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【大賞決定!】 「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳 2024」結果発表!

公開日:

しゅふ川柳

「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳 2024」結果発表!

 

主婦・主夫のみなさまの日常・喜怒哀楽・リアルな声を綴った「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳2024」。

開催第2回目となる今年は、

 *川柳の投稿総数  2,991句 (二次選考に進んだノミネート作品 30句) 

 *WEB投票総数 5,188票 

 *参加企業数 37社

たくさんの方々のご参加、感激です!誠にありがとうございます!

 

最終選考は、放送作家の野々村友紀子さん・薄井シンシアさん他「しゅふ」への思いの深~いゲスト審査員4名をお迎えして行いました。

いよいよ、総応募数 2991句・二次選考に進んだノミネート作品30句の中から

『大賞』『優秀賞』『佳作』に選ばれた受賞作 9句 を発表いたします。

投稿エピソード・審査員の皆様からのコメントもあわせてお楽しみください!

※ゲスト審査員の野々村 友紀子さんより総評をいただきました!
特集ページはこちら→「【しゅふ川柳・総論インタビュー!】~家事はシェアするもの!今年の母の日・父の日には「くつろぐ時間」を~

 

【A】「はたらく」部門

家事や育児、介護、そして仕事。「はたらく」にまつわる思いを詠う 五・七・五

 <大賞> 

「手伝うよ」? 食器も服も 君のだよ?
(福岡県 40歳 なぎなぎ 男性)

 



■川柳投稿エピソード:実際に妻から言われたことです。。。

<審査員コメント ※敬称略>

野々村:「手伝うよ」…しゅふとしては敏感になる言葉ですね。家の中で起こることは、二人ともやるのが当たり前!
シンシア:元旦那を思い出す一句。「コーヒーを飲みますか」と聞くと「飲もうか」という返事。「飲まなくて良いよ!」と言い返したい気持ちになります。
川上:家事を頑張る夫が増えてきてはいるものの、未だ家事の当事者にはなりきれていない様子と、怒りとも戸惑いとも言えない妻の複雑な心境を「?」一つで表す表現力に感服いたしました

 優秀賞  

生活を 回す自分は 後回し
(埼玉県 いそのっぺ 42歳 女性)

 

川柳投稿エピソード:生活を回すことに必死で、気がつけば自分のことは何もできていない。美容院に行ったのはいつのことか。

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:私の場合、結婚してから離婚するまで、ずっと自分のことは後回しでしたね…
野々村:毎日やることだらけで忙しい中頑張っている現実、もっと広く知られてほしいですね。しゅふさんたちがもっと自分の時間を確保できるよう、協力してほしいです!

 佳作  

読み聞かせ 居眠りママに 子が毛布
(神奈川県 39 歳 サクラモモ 女性))

 

川柳投稿エピソード:休日に読み聞かせをしましたが疲れていて居眠りしてしまい、子供が毛布を掛けてくれました。

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:現代のママたちの疲れ果てている姿が思い浮かびますね、すごく頑張っている!
川上:仕事に家事に育児にと頑張るママ。ママの頑張りをよくわかっているお子さんの優しさ。毛布をかけてあげている情景が見事に浮かんでくる、微笑ましさ溢れる一句。

★受賞作は以上3句ですが…ここで番外編!~審査員の「推しの一句」をご紹介します~

巣立つ子へ 持たせたいのは 家事スキル(三重県 64 歳 海だるま 女性)

川上: 仕事力だけでなく家事力も立派なスキルであり、性別問わず誰もが稼ぎ手であり“しゅふ”でもあることが、これからの時代における自立なのだ…と感じさせてくれる一句でした。

飲み会だ ご飯を作る 前に言え(東京都 33 歳 さつきいとう 女性)

石橋:わかる…うちもよく言われていました。反省。ちなみにうちは食事を作ってくれている場合は帰るルールです。

 

 

【B】「家計」部門

上がらない年収、減らない出費、将来の蓄え。「おかね」への悲哀を叫ぶ 五・七・五

 

 <大賞>  

気兼ねなく 見切りを買える セルフレジ
(滋賀県 50 歳 PON5 男性)

 

川柳投稿エピソード:安いものばかり買ってと思われなくて助かります

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:なるほど!このように思う人もいるのだと驚きました。
野々村:半額シールばかり見えないように、定価のもので隠したりしなくてもいいですもんね(笑)
川上:スーパーで見切り品を買う時に感じる気恥ずかしさと、近年増えたセルフレジの便利さ。全く別々の出来事であるはずなのに、一つに合わさる瞬間が発見されて思わずヒザを打ちました。

