お悩み解決

イヤイヤ期到来!会社の遅刻の理由になる?働くママ&パパのためのイヤイヤ期体験談・必勝テクニック

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子育のこと

やってきました、イヤイヤ期!何をしてもイヤ、どうしてもイヤ、それはイヤ、これもイヤ……

「じゃあどうしたらいいの~~!?」

と思っているパパ・ママさんも多いのではないでしょうか。イヤイヤ期、本当に大変ですよね。。

今回は、働く親を悩ませる

・出勤前にイヤイヤが起きたら?
・イヤイヤ期はいつから~いつ終わる
・具体的にはどんなことをしたらイヤイヤ期?
・どう対応したらいい?対応のコツ

をご紹介していきます。

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働くパパ・ママの大きな悩み。出勤前のイヤイヤが起きたら?

パート先への伝え方はどう伝えたらいい?

朝から子どものぐずりに我慢強く付き合って、ようやく送り出し、職場へ…

「また遅刻しちゃいそう…」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

出勤前に子どもがぐずりだすととっても大変ですよね。

同僚や上司には、どう伝えたらいいのでしょうか?

2つのポイントがあります。

 

職場へ到着見込み時間を連絡する

職場には到着見込時刻をなるべく早めに連絡するようにします。

また、穴を埋めてくれた方にお礼を忘れないように心がけましょう。

トラブルの時こそ、その人の印象が残るもの。

こまめに連絡をするように心がけ「仕事への責任感を持っている」ことが伝わるようにしていきましょう。

 

無理をせず、正直に状況を伝える

仕事には責任が伴うものですし、雇用契約も守らなくてはなりません。

子どものイヤイヤ期だから…といって、遅刻が許されるとは限りません。

でも、あれもこれもと頑張りすぎると、疲れてしまって、余計に周りに迷惑をかけることもあります。

「私事ですが……」と、正直に今の状況を伝えておくことが一番の近道というケースが多くあります。

それを聞いた先輩ママ・パパでもある上司や同僚は「そんな頃、あったわ!」「大変だよね~」など、育児経験を思い出して共感してくれることも。

場合によっては、出勤時間の変更などフレキシブルに対応してもらえる場合もあるようです。

先輩ママや、同年代の子供を持つママが多い職場では、比較的共感してもらいやすく、相談しやすくなります。

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イヤイヤ期ってそもそも、いつからいつまで?

魔の2歳児、悪魔の3歳児」。子育て中のママ・パパなら一度は耳にしたことがあるでしょうか。

子供が成長するうえで、避けて通れない「イヤイヤ期」は、1歳を過ぎた頃から「これって、もしかして……!?」と思い始めるママが多いようです。

自我の芽生えが早い子、ゆっくりおっとりな子、個人差はありますが、1歳半頃はちょうど「ママ」「パパ」など簡単なことばを覚え始める時期。

そのタイミングで「イヤッ」という言葉を覚える子も多いようです。

さらに、あんよができて、一人で上手に歩けるようになると、子供の行動範囲が広がります。

そうするとママパパはヒヤヒヤ……「そっちはだめよ~」「イヤァーー」というやりとりが、どうしても増えてきます。

生まれたばかりのころは静かに寝ていたはずなのに、赤ちゃんの成長は早いもの。

寝返り、はいはい、おすわり、あんよ……

成長するにつれて、見える世界や自分の興味が広がり「やってみたい!自分でできる!」と主張しはじめます。

その気持ちの表れが「イヤイヤ期」だと考えられています。

完全に終わるのは〇歳!という定義はありません。

ただ、言葉の理解が進むと、イヤイヤが落ち着いてくることが多いようです。

自分の気持ちを言葉で伝えたり、ママの声かけを理解できるようになると「イヤイヤ→大泣き!」の頻度が減っていき、話し合いで解決できることが増えていきます。

 

 

具体的にどんな行動をする?どんな時に起こるの?

