2021年『インフルエンザの予防接種』は受ける？受けない？
更新日：
ナビ調査
コロナのワクチンが終わった！と思ったら、今度はインフルエンザが猛威を振るう予想のニュースが流れました。
そこで「予防接種を受けたいけど予約が取れない…！」とやきもきしている方も多いのではないでしょうか。
反対に「今年はコロナの予防接種をしたし、昨年もコロナ対策をしていたら流行しなかったのだからワクチン接種をしないつもり」「３回目のワクチン接種が始まるなら、予防接種は控えたほうがいいのでは？」という声も聞こえてきます。
”みんなはどうなの？”が気になるテーマについて、しゅふＪＯＢナビがアンケート調査を実施！
今回は、2021年版・インフルエンザの予防接種について調査いたしました。
インフルエンザの予防接種、する？
もくじ
Ｑ．2021年「インフルエンザの予防接種」は受けますか？
最も多かった回答は「受けない」37.8%。
ただし、次いで「予防接種を受ける予定・予約する予定」と回答した人が28.4%いるため、実際に接種する人が約半数となりそうです。
2020年の同調査では「予防接種を受ける」回答が最も多く59.2%でした（2020年の調査はこちら）。
今年はどうして「受けない」「迷っている」と回答した人が増えているのでしょうか？
回答理由をフリーコメントで回答頂きました。
Ｑ．回答した理由があれば教えてください。
「予防接種を受けた」と回答した人のコメント
・インフルエンザが今年は流行りそうだと言われてるので、念のため子どもも含め接種した。（東京都・50代）
・インフルエンザにかかった時とても辛かったのであんな思いはもう2度とごめんです。（千葉県・40代）
・コロナワクチンと同じく、職域接種でできました。（神奈川県・40代）
・医療関係なので、あまった時に打ってもらっています。（岐阜県・30代）
・介護職だからか職員全員が原則接種となっている。費用が全額会社負担なのがうれしい。（岐阜県・50代）
・今の職場で、医師判断で辞めざる得ない場合以外の人は有無を言わさず受ける状態だった。（東京都・40代）
・仕事する上で不安を除きたい（山形県・30代）
・私が感染すると家族に感染してしまうのがいやだから（東京都・30代）
・発熱した場合、新型コロナウイルスとインフルエンザの両方の感染確認をしなくてはならないし、万が一インフルエンザにかかってしまったら、症状がひどくなりそうだから。（東京都・40代）
・毎年欠かさず接種しています。以前の会社は必須で、そのクセがついています。全額負担して貰えていたので助かりました。（大阪府・40代）
予防接種を受ける予定・予約する予定と回答した人のコメント
・コロナのこともあるので、インフルエンザに罹ることはなるべく避けたい（神奈川県・50代）
・コロナワクチンとの相互作用がないのか心配（埼玉県・40代）
・まだ予約が取れていないが、なるべくインフルエンザにかかりたくないし、家族にうつしたくもないので予約さえ取れれば受けたいです。（東京都・40代）
・もし感染したら周りに迷惑をかけるから。また自分自身もつらい思いをしなくてすむから。（福岡県・40代）
・仮にインフルエンザに感染した場合、重症化しないように予防したい（東京都・30代）
・現在の会社で集団予約してくれて、特定の期間内に指定の病院であればいいということと、助成があるので、受けようと考えた。（東京都・50代）
・毎年受けているから。（東京都・30代）ほか
・今年は流行しそうだから（大阪府・40代）
受けないと回答した人のコメント
・こまめな手洗いうがいで乗りきれそうだから。（埼玉県・50代）
・これだけコロナ対策していれば大丈夫じゃないかと思う気持ちと、過去に、予防接種を受けた年に限って感染したので（東京都・40代）
・コロナに対する意識が高くなっているため、流行ることがないと確信しているから（東京都・40代）
・コロナワクチンを打ったから（東京都・20代）
・コロナ前からほとんど打ってなくて、去年も必要なかったから、今年も打ちません（千葉県・40代）
・今まで受けたことがない。予防接種は前年の菌に対する予防注射なので余り意味がないと思う。（千葉県・40代）
・副反応がでたから。（東京都・50代）
・アレルギーの為受けれません（東京都・50代）
・反ワクチン派なので。（神奈川県・40代）
・お金がかかるから（神奈川県・50代）
・予防接種にお金を支払うほどの余裕がない (お金の使い道として優先度が低い)（東京都・50代）
・予約が取れなくてあきらめてる（神奈川県・30代）
迷っていると回答した人のコメント
・インフルエンザにかかった事がないので、どこかで大丈夫だろうと思ってしまう。（神奈川県・40代）
・コロナ禍での状況で受けておいたほうが良いのかなと迷う。（東京都・40代）
・コロナ対策で、去年はインフルエンザにかかった人が少なかった事を思うと、受けるかどうか迷います。（東京都・40代）
すでに、近くの病院ではインフルエンザワクチンが足りなくなっていて予約できない（東京都・60代）
・手洗いマスクなどの予防をしているので、果たしてインフルエンザが流行するのか分からないし、コロナの3回目の予防接種があるなら、そちらを優先する事になる為。（千葉県・40代）
・新型コロナウイルスのワクチンを接種したばかりだから（東京都・50代）
・新型コロナワクチンを接種したので、再度病院に行くのに少し抵抗がある（大阪府・50代）
新型コロナウイルス感染症拡大対策により昨年インフルエンザが流行しなかったことを受け、今年も感染症対策をしていればインフルエンザ感染の心配がないのでは、と考えている方もいるようです。
また、新型コロナウイルスのワクチン接種をしたことで迷っている方もいるようです。
例えば、副反応が気になる、期間が近いので接種していいのか迷う、間隔をどの程度あけるべきか、再度病院や人混みに行くことに不安がある、という声もありました。
「新型コロナワクチン」と「インフルエンザ予防接種」は同時に受けられる？
厚生労働省が公表している「新型コロナワクチンQ&A」によると、
| 原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。
新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。 |
とされています。
新型コロナウイルスのワクチン接種が終わって2週間以内には、インフルエンザのワクチンを接種は避けましょう。
（※創傷時の破傷風トキソイドなど緊急性を要するものに関しては、例外として2週間を空けずに接種することが可能）
３回目のコロナワクチン接種はいつから打てる？
また、３回目のコロナワクチン接種が始まりました。
３回目の接種は２回目の接種が終了してから原則8ヶ月以上後に接種することになります。
お住まいの市区町村から追加接種用の接種券が送付されてくるので、接種券が届くのを待ちましょう。
インフルエンザの予防接種を受けたいと考えた場合、
・２回目のコロナワクチン接種や、他のワクチン接種から２週間以上が経過していること
・３回目の接種が始まるであろう８か月の２週間前までに終わらせておくこと（インフルエンザワクチンを打ってから２週間以内に３回目のコロナワクチン接種が重ならないようにすること）
がポイントのようです。
今年の年末年始は新型コロナもインフルエンザも懸念されています。帰省をするかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。
こちらで帰省についてのアンケートもご紹介しています。よろしければ併せてお読みください。
家庭・子どもの事情でもお休み相談がしやすい！職場のお仕事なら【しゅふＪＯＢ】
この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部