 

 優秀賞  

へそくりも 電子になって 探せない
(長崎県 64歳 ちゃこぴ 女性)

 

川柳投稿エピソード:夫は、隠し事の下手な性分で臨時収入などこそこそ隠していました。それも、すぐに見つかる所に。しかし、今は、スマホの中で、コツコツと増やしているみたい。

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:へそくりもアップデートされたことに爆笑でした!お父さんたちは職場でDXについて行けないというけどね。
川上:隠す夫と捜索する妻。へそくりをめぐって日ごろ繰り広げられているであろう、コミカルかつ微笑ましいご夫婦のやりとりに、テクノロジーが新たなエッセンスを加えている様子が伝わってきます。

 佳作  

税は増え 家計簿からは 贅が消え
(愛媛県 ちびこ 41歳 女性)

 

川柳投稿エピソード:減税の気配を全く感じない中、贅沢品への支出は控えるように努力してます。

<審査員コメント ※敬称略>

川上: 物価上昇も税金もジワジワと家計を締めつけてきている中、ちょっとした贅沢さえ許されなくなったという息苦しさと、踏まれている韻の軽やかさとのギャップがとても印象的です。
石橋: 物価高に加えて増税の機運もあり財布の紐もかたくなっていく…。まさに2024年を象徴する句だと感じました。

★番外編!~審査員の「推しの一句」をご紹介します~

お前もか とうとうモヤシに 値上げされ(福島県 75 歳 きょっぴん 女性)

シンシア: もやしの値段が上がるというのは、物価高の証ですよね!
石橋:家計への大きな影響が想像できますよね…。

値を上げる 株より物価に 音を上げる(兵庫県 65 歳 ピアノカフェ 男性)

野々村:いくら株価が上がっても、私たちの生活にすぐに恩恵があるわけじゃないんです。毎日の暮らしを切迫する「物価の値上がり」の方が、しゅふにとってはリアルな問題!
石橋: 株価よりも、物価の高まりが国民の関心事。時代をうまく表現した句だと感じました。

【C】「母の日」「父の日」部門

母だけでなく父だって感謝されたい!「母の日・父の日」だからこそ贈りたい 五・七・五

 <大賞>  

父の日の 娘のLINE 「おめ」2文字
(山形県 64歳 置楽 男性)

 

 

川柳投稿エピソード:父の日の娘との実話です。

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:ジェネレーションギャップを感じさせてくれました!
川上:愛情と照れくささが入り混じる父と娘の間を、ほど良い距離感でつないでいるLINE。「ありがとう」でもない、雑にさえ感じる2文字を見てニンマリするお父さんの姿を想像してしまいます。
石橋:たった2文字だけど、娘からのメッセージほど嬉しいものはないですね。。涙

 優秀賞  

母に出す 母に習った 母の味
(東京都 59 歳 凛香 女性)

 

川柳投稿エピソード:母の日には母から教わった料理でもてなすのですが、まだまだ味は追いつけません。

<審査員コメント ※敬称略>

石橋:お金では買えない素敵なおもてなしですね! 母と娘のほっこりとした情景が浮かびました。
川上:2024年の現在に至るまで、何世代も前から変わらず受け継がれてきたものの大切さ。性別役割分業がなくなっていくにつれ、母が父へと替わるケースも増えていくことでしょう。

 佳作  

何もせず くつろぐ時間が プレゼント
(兵庫県 48 歳 ベンジャミン 女性)

 

川柳投稿エピソード:物としてのプレゼントより、何もしなくていい時間というプレゼントが一番うれしい

<審査員コメント ※敬称略>

シンシア:誰もに与えられた24時間。お金で買えないのは時間ですね!
野々村:モノやお手紙ももちろんうれしいけれど、これが何よりうれしい!母の日・父の日にはぜひ贈ってあげてください!

