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冬休み・春休み・夏休みに休めるパート仕事ってある? 心置きなく休むための休暇申請のコツもご紹介!

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おしごとのこと

冬休み

冬休みや春休み、夏休みなどの長期休みに、家族と行楽を楽しんだり帰省をしたりゆっくり過ごしたい…と考える方は少なくないでしょう。

とはいえ、自分が休みたい時期は他の人も休みたい時期。周りとの調整でなかなか長期休暇の申請が出せないというお悩みの声もよく耳にします。

そこで本記事では「冬休み・春休み・夏休みに休めるパート」をテーマに、長期の休暇を取るための方法や休暇申請のポイント、長期休暇を取りやすい仕事の選び方について解説いたします!

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パート主婦(主夫)が長期休みを取る3つのメリット

パートをしている主婦(主夫)は、仕事と家庭のどちらも疎かにすることなく、両立させることに努力していますが、ときには長期の休みを取ることも大切です。

長い期間の休みを取ることで、以下のようなメリットを享受できるでしょう。

・家族との絆を深められる
・自分の成長やリフレッシュに時間を使える
・仕事と家庭のバランスを見直せる

家族との絆を深められる

仕事をしている主婦(主夫)は、外で働いていますが、家に帰っても家事に追われて、家族とゆっくり過ごす時間が少なくなる傾向があります。

長期の休みを取ることで、普段できないようなレジャーに時間を割いたり、じっくりと家族とコミュニケーションを楽しめるでしょう。

家族との関係が希薄になってしまうと、自分が何のために働いているのかさえ、わからなくなってしまいます。しっかりと休んで家族との時間を作り、子どもの成長や学習の様子を見守る時間も必要です。

自分の成長やリフレッシュに時間を使える

仕事をしている主婦(主夫)は、仕事での責任と家庭での責任の両方を背負っており、自分のことに時間を費やすことを後回しにしがちです。

しかし、夏休みや冬休みなど、長期休暇があれば、自分の成長やリフレッシュに使うための時間も作り出せるでしょう。

長期休みには、今までやってみたかったことや、取りたかった資格の勉強をするなど、まとまった時間がないとできないことを思いきりするべきです。

自分の成長とリフレッシュに、適切な時間を投じることにより、自己肯定感や自信がアップするでしょう。仕事のモチベーションを保ち、パフォーマンスを向上させるためにも、長期休暇の取得は有益です。

仕事と家庭のバランスを見直せる

働いている主婦(主夫)にとって、仕事と家庭のバランスは永遠のテーマです。働き続けていると、だんだんと仕事中心の考え方になっていき、家庭とのバランスを失ってしまいかねません。

長期休暇を取ることで、自分にとって適した仕事と家庭のバランスを、ゆっくりと考えられます。仕事をしない時間を長く取ることにより、仕事の時間や内容に満足しているか、家庭とのバランスが崩れていないか、家庭での役割分担は適切かなど、じっくりと向き合う時間が作れるでしょう。

仕事と家庭のバランスを見直すことにより、自分の人生の方向性について考える良い機会になるはずです。

長期休みは休みたい?出勤したい?

