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外出自粛期間中に「新しく始めたこと・習慣がある」95%|コロナ太り実感か「室内でできる運動を始めた」41.8%

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ナビ調査

新型コロナ感染拡大により外出自粛が続き、家で過ごす時間が見直されました。

インターネットショッピングや宅配サービスなどを活用する人も増え、国内外問わず「巣ごもり消費」というトレンドが再注目されています。

今回、しゅふJOBナビでは求職中の主婦層を対象に「外出自粛期間中に新しく始めたこと/増えた消費・減った消費」についてアンケートを実施しました。

 

※この記事は「外出自粛期間中に新しく始めたこと」についてまとめています。「出費が増えた/減ったと感じていること」についてのアンケート結果はこちらからご覧ください。

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外出自粛期間中に「新しく始めたこと・習慣がある」95%

外出自粛期間中、ネット通販や宅配食サービスなどの活用が注目され「巣ごもり消費」というトレンドが再注目されました。

”巣ごもり消費”とは、家の中にいる生活を楽しむためにする消費活動のこと。巣にこもるひな鳥の姿にたとえた言葉とされています。

外出をせず、ネット通販やカタログ通販を活用してショッピングを楽しんだり、ケータリングや宅配弁当などを利用して食事を取り寄せたり、ゲームや動画配信視聴など屋内にいながら余暇を楽しむなど、巣ごもり消費にもさまざまな利用シーンが見られます。

どのようなことにお金を払い、過ごしていたのでしょうか?

質問1:外出自粛期間に新しく始めた事や習慣はありますか?当てはまるものをすべてお答えください(複数回答)

回答詳細を確認する

室内でできる運動(ストレッチや筋トレなど)を始めた…41.8%
料理(日常食やお菓子など)を始めた…25.4%
コロナ関連の日用品作り(手作りマスクなど)を始めた…24.4%
3密を避けた運動(サイクリングや縄跳びなど)を始めた…18.2%
ガーデニングやDIYを始めた…15.9%
手芸(アクセサリー作りや刺繍など)を始めた…10.2%
SNSや動画投稿を始めた…4.8%
家計簿をつけ始めた…4.5%
ペットを飼い始めた…1.6%
その他…27.0%

アンケートに回答くださった方のうち9割以上が、外出自粛期間中に新しく始めたことや習慣があることがわかりました。

どんなことを始めたのでしょうか?質問1の回答結果と合わせてコメントを見てみましょう。

 

質問2:新しく始めたことや習慣をするために買ったものなどがあれば教えてください

“コロナ太り”を実感?室内でできる運動が回答数No.1

室内でできる運動(ストレッチや筋トレなど)を始めた」と最も回答が多い41.8%の人が回答しています。

特に多かったコメントは「太りはじめた」。自粛による運動不足を感じている方が多い結果となりました。


室内でできる運動(ストレッチや筋トレなど)を始めたと回答した人のコメント>

・特に物は購入せず、毎日Youtubeを見ながらストレッチや体操をしています

・運動不足解消に中山きんに君の動画を見て運動しています。

・通っていたジムがライブ配信をはじめたのでそれを利用しています

・昔買ったWii Fitを利用したので資金はゼロでした。

・リングフィットアドベンチャーを買いました。

・腹筋ローラーとダンベルを購入。娘と約10kmのウォーキング。

・バーチャルウォーキングを始めた(お散歩動画を見ながらその場で足踏み)


Youtubeなど動画を見ながらストレッチや筋トレをしている、と多くのコメントが寄せられました。

また、「購入した」という声が特に多かったのはヨガマット。子どもと運動するために買ったという方も多いようです。

運動要素のあるゲームを使って、子どもと遊びながら運動をしているという声も集まりました。

 

