コロナ禍中での夏の旅行、Go To キャンペーンについてアンケート!2020年の夏休みはどうする?|~しゅふJOBナビ・アンケート調査~
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ナビ調査
梅雨の時期が終われば、夏の到来!
例年では旅行・帰省などで人が移動するシーズンですが、今年は新型コロナウイルスの感染リスクを鑑みて、過ごし方について悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回、しゅふJOBナビでは「夏の旅行/Go To キャンペーンについて」のテーマでアンケートを実施しました。
◆調査概要
・今年の夏休み、旅行の予定は「迷い中」「今年はパス、来年行こうと思う」25% ・旅行に行くとしたら「全国的に移動制限が緩和されたら行きたい」22% ・したい旅行は「温泉旅行」67% ・Go To キャンペーン 各キャンペーンについて (調査実施期間:2020年6月18日~6月26日) |
もくじ
アンケート結果
今年の夏休み、旅行の予定はありますか?(単一回答)
「今年の夏休み、旅行の予定はありますか?」という問いに対し、最も多い回答は「旅行に行くか迷い中」24.6%、同率で「今年はパス、来年行こうと思う」24.6%でした。
まだ新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないこともあり、旅行を迷っている、もしくは、今年はやめようと決めた人が多いようです。
では、もし旅行に行くとしたら。
どんな旅行がしたいと考えているのでしょうか?
どんな旅行がしたい!と思いますか?(複数回答)
「どんな旅行がしたいと思いますか?」という問いに対して「温泉旅行」と回答した人が67.4%でした。
例年通りの夏休みが始まるとしたら、あと1か月。
緊急事態宣言が解除されてから、段階的に移動の緩和が進められてきましたが、6月19日(金)に全国の都道府県間移動が解除されました。
気になるのは「全国の都道府県間の移動が解除されたら、旅行や移動をする人が増えるの?」というところです。
「Go To キャンペーン」とは?利用する人は多そう?
政府は、新型コロナウイルス感染収束後、日本国内の人の流れと街のにぎわいを創り出し、地域を再活性化することを目的として、観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテインメント業などを対象に、需要喚起を目指すキャンペーン施策を出しました。
それが「Go To キャンペーン」です。
まずは感染防止の徹底、雇用の維持、事業の継続を最優先に取り組むとしながらも、国土交通大臣の赤羽一嘉氏は6月16日(火)の記者会見で「8月の夏休みの早い段階での事業開始を目指して準備を進める」と説明。
7月10日(金)の会見では7月22日から一部を先行して始めると発表されています。
順調に進めば、7月末にはキャンペーンが開始される見込みで、既にキャンペーンの事業委託先も締め切られているため今後事業委託先が決まり次第、キャンペーンの日程など詳細が明らかになると思われます。
参考:Go To キャンペーン事業(国土交通省関係 補正予算案)
参考:官公庁関係補正予算
「旅行についてのアンケート」とあわせて、Go To キャンペーンについても伺いました。
1.Go To トラベルキャンペーンについて、利用したいと思いますか?
Go To キャンペーン…期間内に旅行会社・旅行サイト等を通じて旅行予約をすると代金の1/2相当のクーポンや商品券が付与される
利用したい…70.5%
利用しない…9.1%
わからない…20.5%
2.Go To Eatキャンペーンについて、利用したいと思いますか?
Go To Eatキャンペーン…期間内に飲食予約サイトで予約・来店すると飲食店で使えるポイントや食事券がもらえる
利用したい…69.8%
利用しない…9.2%
わからない…21.0%
3.Go To Eventキャンペーンについて、利用したいと思いますか?
Go To Eventキャンペーン…期間内にチケットサイトを使ってイベントなどのチケットを購入すると、割引・クーポン券が付与される
利用したい…53.6%
利用しない…17.5%
わからない…28.9%
4.Go To 商店街キャンペーンについて、利用したいと思いますか?