冬休み・春休み・夏休みなどの長期休暇はいつも通りのスケジュールとはいかなくなるもの。

パート・アルバイトで働くしゅふ達の中でも、長期休みに合わせて休みたい「休み死守派」と「休みでも出勤したい派」に分かれています。

まずはそれぞれどのような考えがあるのか、見てみましょう。

長期休みはお休み死守派

休みを死守したいと考えている方々からは以下のような声が挙がっています。

・「せっかく子どもが休みなのだから、家族で一緒にゆっくりしたい」

・「学生バイトが入ってくれるので、パート主婦は出る必要がない雰囲気になっている」

・「飛行機でないと行けない距離の両親が孫を心待ちにしているので絶対に帰省しなきゃいけない」

・「お盆なのに顔も見せないの?!と今後の関係性に影響が出るのを絶対に防ぎたい」

休み死守派は家族とゆっくりしたい、子どもが休みなのだから一緒に過ごしたい、親や親族との付き合いを考慮したいと考えているようです。

長期休みでも出勤したい派

一方休みでも出勤したい派からは以下のような声が聞こえてきます。

・「ほかの人が休みなので進んでシフトに入れば稼ぎ時!お盆や年末年始は特別手当やボーナスがあることもあるし」

・「みんなで均等に休みを取れるようにシフトを調整しているので、何日かは絶対出ることになる。譲り合いだから仕方ない」

・「夏休みといっても別に普段通りなので、家にいるよりパートで稼ぎたい」

・「義実家と折り合いが悪いので、仕事が休めないといってお盆や年末年始の挨拶を遠慮しているから」

出勤する派は、この時期だからこそ稼ぎたい、特にいつもと変わらない…という考えのようです。

 

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パートが長期休みを取るための3つの方法

公務員や大手企業に勤めている場合は、夏季や年末年始の休暇制度があるため長期休みは取りやすくなっています。
しかし、会社で長期休暇が定められていない場合は、どのようにして長めの休みを取れば良いのでしょうか?
本項ではパートが長期休みを取る方法について以下の3つを解説いたします。

・有給休暇を使う
・無休で休ませてもらう
・シフトを調整する

有給休暇を使う

長期休暇を取る方法として、まず挙げられるのが有給休暇を使う事ですね。
お給料をもらいながら仕事を休むことができる制度であり、この有給休暇を有効に使わない手はないでしょう。

パート・アルバイトだと有給休暇を取ることができないと誤解している方もいますが、条件さえ満たしていれば誰でも有給休暇を取得することが可能です。

パート・アルバイトが有給休暇を取得するには、次の2つの条件を満たす必要があります。
・6ヶ月以上の継続勤務が見込まれること
・労働日数の8割以上出勤すること

例えば、週5日のパートで6ヶ月働いた場合は、10日の有給休暇が取得可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめてあるのでご覧ください。

無休で休ませてもらう

リフレッシュ休暇やバースデー休暇など、会社で設定した特別休暇を利用することによって、有給休暇でなくとも休暇を取ることができます。

しかしこの場合は、給料が出ない無給休暇になることがあるので注意してください。

会社で設定した特別休暇を有給にするか無給にするかは、会社側の決定に委ねられています。就業規則を読んだり、会社側に尋ねたりして給料の支払い有無を事前に確認しておきましょう。

扶養枠調整でシフト調整をしている方の場合、春や夏に欠勤日を増やして年間で調整しておくのもおすすめです。

シフトを調整する

シフト制の勤務スタイルであれば、うまくシフトを調整することによって長めの休暇を取ることが可能です。
会社側や仕事仲間の理解や協力が不可欠ですが、時期や職場環境によっては意外と休みやすいケースもあります。

例えば、飲食業やサービス業などで学生アルバイトを多く採用している職場では、長期休みの時期に休暇を取りやすいでしょう。
学生たちは、長期休みの期間にシフトを多く組む人数が増えるため、前もって休みたい旨を伝えておけばスムーズに休めるはずです。

 

休暇を申請する際に押さえておきたい3つのポイント

休暇を取る権利は全ての労働者にとって認められていますが、場合によっては職場に迷惑になることもあるため最低限の良識は持っておきたいものです。
せっかく休暇が取れたとしても、職場の人間関係に悪影響がでてしまうと余計なストレスを生んでしまいますよね。

今回は休暇を申請する際に押さえておきたいポイントを以下の3つご紹介します。

・上司や同僚に前もって打診しておく
・休暇予定日の前に自分の仕事を終わらせる
・早めに申請をする

気持ちよく休むための休暇申請のポイントを確認しておきましょう!