子どもと一緒にできる料理やお菓子作りが回答数No.2

2番目に回答が多かったのは「料理(日常食・お菓子など)を始めた」25.4%でした。

特に回答数が目立ったのはお菓子作り、パン作り。子どもと一緒に作った人が多いようです。

材料となるドライイーストやホットケーキミックスなどを買った、という声をはじめ、パン焼き機やオーブンを買った、という回答もありました。


料理(日常食・お菓子など)を始めたと回答した人のコメント>

・パン作りやお菓子作り、自炊も手の込んだものを作って楽しんでいます

・時間があるのでケーキやプリンなどを手作りした。

・少しでも家ご飯を楽しむためにタコ焼き機や、もんじゃ焼き用のヘラを購入。お家カフェをするためにクリーマーも買いました。

・家にいるとお茶やおやつの時間が増えがちなので、お砂糖少なめに、クッキーやケーキ、フロランタンなどを子どもと一緒に作って食べました。

・糖質制限ダイエットを始めて、料理やお菓子も自然に手作りになった

・タレやドレッシングを手作りしたり、野菜は農家さんの無人販売やJAの農産物直売所で買ったり、いつもならできない手間をかけた料理をしました。


その他の回答もご紹介します。

 


コロナ関連の日用品作り(手作りマスクなど)を始めた

・マスク不足と、乳幼児用のマスクの既製品がないことから作り始めた。

・ミシンを探すことに奔放しました。さらにミシン針、糸、ボビンまでもがお店から消えた!結局買ったミシンはそのままです。

・使い捨てマスクが買えなかった為、マスクを作りました。生地は、子供を抱っこするときに使ったスリングをリメイクしました。

 

3密を避けた運動(サイクリングや縄跳びなど)を始めた

・ウォーキングを始めました。トータルで100km以上歩きました

・子どもと朝に散歩に行くようになりました。

・自転車を購入しました。子どもの練習にも付き合える時間があったので、高くても軽くて良いものを選びました。

・子供の自転車、キックスクーター。 一人でも運動でき外で遊べるので

ガーデニングやDIYを始めた

・ベランダガーデニングをするために、野菜や花の種を買って子どもと一緒に育て始めた。

・ホームセンターに 行ったら目についてやってみたくなったので、レタス、ブロッコリーの苗を買い、お花をいくつか買い、楽しんでいます!

・1坪の畑を作った。苗木を6本買ってきて、水やりをしている。

・子供と家にこもる事になったので、子供と一緒に楽しめるよう野菜をベランダで育て始めました。パプリカと、ミニトマト。

 

手芸(アクセサリー作りや刺繍など)を始めた

・手芸。いつかやろうとしていたことをこの機会に始めました。

・布、バイアステープ、アクセサリーパーツ、手芸工具を購入。アクセサリー作りを始めました。

・スズランテープでかごバッグを編んだり、アクリル系とで食器洗い用のスポンジ代わりを編んだり…

・UVレジンでアクセサリーやキーホルダーなどを作っています。ジグソーパズルを作ったりもして一緒にいる時間をちょっとでも楽しく共有できたら嬉しいと思ったので。

 

SNSや動画投稿を始めた/視聴するようになった

・動画を発信し始めました。野菜の苗キットを買って、オンライン用の照明を購入。

・美容や健康関連の動画を見るようになった

・携帯ばかり見て不毛な時間を過ごすなら、携帯で出来る宣伝活動をしようと思って動画投稿を始めました。

・インスタ始めた!

 

家計簿をつけ始めた

・お金について真面目に考えようと思ったから。

・溜まっていた家計簿をつけ始めました。

・家計簿、やはりコロナの影響で仕事が一時なくなり家計が苦しくなり切り詰める意味でも、レシートを捨てずに使った金額をきちんと書こうと思った。

・生活費が明らかに上がり、経済的に不安になったので、家計簿をつけ始めた。

ペットを飼い始めた

・メダカを飼い始めた

・長期で自宅にいるので絶好の機会となり、子犬を飼い始めた。

・うさぎならお金がかからないようなので飼い始めました。

・猫を飼い始めました。

 