具体的にはどのような行動をするのでしょうか。ママさん達の実体験を聞いてみましょう。


「気に入らないことがあると寝転んで動かない!お店でも、道路でも、お風呂でもお構いなし!本当に危ないのでハラハラしてしまいます」

「公園で遊んでいて『帰る時間よ』と声をかけても『イヤっ!』の一点張り。全く帰ろうとせず、辺りが真っ暗になるまで遊んでいました」

「一度泣き始めるとなかなか泣き止みません。だんだんヒートアップしてきて、嗚咽して戻してしまうことも。泣かれるだけでつらいのに、洗濯物も増えてげんなりです」


 

よくある行動としては、

・泣き続けて、泣きやまない

・道路や床に寝転んでしまう

・じたばたと体を動かす

・ものを投げる

などが聞こえてきます。

このイヤイヤ状態が発動されるタイミングは、共通点があるのです。

「この靴下じゃない!」

「パンツを履きたくない!」

「バナナの皮は自分でむきたかった!」

「エレベーターやレストラン、バスの停車ボタン…ぜんぶ自分で押したい!」

このように「自分でやってみたい/自分でできる」というこだわりが、ちいさな事件のきっかけになるのです。

 

 

朝のバタバタどうしてる?

自分の身支度、子供の着替えに朝ごはん、園バスの時間や出勤時間に追われる……

これだけでも毎朝大変なのに、イヤイヤ期が重なると、スケジュールが総崩れになりがちです。

パート先に連絡をしたり、幼稚園・保育園へ連絡する必要も出てきます。

それなのに、

お洋服はこれじゃやだ~

パンツははきたくない~

パンじゃなくてご飯がよかった~

ふりかけを自分でかけたかった~

いちごのヘタを自分でとりたかった~

黄色じゃなくてピンクのコップが良かったー!(ついでに中身の牛乳をジャ~っ)

長靴はイヤー!

ママとはなれるのもイヤー!!!!

起きてから家を出るまでの間ですら、こんなにぐずりポイントがあるのです。1つのイヤイヤ!だけじゃすまないですよね……

わたくし事ですが、我が家の末っ子にまつわる、イヤイヤ期体験談を。

末っ子は2歳の頃「靴下を自分で選びたい、自分で履きたい」というこだわりがとても強くありました。

私がやれば1分とかからず終わるところを、自分でとことんトライするため、5分、10分、15分とかかることも。

途中で手を貸せば「ギャーッ!」とイヤイヤスタート!そしてイチからやり直し。毎朝、これが出勤前の悩み事でした……。

試行錯誤した結果、我が家では「朝起きてすぐに、とことん自分で選ばせる」が一番の近道でした。

靴下をぜんぶカゴに入れておき、「どれにする?」と好きなだけ選ばせます。

本人はご機嫌で選んでくれるし、スムーズに選んではいてくれれば時間にも余裕が出るため、こちらも気がラクになりました!

(洗濯したあとに靴下をポンっとカゴに放り込むだけでOKになり、思わぬラッキーがありました)

 

 

周りの人にも相談してみよう

また、保育園の先生に相談もしてみたことがあります。

その結果、先生方が、お散歩に出かけるとき・お部屋に入るときなど、靴や靴下の脱ぎ履きのたびに

「自分でできたね!早くてじょうず!」と意識的に声をかけて下さるように。

そのせいか、2週間くらいで変化が出てきました。

褒められることで前向きになれたのか「自分でできるんだよ!」「はやくできるようになったんだよ!」と、朝の靴下ルーティーンが徐々にスムーズになりました。

育児の悩みは一人で抱え込みがちです。毎日のことですし、楽しい時もあれば辛くなってしまうこともあります。

保育園や幼稚園の先生、親戚や近所のママ友、支援センターの職員さんなど、周りの方に相談してみると解決のヒントが得られるかもしれません。

 

 

パパ・ママはどうやって対応したらいい?対応のコツ

ちょっとしたやりとりのかけ違いで「イヤ!」となってしまうので、働くパパ・ママにとってはとっても大変。

「お迎えバスが来ちゃう!」「今出ないと仕事に間に合わない!」と慌て、ついキツく子どもにあたってしまうこともありますよね。

寝起きが悪かったり、幼稚園・保育園に行きたくない!と登園拒否であればなおさら大変。

職場で謝ることも考えると…イライラして子どもに大声で怒鳴ってしまう、という声も多いのです。

子どもに泣かれるたびに「どう対応するのがベストなの?」と困ってしまう親御さんは、3つの対応のコツを試してみてください。

 

3つの対応ポイント


 

命にかかわる行動は、絶対に止める。

横断歩道で寝転んだり、電車のホームで走り回ったり……イヤイヤは、TPOお構いなし・待ったなし!

