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パート面接・書類の【自己紹介・自己PR】って?|好感度を良くする書き方・例文ご紹介します

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仕事の探し方

 

パートの就職活動で侮れないのが面接の際に求められる「自己紹介」。

自己紹介の印象一つで、面接がスムーズに進むこともあれば、うまくいかなくなってしまうこともあります。

そこで今回は、「面接での自己紹介」をテーマに、
・採用される確率をアップするには?
・高感度が良い自己紹介とは?
を紹介していきます!

 

なお、この記事は、お仕事に応募をしてからパートを開始するまでの過程をサポートするための記事のひとつです。6つのSTEPに分けているので、併せてぜひ読んでみてください。

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<特集>パートを開始するまでの6つのSTEP
1.履歴書の書き方 
2.電話の仕方・ビジネスマナー
3.メールのマナー
4.履歴書の送り方
5.自己紹介の仕方     ← この記事
6.お礼メールの送り方

 

自己紹介と自己PRとの違いとは

パートの面接、しかもスタートしてすぐに聞かれがちな質問といえば…

「まずは、自己紹介をお願いします」

志望動機や自己PRの準備はしてきても、自己紹介の準備はしていなかったのでドキッとした…、なんて経験のある方もいるのではないでしょうか?

面接の最初に「えっ?」「まずい!」と焦ってつまづいてしまったために、その後のやりとりがグダグダになってしまうことも珍しくありません。

実は、自己紹介はその後の面接を良い雰囲気で進められるか否かのカギになるのです。

志望動機や自己PRと同様、もしかするとそれ以上に重要になるケースすらあります。それだけに、しっかり準備してのぞみましょう!

実は、面接官からすると、「自己紹介」と「自己PR」では、聞きたい内容が異なります。

・自己紹介…自分の人物像を紹介するもの
・自己PR…自分が、会社・職場・お客様にどのような貢献ができるかをアピールするもの

です。

 

 

つまり、自己紹介してくださいと言われた場合

「御社の自由な社風に惹かれました」
「御社のHPを見て興味を持ちました」

といった具体的な志望動機を話すのは、少し的外れな回答になってしまいます。

それよりは、

・どんな仕事を経験してきたのか
・どんな長所・短所があるのか
・どんな活動た趣味(部活やサークルなど)を持っているのか
・出身地はどこか
・現在の状況

など、自分がどんな人となりなのか、ちょっとしたエピソードを交えて伝えられた方が良いでしょう。

 

自己紹介は、人となりを伝えるとともに、その後のコミュニケーション(会話)のフックになる役割もあります。

会話する相手=採用担当者が、共通点を見出しやすい、興味を持ちやすいプチネタを用意できると、その後の面接も和やかに進めることができるでしょう。

 

 

好印象になるための自己紹介のコツ

自己紹介と自己PRの違いがわかったところで、次は好印象になるための自己紹介のコツをご紹介します。

自己紹介で話す内容もさることながら、印象を大きく左右させることがあります。

それが、ノンバーバルコミュニケーションです。

ノンバーバルコミュニケーションとは、立ち居振る舞いや表情、目線、仕草など、言語以外のコミュニケーション、と定義されています。

※ちなみに、具体的な会話内容、メールや手紙など言葉(言語)を使ったコミュニケーションのことを「バーバルコミュニケーション」と呼びます。

 

例えば「コンコン」とノックをしてから面接の部屋に入った場合と、ノックをせずにガチャリとドアを開けて入室した場合。

どちらに好印象を覚えますか?

ノックをして入室された人の方が、好印象ではないでしょうか。

このように、面接の場、特に初対面の人に自分の人となりをアピールする自己紹介においてはノンバーバルコミュニケーション、つまり言語を使わずに相手に伝わる印象が重要になります。

では、好印象に繋がりやすい立ち居振る舞い=ノンバーバルコミュニケーションには、どのようなものがあげられるでしょうか?

 

 

◆ノンバーバルコミュニケーションの例


身だしなみ…すっきりと、その場に見合った格好をする

姿勢…背筋を伸ばし、椅子に浅く腰掛け、足は揃える

表情…相手の顔をしっかり見て、にこやかに明るい印象に

受け答え…相手に聞こえる声で、はきはきと

挨拶…面接前、終了後にきちんと挨拶をする


といったものが代表的なものになります。

自己紹介の内容はもちろん、ノンバーバルコミュニケーションを念頭に「相手に伝えたい、印象づけたい自分の人となり」について考えてみると良いでしょう。

 

 

自己紹介に盛り込むべき基本の内容

次に、具体的に伝える内容を確認しましょう。

自己紹介で伝える基本的な内容は、以下です。


・挨拶

・氏名

・自身の経験や採用側の興味を惹く事柄(職歴、趣味、活動、出身地、長所・短所、性格(キャラ)など)

・面接にかける意気込みや応募の動機


ポイントは、簡潔でわかりやすいこと。

そして、採用側の目線に立って、興味を持たれると思うような事柄を話すことです。

 

 

自己紹介例

たとえば、このように自己紹介をします。よろしければ参考にしてみてください。

「〇〇と申します。出産前まで〇〇の仕事をしておりましたが、育児もひと段落したため復職したいと考え応募しました。前職ではパソコンを使った業務を、休職中は学校のPTA本部を担当していました。長所は誰とでも話せるところです。よろしくお願いいたします。」

「〇〇と申します。前職で接客の経験があり、そのときの経験を活かして仕事がしたいと考えています。育児のため離職期間が5年ほどありますが、その間に〇〇の資格を取得しました。コツコツ作業することも得意です。よろしくお願いします。」

 

このように、短い言葉で、自分の経験・スキル、環境、前向きな意識をアピールできるようにするとベストです。

面接の時間には限りがあります。

限られた時間の中で、自分を最大限アピールするために、自己紹介についても事前によく練っておきましょう。

自己紹介の時間は2~3分程度が妥当だと言われています。

5分以上話してしまうと「要領を得ない」「要点をまとめられない」と逆にマイナス評価につながることもあるので、気を付けましょう。

 

 

相手が求める人物像を知ることも大切!

面接でうまくいくためには、自分について知ってもらうことも重要ですが、自分がいかに相手の求めている人物像に近いか、をアピールすることも必要です。

そのためには、まず、相手がどのような人物を求めているのかを知っておかなければなりません。

その際に参考になるのが、求人情報や求人を出している企業のホームページです。

求人情報には「写真」や「見出し」が載っていますね。

写真には、こういう人に来てほしいな…と企業が思っている、勤務中の先輩パートが映っていたり、見出しには職場の雰囲気や、求めている人物像をイメージできるメッセージが込められていることが多くあります。

また、企業のホームページには企業理念や事業内容がのっており、興味をもったところや共感したところを自分なりにまとめておくと、面接時の「質問はありませんか?」と聞かれたときに役立ちます。

面接は、誰しも緊張してしまうもの!

面接前の準備と練習をしておくことで、当日ものすごく焦ってしまったり、伝えたいことが伝えられなかったり、聞きたいことが聞けなかった…ということも少なくなりますよ。

まずは自己紹介・自己PRを想定して、準備をしておきましょう。

リラックスして挑めるように、面接前には家で何度か練習してみるといいですよ。

 

 

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