その他:仕事や勉強/片付け/読書など

◆仕事・勉強

・仕事のためにExcelの勉強を改めて始めました。買った本を1冊終えた。

・仕事にいかせたら良いなと思いタッチタイピングを練習し始めました。毎日やっています。

・資格試験を受けるために勉強を始めました。パソコンをより快適に使うために大きめのモニターも購入。

・zoomで講座を受け始めました。

・とにかく求人検索をしています。

・保育士の受験勉強を始めた

・結婚を機に退職したこともあり仕事探しを始めました。

・英語の勉強を始めた

・韓国語の勉強を始めました

・お小遣い稼ぎになればと、デザインサイトでTシャツのデザインを始めた。

 

◆お片付け

・本気の部屋の片付け。新たに買わずに、どうにかして、とにかく捨てる。

・メルカリやヤフオク、ジモティーなどの出品が増えた

◆読書・パズル

・読書。過去に読み損ねた芥川賞、直木賞受賞作品をはじめ、気になっていた本を買って読む機会が増えた。

・本(読書。家で分厚い本を読めるので嬉しい。これまでは通勤電車の中でしか読む時間がなかったので文庫本などの軽い本しか読めなかった。)

・「鬼滅の刃」をまとめ買いした。子どもにすすめられて。

・クイズ本(ナンプレ等)を何冊も解き、応募し、景品を当てている

・クロスワードパズル、ロジックを始めました。黙々とできるので楽しい。

◆子ども

・自分の語学の勉強と、子どものドリルなどの教材を買った。

・子どもの教育。絵具遊びや、地図学習をかねた遊び、工作など、普段家ではやらないような知育遊びをたくさん考えてやりました。

・子どもの散髪用のバリカンを購入。オンライン授業のためにタブレット。

・子どものために、トランポリン、ハンモック、ブランコ、ハムスター、家庭菜園の購入。

◆趣味、ほか

・LINEスタンプを描きました

・小説サイトに投稿した。

・シイタケ菌セットを購入

・山菜などを採りに出かけるようになった。その食材を使った料理をする。

・コーヒーをいれるようになった(お手洗いが近くなるので外で飲めなかったのですが、外出時間が減ったので)

・楽器(ウクレレ)に挑戦し、弾き語りまでできるようになった。毎日、一日一曲にチャレンジした。

・セルフのヘアカラーリング。いつも使っているものを業務用で購入し、youtubeを見て夫にやってもらった。

・いつもより、掃除や食事に時間をかけれるようになったくらい。 あとは、ゆっくりぼーっとできる時間ができた。


 

増えた出費は「食費」75% 減った出費は……

また、同アンケートにて「この出費が増えた!と思うものはありますか?」という質問に対して、75%の人が「食費が増えた」と回答しています。

外出せずに家にいる時間が増えれば、1日3食自宅で食べることになるので食費が増えるのもうなずけますよね。

食費のどこにお金がかかったのでしょうか。回答を見てみると、


・食事に欠かせない食料・飲料にかかる費用が増えた…75.3%
・アイスやお菓子など嗜好品などに使う費用が増えた…54.6%
・テイクアウトや宅配食の利用が増えた…27.6%


やはり朝食・昼食・夕飯の食費が最も増えているようです。

では、他にどんなものに出費が増えたのでしょうか。また、どんな出費が減ったのでしょうか?以下の記事にまとめています。

 

まとめ

外出自粛期間中にも、家族と自宅でより良く過ごすためにさまざまな消費活動が行われていたことがわかりました。

特に多くの回答者が始めたことは、自宅でできる運動。家の中にこもる生活が続いたので、自分も子どもも運動不足を感じた人が多かったようです。

また、お料理やお菓子作りを始めたという方も多くいました。巣ごもり期間は「食費が増えた」と回答した人が最も多かったことからも、できるだけ自宅で食事を作って食べていたことが見えてきます。子どもと一緒に作れるレシピも好評いただきました。

前回、しゅふJOBナビが行った「特別定額給付金(10万円)を何に使う?アンケート調査」でも、生活費、とくに食費に充てると回答した人が多くありました。巣ごもり期間中に主婦がもっとも頭を抱えたのは食事だった、と言えるかもしれません。

緊急事態宣言も解除され、飲食店や百貨店がひらきはじめました。外食や外出が楽しみになる反面、コロナ状況下でかかった費用をどう家庭でやりくりをしていくのか、課題になりそうです。

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