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しゅふJOB しゅふJOBナビ 漫画コラム “生きづまる”私たち 第9話 さやかの葛藤(後編)|『”生きづまる”私たち』

第9話 さやかの葛藤(後編)|『”生きづまる”私たち』

今回のお話

祖母から娘へ届いた誕生日プレゼントに、言葉を失うさやか。 「女の子らしくしなきゃね」かつてさやかが受けた呪縛は娘にも… 価値観の連鎖は断ち切れるのか?さやかは迷いながらも、娘を守るため動き出す。

前回のお話

「私は母のようにはならない」と誓った母、さやか33歳。5歳の娘・りんの“好き”を尊重する子育ての裏で、かつて母から受けた言葉が、今も彼女を縛っていた――。

前回のお話

一番人気!「生きづまる私たち」みわこの限界 前編はこちらから】ご覧ください

編集後記

子どもの幸せを思う親の愛は、いつの時代も変わらない。
けれど、その“形”は大きく変わってきたように思います。

昭和の時代は「女の子の幸せ=結婚」。
良い結婚相手に出会うための進学や習い事が“正解”でした。

一方、令和のいま。
「ジェンダーレス」「多様性」という言葉が日常に溶け込み、
“幸せのかたち”はひとりひとりが選べる時代に。

私たちが子育てをしている今よりも、
私たちが育ったあの頃のほうが
“幸せの固定概念”はずっと強かったように思います。

冒頭でさやかがつぶやいた
「私が本当にやりたいことって何だろう?」
この問いは”幸せの固定概念”の中で育ち
そこから解放された現代を生きる、私たちしゅふ世代にとっても大切なテーマです。

娘のりんを守り、幼い頃のさやか自身の心をも癒すため、
負の連鎖を断ち切ろうと、本心を父母にぶつけたさやか。
この行動こそが、解放への第一歩だったのかもしれません。

「女の子らしく」「母親らしく」よりも、
「私が私らしく生きられる世界」が叶うように。
わたしたち編集部も、心からそう願っています。

#親の愛は変わらない
#幸せの形は変わってく
#女の子らしくより私らしく
#負の連鎖を断ち切る勇気
#私が私で生きる時代

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作者プロフィール

にゃほこ

にゃほこ

作者プロフィール

にゃほこ

1979年生まれ/北海道在住/4人の息子の母
2015年に書籍のイラストを担当し、それを機に本格的にイラストレーターとして活動。
コミカルで可愛いタッチのイラストが得意。
趣味は、手芸、読書、耳掃除、アニメを観ること。

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