上司や同僚に前もって打診しておく

自分が休暇を取ることによって職場の上司・同僚に迷惑がかからないかどうか?を確認しておきましょう。
誰にも相談せず、いきなり休暇の申請をすることは絶対にしてはいけません。

休みたい時期と職場の繁忙期が重なっている場合もあるかもしれないので、この時期に休みたいのですが…と事前に伝えておくと安心です。
相手から休んで欲しくない雰囲気を感じたら、休むことで穴があかないように事前にできる対策を伝えることも大切です。

シフトを交代してもらったり、事前にできる対策をしておいたり、できるだけ準備をした上で休むようにしましょう。

休暇予定日の前に自分の仕事を終わらせる

休暇を予定している日までには自分が担当する業務を終わらせておき、必要があれば引継ぎも済ませておきましょう。
もし休暇中に自分の業務を他の人に任せるのであれば、簡単でも良いのでマニュアルや作業手順書を作成しておくと好印象です。

休暇が明けた後にも周囲に対するフォローを忘れず、自分が休んだことで負担がかかった人がいれば丁寧にお礼を伝えましょう。

早めに申請をする

休暇の長さによっては、いつもより早めに申請をすることも重要です。特にシフト制の仕事であれば、早めに申請することで休める確率はぐっと上がるでしょう。

早めに休暇申請をすることによって、会社側は業務の振り分けやシフト調整などに時間をかけることができます。

休暇の申請は、できるだけ早い方が会社としても休暇を与えやすいのです。

冠婚葬祭はなかなか日付が読みにくいものですが、事前にわかるスケジュールの場合早すぎるかな?と思うくらい早いタイミングで相談しておいても良いでしょう。

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学校の長期休みに休みが取りやすい仕事は?

子どもの学校が長期休暇のタイミングで、自分も休みを取りたいと考えるなら、仕事選びの段階で長期休暇が取りやすい仕事を選ぶ方が理にかなっています。

休みを取りたいと思ったら、安心して休暇の申請ができ、余計に心配してストレスを感じることもありません。

学校の長期休暇に合わせて休みが取りやすい仕事には、以下のようなものが挙げられます。

・工場勤務
・官公庁の事務職
・在宅ワーク

工場勤務

製品の製造や検査・梱包など、工場で作業するパートの場合、比較的長期休暇が取りやすいと言えます。

工場は閑散期と繁忙期がある場合が多く、閑散期には休みが取りやすい傾向があるのです。したがって、長期休暇の取りやすさを基準にする場合、その工場の閑散期と繁忙期がいつなのかを事前に確認しておくことが大切です。

休みやすいと言っても、職場になるべく早く伝えたり、繁忙期に休んだりすることは避けるのが無難でしょう。

官公庁の事務補助

官公庁の事務補助は、公務員の補助として事務作業を行う仕事で、年間休日が多く有給取得率も高い傾向があります。

どこでも働けるわけではありませんが、年末年始やお盆など、長期休暇が取りやすいため、募集があれば検討してみてはいかがでしょうか。

一般的には、高卒以上の学歴と基本的なPC操作ができれば、官公庁の事務補助に応募できます。

在宅ワーク

データ入力やライティング、翻訳、Webデザイン、プログラミングなど、PCやスマホ・タブレットを使って自宅でできる在宅ワークは数多くあります。

在宅ワークであれば、自分の都合やスケジュールに合わせて働けるため、長期休みが取りやすい仕事と言えます。

始めたばかりの頃は報酬単価が低くて思うように稼げない、スキルが必要な仕事が多いなど、デメリットもありますが、休みを自由に設定できるメリットは大きいでしょう。

休みを揃えるなら学校で働く仕事がおすすめ!

子どもの長期休みで休める代表的な仕事は、やはり「学校・園」で働く仕事です。
学校や幼稚園であれば子どもと同じように冬休み、春休み、夏休みなどの長期休暇があるので勤務する人も少なく仕事がお休みになることもあります。
「先生以外に学校でできる仕事はあるの?」と疑問を持つ方も多いかもしれませんが、意外とたくさんあるんですよ!
ここでは学校や幼稚園のお仕事を以下の4つご紹介します。

・給食センターの職員
・学校の食堂スタッフ
・学校の事務員
・ICTの教育支援

給食センターの職員

小学校や中学校であれば、多くの学校が給食を提供しています。給食センターでの仕事は学校の登校日に合わせて仕事をすることになるので、長期休暇は基本的にお休みになります。

ただし、給食センターは朝早い時間から出勤することが多く、朝が苦手であったり子どもの見送りがどうしても必要だったりする人は、事前によく勤務時間を確認するようにしましょう。