Go To 商店街キャンペーン…期間中に商店街などで胃ベンド開催・プロモーションや、観光商品開発などが行われる
利用したい…56.9%
利用しない…13.2%
わからない…29.9%
フリーコメント欄では、キャンペーンについての意見を伺いました。
◇フリーコメント(一部抜粋)
最も多く寄せられたコメントは「コロナ対策をもっと重視してほしい/感染が怖い」
・新型コロナが収束しないと、いろんなところへGo Toという気持ちにはなれない。感染が怖いです。
・市や町が活性化しそうだが、コロナ対策や薬などができてからのほうが安心できる。
・経済を動かすのも大事だが、日本全体で人が外出したり移動距離が増えるウイルスの感染拡大につながるので、しばらく様子見して、ワクチンか薬ができるまではなるべく大きな移動は避けた方がいいと思う。
・経済が回ることは大事です。観光に携わる方々の生活は大事です。いずれまた、外国の方々にも来てほしいです。しかし、まだ新型コロナのワクチンが無い中で、人が集まるところにはまだ行きたくありません。その資金を委託したり費用をかけるのではなく、観光に携わる方々の支援金として違う方法で役立ててほしいです。
・今年はGo To キャンペーンより現金給付が良いと思う。
・使うか使わないかわからないキャンペーンよりも、日ごろの生活の支援のほうが消費者にはありがたい。今は旅行や余暇活動などの余裕はない。
・観光先、宿泊施設、その他イベントなど、それぞれコロナ対策もあわせて徹底して、PRしてほしい。
ほぼ同数寄せられたコメント「時期尚早ではないか」
・キャンペーンはいいと思うが、時期など考えてほしい。これからまたコロナの感染者が増えてくる可能性もあるので、少し時期尚早なキャンペーンだったのではないかと思う。どの程度混むかも予測できないし、行くとしても不安があると思う。
・実家や義実家が遠いので、お得な企画はぜひ利用したいという気持ちはあるが、今東京在住のため自分たちが無症状感染の可能性も考えられる中、ワクチンもできていない感染症を広げる事になると思うと利用するのは怖い。ワクチンが開発されて、一安心できるようになってからこのようなキャンペーンを企画して頂きたい。
・勇み足なキャンペーン。あまり快く思いません。治療薬や感染予防が全国的に徹底していないうちは、キャンペーンを利用したくない。また、再び感染拡大をし始めたとき、当キャンペーンはどう対応するのかなど、詳細な情報が明確でなかったり、解りにくい。
「キャンペーンの内容を具体的に知りたい/期間が気になる」
・キャンペーンの内容をもっとわかりやすくしてほしい。
・もっと具体的に内容を知りたい。例えば、各キャンペーンは1人1度の利用のみ?複数回利用できる?など。
・簡単に使いやすいものが良い。手続きがわかりやすく、煩雑でなく、対象がたくさんあると良い。
「早くしてほしい」という声、制度を利用したいという声
・夏休みに間に合う用、早く決めてほしいです。範囲は広くお願いしたい。
・子どもの夏休みが短縮になるので、いろいろ出かけるよりも一か所にお金をかけて思い切って出かけたい。
・自分で支援するにはどうしたらいいのか考えたこともあり、なかなか実行に移せないでいたが、このようなキャンペーンがあると気軽に支援できて良いと思います。
・経済活性化のためなら、自分の身を守りながらあちこちに行っても楽しみたい!
・興味関心があるものは利用したい。経済が活性化するように、いろいろな職業の方、職人さんの技能が失われないように守っていかなければと思う。
・利用したいけど、できるだけ人混みは避けたいので、風景を楽しんだりする旅行で、あまり人混みにならないところを探していきたい。
まとめ
今年の夏休みの旅行については4人に1人が「まだ悩んでいる」「今年はやめて来年行こうと思う」という結果でした。
全国的に移動制限が解除されましたが、1か月以上様子を見たいとしている人が回答者の半数を超えていることからも、新型コロナの様子を確認しつつ、慎重に考えている方が多いことが伺えます。
夏休みが始まる少し前、7月22日から開始を予定している”Go To キャンペーン”。
特に、夏の旅行・帰省シーズンに影響がありそうな”Go To トラベル キャンペーン”では7割の人が「利用したい」としています。
フリーコメントでは、早く決めてほしい、夏休みに使えるようにしてほしいという期待の声が上がる反面、キャンペーンよりも新型コロナの対策をもっと重視してほしいという声も寄せられました。
東京都では感染者数が連日増加し、引き続き注意が必要です。
5月連休同様、今年の夏休みの予定は、直前まで決めにくい状態になるかもしれません。
調査概要
調査方法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:353名
調査実施日:2020年6月18日~6月26日
調査対象者:「しゅふJOB」登録者
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部