事故につながる前に、カラダを張って止めましょう。

逆に、それ以外ならある程度は子どもがしたいことを尊重してみよう、と考えてもいいかもしれません。

左右のくつしたが色違いでも、歯磨きをしなくても、晴れの日に長靴をはいても、命にはかかわりません。

 

 

「〇〇したかったのに!」の気持ちを受け止める。

イヤイヤ!の原因は、子どものこだわりです。

まずは「〇〇したかったのね」「そうだよね、残念だったよね」と、子どもの気持ちをありのままに受け止めましょう。

パパ・ママ自身も、辛いことや悩み事を話したとき、まずは共感してもらえるとほっとしますよね。

また、子どもの気持ちを代わりに言葉にしてあげることで、子ども自身が自分の気持ちを理解して、言葉にする練習にもつながります。

 

できるだけ感情的にならないように落ち着いて話す。

自分の子どもの泣き声を聞いているのは、とってもつらいものですよね。

どんなに子どもをかわいいと思っていても、うるさいなぁと思ってしまうことだってあります。

でも、感情に感情でぶつかり合うのは「火に油」!

まずは落ち着ける静かな場所へ移動できそうなら、そうしてみましょう。

また、落ち着いた声で、目線を合わせて向き合うだけで落ち着く子もいます。


とはいっても、「いつまで泣いているの!」「もういい加減にしなさい!」と言いたくもなってしまう……

そんな親御さんへ、次章では必勝テクニックをお教えします。

 

こんな技が!イヤイヤ期に立ち向かう3つの必勝テクニック

時計を見て冷静になる

子どもがぐずっている間に付きあっている時間は、永遠にように長く感じられるもの。イライラしてきてしまいますよね。

「よし、5分は待つ。でもそのあとはキッパリ帰る!」など、子どもの気持ちに寄り添ってから、ある程度で切り上げるのもひとつのポイントです。

ある程度は譲歩した!でもここまで!という対応を繰り返すことで

子ども自身にも「気持ちを聴いてもらえた、わかってもらえた」経験と「いつも思い通りになるわけではない」という経験を両方を伝えることになり、子どもの成長にもつながります。

 

 

泣き顔を動画に撮る

泣きやまない子を見ているのはママ・パパもつらいものですが、”全力の泣き顔”も、今しか見られない宝物です。

人目の気にならない場所ならば、思いっきり泣いている顔を、写真や動画にちょこっと残してみましょう。

いつかこの顔を見て懐かしくなるのかな~なんて思っていると、ギャン泣きの子どももかわいく思えてきます。

さらに、一人で頑張っているママに、もうひとテクニック…!

自分撮りモードで、泣き顔の子供とママの写真・動画を撮って、パパに送りつけるという手(パパタイプにもよると思うので、ご判断はお任せします)

「こんな大泣きで、15分も泣き止まなかったのよ」と、パパに送ります。

日常に起こっていることを言葉で伝えるよりも、データや具体例があるとピンと来る、ザ・男脳なパパに訴えかけるにはうってつけです。

また、子どもたちは、自分撮りや写真が大好き。

カメラを構えてママと一緒に画面内に映る、そのきっかけだけで、泣き止んでくれることもありますよ♪

 

 

子どもが落ち着く!カンタンな魔法の〇〇

イヤイヤ期も、成長過程のうち。

理屈ではわかっていても、泣いてばかり&イヤイヤばかりのわが子と過ごす毎日には

「もう少しおだやかに、落ち着いてくれたら……」と思ってしまうのが、親としてのホンネですよね。

そんな時、とっても簡単に、かつ何の準備も必要のない、効果的な子供との過ごし方があるんです。

それが「スキンシップ」。

子供をお膝の上に座らせたり、ソファでいっしょにごろごろしたり。

楽な体勢でリラックスしながら、子供のすべすべの肌に触って、ふわふわの体をぎゅうっ、としてみましょう。

肌と肌が触れ合うと、脳内ホルモン「オキシトシン」が分泌されます。

オキシトシンは安らぎをもたらす効果があり、不安や恐怖といったネガティブな感情を抑えてくれる、別名「幸せホルモン」とも呼ばれるホルモンなのです。

また、心を安定させる「セロトニン」や、意欲とやる気を引き出す「ドーパミン」もスキンシップによって出やすくなると言われています。

スキマを見つけてスキンシップすることが、イヤイヤ期を切り抜ける近道かもしれません!