★番外編!~審査員の「推しの一句」をご紹介します~

「何欲しい?」 ははの日母は 「若さだけ」(京都府 75 歳 ハッピー椿 男性)

シンシア: 同感!若さと体力が欲しい限りです!
野々村:「何もいらんわ~」ではなく、くすっと笑わせてくれる受け答えに、お母さんの優しさを感じました。

 プレゼント 何より欲しい 家事代行(大阪府 36 歳しゃけけ 女性)

石橋:365日、家事の負担や時間のなさに追われている情景が浮かびます。
川上:大好きなお母さんにプレゼントをあげている子どもたちの無邪気さと、心から喜びながらも現実に引き戻されてしまうお母さんの切ない本音とのコントラストが何とも言えない可笑しみを醸し出しています。

 

以上、入賞作品のご紹介でした。しゅふの心の声が詰まった作品、いかがでしたでしょうか。

今年はまだ第2回目の開催ですが、
みなさまのリアルな声は、各種メディアでも注目を集めました!

*毎日新聞記事:「物価高にPTA… なぜ今“しゅふ”川柳? 反映された世相とは」

*TBS「Nスタ」:『手伝うよ』?食器も服も君のだよ?」主婦・主夫のリアル「しゅふ川柳 2024」26日に発表【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

*TeNYテレビ新潟:【共感】あるある!「しゅふ川柳」 “主婦”と“主夫”のリアル 

<参画メディアのご紹介>

ストアカ | 教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット
川柳投稿まるせん 川柳を投稿して皆で楽しもう

惜しくも受賞を逃したノミネート作品にも、しゅふのリアルな思いがあふれています。全30句をぜひこちらからご覧ください!

賞品について

大賞/優秀賞/佳作作品にはそれぞれ、デジタルギフト5万円/3万円/1万円分が贈られます。おめでとうございます!

投票に参加くださった方の中から抽選で5名の方にも、デジタルギフト1万円分をプレゼントいたします。

※受賞された方・当選された方には別途、弊社より5月中旬にメールにてご連絡致します。

 

しゅふ川柳・開催によせて/スタッフより


14周年を迎えるしゅふのための求人サイト「しゅふJOB」を運営している私たちが、
「主婦・主夫のリアルな声を発信し、社会に届けよう!」という思いを込めて
2023年に創設した【しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳】。

寄せられた川柳は一句一句、スタッフ全員でじっくり拝読しました。
主婦・主夫のみなさまの日常や喜怒哀楽、短い言葉に込められた思いの奥には、
今この社会の抱える課題がきっとあるはず。

私たちには、みなさまの声を発信し続けていく使命(ミッション)があると感じます。

なぜなら、
私たちは「しゅふJOB」のサービスを通じて、
主婦・主夫のみなさまが「誰もが自分らしい選択ができる社会」を目指し、
「自分らしく活躍できることがあたりまえの世の中にしたい」と考えるからです。

 

4月27日、しゅふJOBは14周年を迎えました

2010年4月27日、
「主婦・主夫が働きやすいお仕事」を検索できる求人サイトとして【しゅふJOB】は誕生しました。

家庭も仕事も大切にしたい…というしゅふの思いに寄り添い、
時短/残業なし/週3~4日/家庭の事情でお休み相談がしやすい…など、
「しゅふにうれしい働き方」が見つかるサイトでありたいと願い、サービスを運営しています。

さらに、時代に合わせた新しい働き方も提案。
在宅・リモートワーク可能なお仕事/WEB面接/時短正社員/副業・ダブルワークOKのお仕事など、
「多様な働き方の中から、自分らしい選択ができる社会」を目指した活動を行っています。

14周年、こんなに大きくなりました!

2013年「第2回 日本HRチャレンジ大賞【人材サービス優秀賞(採用部門)】」
2020年「第3回 日本サービス大賞 厚生労働大臣賞」を受賞。

さらに14周年を迎えた今年は、
*テレビCM放映をスタート
*TBS「カバン持ちさせてください!」にてご紹介
*雑誌「サンキュ」にコメント掲載 

など、各種メディアにて多方面にご紹介いただきました。

これまでに累計3.3万社のお仕事をご紹介し
年間1197万人もの
方が利用してくださるサイトへと成長した「しゅふJOB」。

この節目に改めて、
「しゅふJOB」でお仕事を探してくださるみなさまや、
「主婦・主夫だからこそ採用したい」と並走してくださる採用担当者のみなさまへ、深く御礼申し上げます。

そしてこれからも、しゅふの皆様に寄り添い、
家事も育児も仕事もがんばる“しゅふ”のみなさんが、
もっと自由に、もっと生き生きと働ける社会を目指して、
時代の変化に合わせた価値あるサービスを提供してまいります。


これからも
しゅふに寄り添い
日々邁進!