また、給食センターのパート・アルバイトを経て調理師や栄養士の資格を取ってキャリアアップを目指せることも魅力の一つです。
給食センターのお仕事についてはこちらにもまとめています。

学校の食堂スタッフ

高校や大学では、食堂が学内にあるケースが多いです。学食は給食センターと異なり、実際に学生と接する機会が多いので、人と接することが好きな人には向いているかもしれません。また、学生寮も長期期間は閉館することが多いので、希望に合う勤務ができることもあります。

勤務時間は給食センターと同様に朝早いケースが少なくありません。しかし、学食は営業時間が長いため、上手くシフトを組めば自分が希望する時間で働けるかもしれません。給食センター同様、学校の長期休みに合わせて仕事を休むことができます。

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学校の事務員

学校の事務員も、学校の長期休暇に合わせて休暇が取りやすい仕事です。
主に高校(特に私立高校)や大学、専門学校が事務員を採用しており、人気職種の一つとなっています。

多くは書類作成や電話対応、来客対応の仕事がメインです。
また場合によっては入試試験やオープンキャンパスに関する業務もあり、学生のキャンパスライフを応援できる、とてもやりがいのある仕事です。

興味がある方はお近くの学校に募集がないか、確認してみるのもいいかもしれません。

ICTの教育支援

聞き慣れない人も多いかもしれませんが、「ICT教育」とは情報通信技術の教育のことです。
最近では学校で子どもたちに1人1台タブレット端末やパソコンが配布され、コンピューターを使った教育が一般化してきています。

時給も比較的高く、パソコンやコンピューターが得意な人に取ってはかなりおすすめです。
日本は世界と比べてIT化が遅れていると言われていますが、日本のIT技術の発展を支援するとてもやりがいのある仕事です。

子育て支援が手厚い会社を選ぶ

最近では主婦・ママを積極的に支援し、手厚くサポートする企業が増えてきています。
企業も子育て支援をすることで、イメージの向上や人材採用がしやすくなるため、独自の育児支援制度を作る企業もあります。

ここでは企業が採用している、子育て・育児支援について以下の3つご紹介します。

・産休・育休
・託児所付きの職場
・看護休暇

産休・育休

育休や産休といえば、以前は正社員だけのイメージでしたが、最近ではパートやアルバイトでも取得できる職場が増加傾向にあります。
そもそも労働基準法に定められている育児休暇は、正社員や非正規社員といった区別がなく、誰でも取得する権利が与えられています。

しかし取得できるということが、まだあまり認知されておらず、申請をする人はまだ少ないのが現状です。

事実、パートやアルバイトといった非正規社員の育休取得率は30%を切ると言われ、社会的に浸透していません。
「子育てをしなければならない。でもこの職場で働き続けたい。」という人はぜひ一度、職場の上司や人事部に育休の取得について、希望を出してみるとよいでしょう。

託児所付きの職場

最近では託児所付きの職場も増えてきています。勤務中に託児所に子どもを預けることで安心して働くことができ、また送り迎えの負担もなく職場と自宅を行き来することができます。

託児所を取り入れている職場で特に多いのが、介護系のお仕事や看護系のお仕事です。
もし専門資格がない場合でも、介護系であれば資格取得を支援してくれるケースも多く、看護の資格がなくても病院の事務スタッフとして働くこともできます。

またスタートアップやベンチャー企業といった新しい会社も、働きやすい環境を積極的に整えていることから、社内託児所を設置しているケースが多く、たくさんの主婦やママが活躍しています。

看護休暇

「看護休暇」とは小学校に入る前の子どもが病気になったり、怪我をしたりした場合に取得できる法定休暇制度です。

子どもの頃はちょっとしたことで風邪をひいたり体調を崩したりしますが、そんなときに使える便利な制度です。

また病気に限らず、子どもの定期的な健康診断や予防接種を受ける際にも使うことができ、休みが不定期の場合でも有効に活用できます。
あなたのパート・アルバイト先でも看護休暇制度があるか、また実際に使えるのかどうかなど事前に確認を取っておくといいでしょう。

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