです。

再就職の第一歩として、チャレンジしやすく、自信もつきやすいのです。

今回は、短期パートがお仕事復帰におすすめな理由などをご紹介していきます!

 

主婦歓迎の「短期のパート」って?

通常、パートは契約更新を前提にしている長期雇用のケースがほとんどです。

一般的には、6ヶ月間や1年間単位で、日数・時間・時給も含め雇用条件を見直したり、意思確認をします。

一方、短期パートは、有期雇用契約が主流となります。

1か月以内という超短期から、1年程度という場合もあります。

例えば産休中の社員の代替として就業してほしいという募集だったり、繁忙期に手を貸してほしいという募集だったり、募集背景はさまざまです。

ちなみに、短期パートといっても3か月以上のお仕事については代替要員であることが多いので、ある程度の業務スキルや経験を求められることが多くなってきます。

ブランクが長い専業主婦の社会復帰には、まずは1か月~3か月以内のお仕事からスタートすることがおすすめ。

このくらいの期間でできるパートは、比較的深い業務知識やスキルがなくても、すぐに作業に取り組めるお仕事が多いのが特徴です。

判断に迷うような要素は少なく、決められたことを決められた通りに正確に手早く行うことを求められるというような仕事内容が多くあります。

例えば、毎年の年末調整の時期限定での請求書などの書類の整理・仕分け、年賀状の仕分け・配達、コールセンターの荷電業務などが短期パートの代表的なものでしょう。

なお短期間限定のパートの仕事は主婦歓迎であることが多いのも特徴です。

 

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短期パートのメリットとデメリット

短期パートのメリット

いちばんのメリットは、業務知識・スキル・実務経験が少なくても採用されやすいという点です。

短期間で契約が終了するため、久しぶりのお仕事で「ちゃんと働けるかしら?」「仕事と家庭の両立ができるかしら?」という不安を抱える専業主婦にとっても、チャレンジしやすいと言えます。

短期パートで仕事をする日々を体験することで、仕事感覚はもちろん、家庭と両立するための感覚も養うことができます。

契約期間終了後あらためて、本格的に社会復帰をするなら、仕事内容はどのようなものが良いか、勤務日数や勤務時間は、どのくらいが無理ないかを考えるヒントにもなりますよ。

本格的にお仕事を再開するまえのインターンのようなイメージかもしれません。

 

短期パートのデメリット

一方、短期パートがゆえのデメリットもあります。

一番は、せっかく仕事や職場に慣れてきたころで契約終了となってしまうこと。

これは仕方のないことですが、自分なりに気に入っていたり、居心地の良い職場であったりすると、後ろ髪をひかれるような思いが残ってしまうこともあります。

また、本格的に社会復帰を考える場合、再びイチから仕事を探さなくてはならないという面倒なこともあります。

 

 

短期派遣がおすすめなケースも

転勤族の妻をはじめ、短期パートを転々とする人も中にはいますが、面倒くさがりの人には不向きかもしれません。

なぜなら、社会保険の手続きや健康保険、年末の確定申告の必要がある場合は、非常に面倒な手間がかかります。

短期で仕事をする必要がある場合は、派遣会社に所属して、短期派遣求人や期間限定派遣求人で就業する、という働き方もおすすめです。

直接雇用の短期パートは、就業先ごとに契約を結んでいくため、職歴が増えがちだったり、毎回履歴書・職務経歴書を書く必要があります。

派遣登録の場合は、派遣会社への登録が必要ですが、登録をしておくと希望に沿った案件が発生すると派遣会社の担当コーディネーターから仕事の紹介を受けることができたり、履歴書・職務経歴書を毎回作成しなくてもいい、と効率的な面も。

また、所属は派遣元会社になるので、いくつ短期・単発のお仕事をしても、職歴は派遣元会社の所属期間で記入することができます。

パートと派遣のどちらがいいか、比較した記事も併せてご確認ください。

 

短期パートの見つけ方・始め方

どんな職種がある?

短期パートにもいろいろな職種があります。

デスクワークであれば、比較的単純な作業が多くなります。例えば、封書の開封・仕分け・ファイリングといった仕事内容です。

テレフォンオペレーターも、短期契約の案件としてよく見られます。

販売職などでは、クリスマス期間限定、バレンタイン催事場の期間限定、お中元・お歳暮時期のみの受注発送スタッフなど、季節によって募集をしていることも多くあります。

短期のお仕事の多くは、繁忙期の人手不足に対応することを目的とした募集です。

事務スキルや経験の少ない人や、ブランクのある専業主婦の採用にも比較的寛容な職種が多いので、そのため主婦の再就職先として人気のある職種です。

 

 

短期パート、どうやって見つける?

求人サイトで探す

タウンワーク

軽作業・調理補助作業などのお仕事が多めです。イベント準備や、試験監督のお仕事なども。

ショットワークス

1日だけの単発バイト、日払いのバイトなどを扱っています。「最低〇日勤務」と勤務期間が表示されています。

しゅふJOB

手前味噌ですが、主婦に人気の少日数・短時間のお仕事を多く扱っています。子どもの発熱や学校行事など家庭の事情でお休み相談ができる職場も。

「短期・単発のお仕事特集」を見てみる|しゅふJOB

※1日限り、2日間のみ、などスポット的にお仕事をしたい場合は「単発のお仕事」で検索をしてみてください。

 

まとめ

ブランクが長くなればなるほど、社会復帰は難しくなるもの。

採用・研修には人的コストが多くかかるもの。採用する企業は「できるだけ仕事をスムーズに始めてほしい、早く覚えて戦力になってほしい」と思っています。

そのため、同じような経験・年代の応募がたくさん来たら、ブランクが少なく経験豊富な人を優先的に選びたくなるのは仕方ありません。

また、再就職をして「よし働くぞ!」と思っても、子どもの送り迎えや家事のペースなど、思っていたよりも仕事と家庭の両立が大変!長く続けられるか不安…というケースもあります。

専業主婦からいきなりフルタイムの仕事に挑戦するよりも、まずは短期パートでお仕事復帰の準備をして、ステップアップしていくという気持ちで就活を始めてみるのもよい選択肢ではないでしょうか。

 

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