引き続き、しゅふJOBをどうぞよろしくお願いいたします!

 

「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳」募集・選考概要

募集期間:2024年2月20日~2024年3月3日 ※終了
ノミネート作品の一般投票期間:2024年3月19日~2024年4月7日 ※終了
結果発表:2023年4月26日

募集・投票は求人サイト「しゅふJОB」の会員・非会員を問わず18歳以上を対象として実施しました。
投票は1人1回まで、1テーマにつき3つまで、最大9つの句に投票が可能です。

主催:株式会社 ビースタイル メディア

参加企業さまご紹介

「しゅふJOB」は、「主婦・主夫を採用したい!」という企業さまに支えられて運営しているサービスです。

今回の「しゅふ川柳」には、しゅふの思いに寄り添う企業様が数多くご参加くださいました。下記にご紹介いたします!

▼しゅふ川柳2024に投票参加された企業一覧はこちらとなります。

※企業名を公開することに同意いただいた企業のみご紹介しております。※五十音順

 Eyelash Salon Blanc  株式会社ウィルオブ・ワーク
 MIL株式会社  株式会社ジェイ&アイロジックス
 ご近所ワーク株式会社  株式会社シエロ
 ひうら合同会社  株式会社ジャンプ
 ワールド・ファミリー株式会社  株式会社パコネット
 一般社団法人キネシオテーピング協会  株式会社ミラクス
 株式会社 Priceless One  丸隆六甲容器株式会社
 株式会社佐浦計器製作所  社会福祉法人千葉県福祉援護会
 株式会社Mモード・イノベーション  東京電化株式会社
 株式会社アイエフラッシュ  有限会社名栗温泉
 株式会社アノテテ

 

最終審査員のご紹介

審査・コメントをくださった最終審査員の皆様をご紹介いたします。ご協力誠にありがとうございました!(※敬称略)

野々村友紀子
野々村 友紀子
1974年8月5日生まれの放送作家。大阪府出身。2丁拳銃・修士の妻。芸人として活動後、放送作家へ転身。現在は吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師、書籍・脚本等の作家業に加え、メディア出演など多方面で活躍中。著書に『夫が知らない家事リスト』(双葉社)、『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』(産業編集センター)、2021年12月に7冊目の著書『アカンヒトズカン』(学研プラス)を出版。
Amebaブログ Instagram X(旧Twitter)

薄井シンシア
薄井 シンシア

1959年フィリピンに生まれる。20歳で来日し大学卒業後、貿易会社などに勤務。30歳で出産し専業主婦となる。17年間夫の海外駐在に帯同し、世界4都市を3年おきに転居。主婦業を経て47歳でバンコクの学校カフェテリアで仕事復帰。日本に移り、52歳で電話受付のパートとしてキャリアを再開したのち、外資系ホテルで営業開発副支配人、大手飲料メーカーで東京2020オリンピックのホスピタリティ担当などを経たが、コロナ禍で失業。スーパーのレジ打ちパートを経て、2021年5月に外資系ホテルの日本法人社長に就任。22年11月には63歳で転職し、大手IT企業に就職。キャリア再構築を目指す人々のための講座も開催している。著書に『専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと』(KADOKAWA)、『ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか ママ・シンシアの自力のつく子育て術33 』(KADOKAWA)、『人生は、もっと、自分で決めていい』(日経BP)。

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川上

川上 敬太郎
1973年三重県津市生まれ。男女の双子を含む4児の父で、兼業主夫。大手人材サービス企業で管理職を務め、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼 編集委員などを経て、2011年調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦・主夫層”のべ40,000人以上の声を調査・分析し、200本以上のレポートを配信。2021年独立、現在は研究顧問として研究・調査に携わる。日本経済新聞、日経MJ、時事通信などへの寄稿、大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める。

石橋
石橋 聖文

1982年東京都生まれ。2005年に株式会社ビースタイル(当時)に新卒入社。ハイキャリア向け時短エージェント事業、全社横断型Webマーケティング部門を立ち上げ、2015年に求人サイト『しゅふJOB』に参画。2020年4月に株式会社ビースタイル メディア 取締役に就任し、2022年7月より代表取締役社長に就任。自身も育児・家事を主体的に行いながら「仕事と家庭を二者択一にしない」「多様な働き方をあたり前に選択できる」会社や組織を日本中にもっと増やすことを目指す。

▼昨年の様子はこちら

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しゅふJOBナビ編集部

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