 

 

大人だってストレスがたまる!そんな時はどうしたらいいの?

イヤイヤ期の子どもの泣き声(叫び声!?)泣き顔には、こちらもついイライラして、表情も曇りがちです。

かくいう筆者もイライラに悩んだ時期があります。

「親子だから、大切な存在だからこそ、気持ちがうつってしまうんですよ」と、幼稚園の先生に声をかけられ、涙腺にうるっと来てしまったこともありました。

子どもを預けて一人でのんびり、お出かけして思いっきりショッピング♪

なんて、そんな時間を好きな時に、好きなだけ取れれば、いつでもリフレッシュできるかもしれませんが、現実にはそうもいかないことも多いですよね。

どうしてもイライラが溜まってしまう時、我が家でよくやるのは「にらめっこ」!

私は思いっきり怖い顔!子供も負けじと変顔で応戦!いつの間にか、親子でゲラゲラ笑ってしまいます。

真剣にやればやるほど、イライラもふっとび、ココロもふっと軽くなるような気がします。

笑い」には自律神経のバランスを良好にし、ストレスホルモンの分泌が少なくするはたらきがあることがわかっています。

にらめっこはちょっとなあ…という方も、ママ友とのおしゃべりや、お笑いのDVD、コメディやアクションの映画をみる…など、好きなことで意識的に「笑い」を取り入れみてはいかがでしょうか。

 

 

イヤイヤ期の終わり

子どもとの毎日は一進一退、いえ、二歩進んで三歩下がっているように感じる場面も多くあります。

イヤイヤ期に関しては「〇歳になったから、ハイ終わり!」というシンプルなものではありません。

先述したように、言葉の理解が進むにつれて、「イヤ!→大泣き!」だけではなく、「自分はこうしたいんだ、ああしたいんだ」と、自分の気持ちを言葉で表現することが、徐々に上手になってきます。

それに伴って「〇〇したいんだね、でも今はこれをしようね」「今日はもう約束の時間だから、明日また遊ぼうね」という、ママの声かけや受け答えも、落ち着いて聞くことができるようになる日がやってきます。

街で「ヤダーーー!」とダダコネ真っ最中のお子さんを見かけたとき、

つい笑顔がこぼれたり、必死で対応する見知らぬママを「がんばれ!」と心の中で応援したり。

「うちの子も、あんな頃あったわね…」そんな思いがよぎったりしたら、子どももママも、一つトンネルを抜けた証拠です。

 

 

おわりに

お子さんが生まれたばかりのころ、何に悩んでいましたか?

ミルク?うんち?離乳食?ネンネ?ほとんどの方が、今とはまったく違う生活だったのではないでしょうか。

「あの時はあんなことで悩んでたんだっけ」と懐かしく思う機会も増えてきました。

育児の悩みは、ほとんどが一過性のもの。永遠に続くものって、なかなかありません。

イヤイヤが過ぎ去ったら、次は卒園、入学、お友達付き合い、塾に習い事に、学費…次なる課題が待っています。

まずはイヤイヤが言えるくらい大きく成長してくれたわが子、そして毎日その成長を見守ってきた努力の賜物!

赤ちゃんが生まれたとき、親としてのママも、ゼロからのスタート。子供が成長していくのと一緒に、親としてのステップをわたしたちも上っていくんですね。

今は大変なことばかりですが、「自分たちも、そうやって育ってきたのかな」と恩返しのような気持ちで、肩の力を抜いて一人で悩まずに、あちこちにヘルプを出してみましょう。

イヤイヤ期が幼いころの「懐かしの1ページ」になる日を心待ちに…!

 

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