事務職はつぶしが効く?パート事務職のキャリアパスについて考える

仕事

パート主婦に人気の事務職ですが、人気ゆえに狭き門。好条件の事務のお仕事には応募が殺到することもあります。

そんな事務職ですが、技術の発達から「事務職はAIやRPAにとって代わられる」との声も聞こえています。この仕事に未来はあるのでしょうか?

そこで今回は、「事務職のキャリアパス」をテーマに
・お仕事の潰しが効くってどういうこと?
・潰しが効く事務職、潰しが効かない事務職
・事務職のキャリアパス
について掘り下げます。

つぶしが効くってどういうこと?

仕事における「つぶしが効く」とは、仕事で得た経験やスキルが、他の職場や他の仕事でも通用する、ということです。

金属は再加熱・つぶして再利用することから、経験やスキルが汎用的に活用できることを、そのように表されるようになりました。

つぶしが効く職種とは?

よくいわれる代表的な仕事といえば、営業です。

どんな業種の企業であれ、自社のサービスや商品を売ることがビジネスの基本形である以上、営業職が不可欠であることは容易に想像がつきます。

扱うモノやサービスが違ったとしても、お客様のニーズを掘り起こし、提案する=売るという経験がある人は、どんな企業でも重宝されます。

では、事務職は?

事務職はつぶしが効く、という話もあれば、逆につぶしが効かない、という話も聞こえます。どちらなのでしょう?

どちらも聞こえる理由として、事務職には大きく2つの仕事に分かれる、ということがあげられます。

まず、事務職は営業が取ってきた仕事のサポートとして、売上処理をしたり、書類を作成したりといった事務業務で必要とされ、どの業種でも需要があります。企業の管理部門である、経理、労務、法務についても同様です。

次に、専門的な知識・経験を必要とする事務業務の場合。特定の業種・業界でのみ活かされる知識・経験を活かす仕事は、同業種内での転職には有利ですが、他業種にいくと評価はされにくいものです。

ただし、

営業や事務処理のやり方など各社それぞれ違うもの。もちろん、大まかな流れは一緒ですし、パソコンの扱い方も変わりません。

どのような経験をしてきたかも需要ですが、わからないところを素直に聞けたり、コミュニケーション能力が高ければ、新しい仕事もすぐに習得できるものです。

潰しが効く事務職、潰しが効かない事務職

さて、先述で事務は大きく2つにわけられる、といいましたが、事務職といっても、さまざまな仕事があります。

一般的に、
・営業事務のような営業アシスタントや庶務的な仕事
・人事や経理などの管理部門を含む、社内の各種書類のファイリングや作成などをやる事務職

など、業種・業界を問わず、企業活動に不可欠な分野に関わるものは、つぶしが効きやすいと言われています。

とはいえ、単なる経験があるだけでは、評価されないことも。

事務職に求められるスキルがしっかり身についていることが大前提となるようです。

どの業種でも求められるスキルとして下記があります。

・基本的なビジネスマナー
・基本ソフト(wordexcelなど)の操作スキル
・コピー機などOA機器の操作スキル
・同僚やお客様とのコミュニケーションスキル

では、逆につぶしが効かないと思われているものにはどのようなものがあるのでしょうか?

例えば、
・銀行や生命保険などの金融事務
・税理士や弁護士などの士業の事務職
・公務員(事務職)
など、事務職でもスペシャリティが高い仕事は、ほかの業種・業界で通用しないケースが多く、同業内であれば転職はしやすいが、他業種への転職は難しいと言われています。

ただし、専門性の高い事務職は、企業側としては替えが効きにくいため、異動などが少なく、一般的な事務職に比べて専門職としてのキャリアパスを描きやすい傾向があるようです。

事務職のキャリアパス

一般的に事務職の仕事はつぶしが効く半面、キャリアアップしていくのは難しいとも言われています。

では、事務職のキャリアパスはどのように考えれば良いのでしょうか?

そもそも「キャリアパス」って何?

キャリアパスとは、一言でいうと「キャリアアップするための道筋」です。

ある職位や職務を行うために、必要な業務経験と、経験を得る順序、必要な配置異動など、辿る道筋の総称をいいます。

また、どのような仕事を、どのくらいの期間経験し、どの程度能力が身に付くと、どのような役職につけるのか、を明示化したもので、企業によってはこれを給与テーブルと同等に扱っていることもあります。

パートとして働く視点からいうと、将来自分が取り組みたい仕事や目指す職業を踏まえた上で、どのようなステップで経験を積んでいけばいいか?を認識・計画を立てるための指標になります。

 

事務職のキャリアパス、気にすべきポイントは?

ポイントは、「この人は新しい仕事を任せても大丈夫だ」と思わせること。

例えば、「英語や法律の知識が詳しい」といった専門性を磨いていくのも一つです。自分は英語が好きであるとか、特定の分野を勉強したいというタイプであれば、ぜひ一つの道を究めてみると良いでしょう。

では、特定の勉強をするのはちょっと…という価値観の場合はどうでしょうか?

その場合は、仕事の質を高めることを意識しながら仕事をするのも、効果的です。

・誰よりも速く、正確に処理できるようになろう
・専門性は高くないが、その分、守備範囲(対応領域)を広めよう
・積極的に新人や後輩の世話(教育)をしよう

などがあります。

まとめ

技術の進歩により、AIや、RPAの普及により、単純な事務処理は取って代わられる…という予想がささやかれています。

しかし、一方で、言葉の背景を察したり、臨機応変な判断たり、またそもそもそのAIを管理したり、など、AIが苦手とする領域や、人でなければできない仕事は、この先も需要が高いでしょう。

常に求められる事務職であるには、この作業領域では自分の右に出る者はいない、というものを持っていること。まずは、磨いていきたい領域を見出すことから始めると良いかもしれません。

事務職は、日々、どんな意識で仕事に取り組んでいるかによって、つぶしが効く、つぶし効かないが大きく変わります。

AIなど技術の普及によって、事務職に求められるスキルが変わっていくことも予想されます。

仕事を選ぶときにつぶしが効く仕事を選ぶのではなく、自分がやりたい仕事を選んで、それから、つぶしが効く方向に極めていくことに気を付けましょう。

そして、それがキャリアアップにもつながります。

 

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