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【2021年10月】求人数は増えている?求人倍率が下がっている原因は

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おしごとのこと

 

新型コロナウイルス感染者数が日に日に減ってきて、飲食店の営業時短が解除される嬉しい変化もでてきました。

感染拡大力が高いといわれている新種のオミクロン株の国内確認など心配事は尽きませんが、お仕事探しを再開する人も増えてきています。

今回は、厚生労働省が毎月公表している『一般職業紹介状況(令和3年10月分)』を参考に、最近の求人倍率についてみていきましょう!

今回のポイントは「仕事探しをする人が増えている」ということ。

人気の業界や職種のお仕事はライバルが多いため、どの業界・職種で募集が多いのか?も確認していきましょう!

 

求人数は増えている/減っている?

厚生労働省が毎月発行している情報によると、

○令和3年10月の有効求人倍率は1.15倍で、前月に比べて0.01ポイント低下。
○令和3年10月の新規求人倍率は2.08倍で、前月に比べて0.02ポイント低下。

と有効求人倍率(※)は下がっています。

ただし、10月の有効求人は前月に比べ0.5%増えており求人募集の数は増えています

それなのに有効求人倍率が下がってしまっているのは、有効求職者も0.6%増え、2020年10月と比較すると8.7%増となっているから。

つまり求人募集数は増えてきているものの、それを上回る人が仕事を探している状態となっているのです。

※有効求人倍率とは……有効求職者数に対する有効求人数の割合のこと。倍率が1を切っていると、仕事を探している人より求人数が少ない事をさします。1倍以上であれば、求人募集の数が求職者数を上回っていることになります。

 

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産業別・求人募集増加率

製造業 35.9%増
教育・学習支援業 12.8%増
情報通信業 11.1%増
サービス業 ※他に分類されないもの 10.3%増

となっています。

サービス業では特に、職業紹介・労働者派遣業で募集が増えています。

これらの業界では人手不足が発生し、就業機会が増えているといえそうです。

教育・学習支援業のお仕事はこちらの記事も併せて読んでみてください。

 

事務職(オフィスワーク)の難易度・求人倍率は?

では、主婦に人気の職種はどうなっているでしょうか?

主婦からは特にオフィスワーク(事務)の仕事が人気です。

勤務時間が決まっていて、子どもが学校に通っている間に仕事ができる!と就業条件が子どもにあわせやすいことが人気のポイントでしょう。

事務職だけ見てみると、倍率は0.29倍

半年前の2020年3月では0.58倍だったことを考えると、この半年間だけでもかなり狭き門になっていることがわかります。

事務職になかなか採用されない方はどうしたらいいのでしょうか?キャリアカウンセラーの水野先生に教えていただきました。こちらの記事でお読みいただけます。

 

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雇用形態別・求人募集増加率

昨年(2020年・令和3年)10月と比較すると、特に正社員募集が増加しています。

月間有効求人数は9.6%増、新規求人数は8.6%増です。

正社員での転職を検討している場合、求人の選択肢は増えている事と思われます。

手前味噌ですが、主婦歓迎の求人のみを集めて掲載している求人サイト「しゅふJOB」では

2021年から「しゅふJOB社員版」として社員求人が検索できるページを公開しています。

残業なし、年間休日120日以上、休日出社なし、育休・産休取得実績あり、家庭や子供の事情でお休み相談ができる……など、主婦が働きやすい環境のお仕事を探しやすくなっています。

正社員転職を考えている方は、ぜひ以下のリンクから一度サイトを覗いてみてください。

お住まいの都道府県別・時短正社員/社員のお仕事リスト(しゅふJOB社員版)

 

 

◆参考
厚生労働省:一般職業紹介状況(令和3年10月分)について

 

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