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パート仕事を休む時の伝え方|理由の事例と、気を付けるポイントはココ

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働き方

子どもの熱など急な体調不良や、急に保護者会が開催されることになった時って、ありますよね。

「明日シフト入ってるけど、子供の熱が下がりそうにない」
「来週の子どもの保護者会と、シフトが被ってる・・・」

そんな時、仕事を休めないか、と思う主婦は多いでしょう。

しかし、実際は思うように休めない事も多くあります。また、どう伝えたらいいの…?と悩まれるかもしれません。

そこで
・パート主婦のお休みに関する体験談
・パートを休みたいと思う時は?
・お休みの取り方、伝え方
をご紹介します。

休みたいけど休めなかった!パート主婦のお休み体験談

「体調不良で休んだら、罰金を請求された。」というケースが、社会問題となりました。

パートの採用前の面接で「予定外のお休みも取れます」と確認したはずなのに、実際にお休みを申請したら却下されたという例は、珍しくないようです。

また、会社から

「休むなら、代わりを見つけてきてくれなければだめ、と言われた。」

「台風で急遽、子どもが帰宅することになったので、家に一人にしておくわけにいかないという理由で休みたい旨の連絡をしたら、うちの会社には関係ないからと断られた。」

と、会社から厳しく言われた声も。

多かれ少なかれ、パート主婦の多くは、予定外のお休みを取るのに苦労しているようです。

パートを休みたくなるときってどんなとき?

パート主婦が仕事を休む(休みたい)理由は大きく分けて、2つ。

1、本人は休みたいと思っているわけではないけれど、休まざるを得ない場合

・家族の体調不良
・自分の体調不良
・家族が体調不良で看病が必要
・子どもの学校の行事

など、子どもの学校行事に関しては、事前に予定が組めるので、シフトを代わってもらえるようお願いできますが、家族の体調不良などの場合は苦労することが多いようです。

まだ子どもが小さい場合、発熱などで急に呼び出されることもありますよね。特にイヤイヤ期の子どもの場合など、朝の突然のトラブルも頻繁に起こりがち。それでも、遅刻や早退に関して厳しい言葉を受けることもあるようです。

そのような時、自分ばかりだと頻度が多くなってしまうので、配偶者と交代でお休み・早退して迎えにいく、など夫婦で話し合って工夫している人もいるようです。

2、自分都合で休みたくて休む場合

・仕事に行きたくない
・急遽予定が入ってしまったので休みたい
など。

この場合、正直に理由を言う人はほぼいませんよね。

「子どもが熱を出した」とか、「離れて暮らしている親が倒れた」など、適当な理由を使うのが一般的です。

ただ、これは雇い主や同僚に、多大な迷惑をかけてしまいます。

「仕事が嫌で休みたい」と慢性的に思っているのであれば、その理由は何かをしっかり考える必要がありますし、心身的に仕事を続けられるのか、見直した方がよいでしょう。

「急遽予定が入ってしまい休みたい」という理由も、それが続いてしまっていたり、今後も続きそうであれば、仕事をすることを一度考えてみましょう。

職場や同僚に迷惑をかけないよう、あらかじめ予定を立てるといった配慮をするのも、働く大人としてのマナーです。

もっともらしいことを言って休み続けると、自分にも良いことはありません。負担だけが増えてしまうこともままあります。一度働き方を見直してみることをおすすめします。

お休みの取り方、伝え方は?

不測の事態で、どうしても休まなければならなくなった場合は、以下のことを心がけるようにしましょう。


・事前にわかっている予定であれば、早めに伝える。
・普段から同僚とコミュニケーションをとり、いざという時に仕事を代わってもらえる人を見つけておく。
・次に出勤した際、迷惑をかけたお詫びと、フォローしてもらった感謝を伝えるなど、仕事仲間への配慮を忘れない
・嘘をつかずに伝える


また、そもそも休みやすい仕組みを導入している職場を選ぶのも有効です。

例えば、一部の企業では、フリースケジュール制という働き方を導入しています。

・その日、出勤するかしないか?
・何時に出勤し、何時に退勤するか?

パートさん1人1人が勤怠を自分で決める、というもの。

「当日になってみないと、誰が来るのかわからない状態で回るの?」と考えますが、特に大きな問題は起こっていないのだとか。

勤務日数、時間を柔軟に調整できることが、パート主婦の士気を高め、退職者もほとんどいないとのこと。

もし現状で、正当な理由があるにもかかわらず休みが取れないのであれば、このような新しい働き方を導入している職場や、主婦がすでに働いていてお休みを取りやすい職場を探して、転職するのもありかもしれません。

急な休みでも融通が利く職場の選び方

繰り返しになりますが、急な子どもの熱や子供の学校行事などで、どうしても休みたいのに休みをとれなくてどうしようもないとき、パートを変えることも検討に入れたほうがいいかもしれません。

同じ仕事をする人が複数いる環境や、主婦がたくさんいて家庭の事情で休みを取ること自体に理解がある環境も、あるものですよ。

特に、急な休みでもそれなりに融通が利く職場を求めている方にお勧めのパートが、「コールセンター」と「スーパー」のパートです。

コールセンターやスーパーのパートは、同僚のパートの人数が多いため、急な休みであってもお互いさま!と自分の分をカバーしてくれることが多いようです。

同じコールセンター、スーパーであったとしても、職場によって雰囲気はだいぶ違います。

お仕事を探す際に参考にしていただきたいのは、求人広告にでている「主婦が活躍中」という言葉。

主婦が活躍している職場では、主婦の生活に対して理解があることが多いので、子育て中で子供の病気や学校行事で急な休みがあることに対して、抵抗は小さい傾向があります。

もちろん、カバーしてもらえるからといって職場に迷惑はかかってしまうので、休んだ時には代わりに入ってくれた方や同僚への感謝の気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。

コールセンターやスーパー以外にも、相談しやすい傾向がある職場をまとめています。

下記の記事もあわせて読んでみてください。

まとめ

パートであっても、お金をもらって仕事をする以上、予定外に休むということはいいことではありません。

休まなければいけなくなった場合は、

・きちんと連絡をする
・周りの人たちへ配慮をする

など、最低限のマナーを守って休むようにしましょう。

そして、お休みを受け入れやすくしてもらうためにも、普段から真面目に働くことも、周りの理解に繋がる一歩です。

 

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