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【しゅふ川柳2025 審査員インタビュー】 上重聡アナウンサーに聞く!「独身男性だけど、家事歴20年超なんです」

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【しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳2025 審査員インタビュー】
上重聡アナウンサーに聞く!「独身男性だけど、家事歴20年超なんです」

独身ながら家事歴20年以上という、上重聡アナウンサーが「しゅふ川柳2025」の特別MC兼審査員として登場!

日々の家事を「自分ごと」として担ってきた経験から、

しゅふのリアルな苦労や思いに深く共感。

その視点で語る、家事と仕事の両立、男性の家事参加、しゅふ川柳への想いとは?

上重さんの飾らない言葉の数々から、“しゅふ感覚”の本質が見えてきます。

 

■プロフィール■

上重聡(フリーアナウンサー)

1980年生まれ、大阪府出身。PL学園高等学校時代はエース投手として活躍し、1998年の選抜高校野球では準決勝進出。同年夏の甲子園では横浜高校との延長17回の熱戦が語り草となった。立教大学進学後、東京六大学野球で完全試合を達成。2003年に日本テレビ入社後、スポーツ中継や『ズームイン!!サタデー』『スッキリ!!』などで司会を務めた。2024年3月末に退社し、現在はフリーアナウンサーとして活動中。

オフィシャルサイト / Instagram

 

【インタビュー】上重聡アナウンサー

「独身男性だけど、家事歴20年超なんです!」~仕事と家事の両立術~

上重さんには今回の「しゅふ川柳 2025」イベント特別MCと最終審査員をお願いしました。入賞作品をご覧になって、いかがでしたか?

僕は未婚で一人暮らしなので、家事は全部自分でやっていまして。実は「これ、わかる」と共感した句が、結構たくさんあったんです。

しゅふの皆さんと同じように…とは言えませんが、スーパーで買い物も自炊もするので、

しゅふ感覚に近い目線はあるかもしれません。

値引き待ち ハンターと化す デリカ前」じゃないですが、

「今日これ安く買えてラッキー!」とか「あと5分待てば半額!」というのが、ちょっとした楽しみの一つです。

でも、しゅふの皆さんにとっては自分のことだけでなく、家族のこと、毎日のこと。

切実な思いがあると思いますし、視点としては似ていても、重みは違うと感じます。

 

上重さんが“しゅふ感覚”をお持ちとは驚きです!家事歴はどのくらいなんですか?

社会人になってからずっと一人暮らしなので、もう23〜24年くらいですね。

高校・大学も寮生活だったので、高校の頃から料理・洗濯・アイロン…一通りやっていました。

高校のときは先輩の分も洗濯をしていたことがあって。

倍になるだけでこんなに違うのか!と思いました。

今は自分の分だけですが、家族やお子さんの分までやるのは、本当に大変ですよね。

洗濯って、洗濯機に入れて終わりじゃない。

干して、畳んで、しまって…この一連の作業で「洗濯」。

この全てを一人でやるのは本当に大変なことですよ。

 

家事の大変さ、理解いただけてうれしいです(笑)上重さんから見て、男性の家事参加は進んでいると思われますか?

夫婦や家族の家事分担が叫ばれる世の中ですが、

実際には「自分はやらない」という男性も未だに多い気がします。

 たとえば、「父の日に エプロンあげて 圧かける」という句。

僕なんかはエプロンもらったら逆に嬉しいくらいですけど(笑)、

それを「圧」と感じてる男性も多いってことですよね。

男性側に料理や家事をする文化が薄いことが表れているのかな、と思いました。

 

 対して母の日にちなんだ川柳「母の日を 家で祝えば 家事残る」も入賞しました。上重さんのご実家でも、お母様が片づけしていた記憶があるそうですね(笑)

そうなんです。子どもの頃「母の日くらい、何かしてあげよう!」ってあれこれ手伝っていたんですけど。

結局、最後まで片付けてくれていたのは全部母だったなぁと。

キッチンが散らかり、洗い物が増え、子どもたちは途中で飽きてフェードアウトしていき…
そんな様子は実家でも印象に残ってます。

 

 お母さまはお仕事もされていたんですね。

はい、我が家は共働きでした。だからこそ、寮生活で家を出て初めて

「今まで当たり前だったことって、当たり前じゃなかったんだな」って気づいたんです。

食卓に座れば食事があるとか、ユニホームを汚して洗濯機に放り込んでおけばきれいになっているとか。

自分で、一人でやってみて初めて、親のありがたみを実感しました。

 

   お父さまは家事参加されていましたか?

父はかつては「家事は女性がするもの」という感じだったんですが、ここ5年くらいで突然、洗い物をするようになったんですよ。

仕事をリタイアした影響もあると思うんですけど、「熟年離婚」とかもある時代なので、

実家に帰って父が洗い物してる姿を見ると、ホッとしましたね。

これまでの古い考えを自ら変えて行動した父も、すごいなと思いました。

 


しゅふ川柳に代表される「しゅふの声」。アナウンサーという立場から見て、世に届いていると思いますか?

日々の生活から生まれるしゅふ目線の意見って、いわゆる大ニュースに比べると、

メディアに取り上げられにくい「小さな声」かもしれません。

でも、実は一番リアルで、身近な声。

本当は一番大切なんじゃないかと思うんです。 

「しゅふ川柳」のような形にすることで、しゅふの声を世の中に届けやすくなる。

これはすごく意味のあることだと思います。

しゅふJOBは「家庭と両立して働きたいしゅふ」のための求人サービスです。最後に、これから働きたいしゅふの方へメッセージをお願いします!

今の時代、働き方にももっと多様性があるといいなと思っています。

「どのくらい 働けますか?」「壁次第」 という川柳にもあるように、

「働きたい」と思っても、時間に限りがあったり、これまでの勤務形態では難しい人も多いですよね。

”制約があっても働ける環境”がもっと整っていけば、

もっと多くの人が力を発揮できて、労働人口不足問題の解決にもつながるのではないかと思います。

企業側がもっと臨機応変に対応することで、しゅふの皆さんの

“秘めたパワー”を生かせると思います。

生活の中で身につけた知恵や工夫って、本当にすごい武器だと思いますから。

 

 

 

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