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保育園に子供を預ける条件とは?パート主婦必見の入園条件・保活のポイントを解説!

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お金のこと

「子どもを保育園に預けてパートをしたい!でも、働いていないと保育園に入れないの…?」

地域によっては競争率が高かったり、産休・育休明けのご家庭で既に枠がいっぱいだったり。

特に「これからパートを始めたい」という方にとっては非常に難しい問題ですよね。

しかし、適切な情報を得てしっかりと準備することで、保育園に入れる確率をアップさせることは可能です!

この記事では、保育園の選び方、申し込み準備を徹底解説。効率的な保活の進め方や申し込みのポイントなど、パートをしている主婦(主夫)の方向けに、具体的な戦略を提供します。

この記事を参考に、パートしゅふの保活を有利に進めていきましょう!

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保育園に預けるには?

大前提として、保育園に預けるには、満たさなければならないいくつかの条件があります。

預けるための条件は「保育園の種類」によって異なるため、まずは保育園の種類と条件の違いについて解説します。

【保育園の種類別】特徴と預けるための条件

保育園は、大きく「認可保育園」「認可外保育園(無認可)」「認定こども園」の3つに分けられます。

認可保育園 認可外保育園 認定こども園
運営・設置基準 国や都道府県の基準を満たし、認可を受けて運営 自治体によって異なる 各都道府県の基準を満たし、認定を受けて運営
特徴 基準を満たしているため、保育の質が一定 施設ごとに特色がある 保育と教育をバランスよく取り入れている
申し込み条件 就労や求職中など「保育の必要性がある」と認められれば預けられる 働いていなくても預けられる 3歳未満:保育の必要性を認められれば預けられる

3歳以上:誰でも預けられる

申し込み先 自治体 施設 施設による

パートや専業主婦でも子供を保育園に預けられる?

パートの方でも、子供を保育園に預けることは可能です。認可保育園であれば、住んでいる自治体から「保育の必要性」を認められれば入園の申し込みができます。そのため、パート先に就労証明書を作成してもらえば、申込書類を揃えられるでしょう。

ただし、パートで認可保育園に預けたい場合は注意が必要です。認可保育園は自治体が一括で申し込みを管理し、優先順位の高い家庭から入園が決まっていきます。優先順位の決め方は自治体によって異なりますが、正社員として働く人が有利になる傾向です。

保育園の激戦区であれば、パートで認可保育園に入園するのが難しい可能性もあるため、認可外保育園も視野に入れるとよいでしょう。

また、上記の表でご紹介した通り、「認可外保育園」や「認定こども園」では働いていない人でも預けることが可能です。そのため、専業主婦の方が子供を保育園に預ける場合は、認可外保育園や認定こども園から探すとよいでしょう。

保育園は単に子供を預けられる施設にとどまらず、子供自身の成長につながる遊びや学びも得られる場所です。

友達同士での関わりにより、小さいうちからコミュニケーションの練習もできるため、家庭ごとの方針に沿って入園を検討しましょう。

保育園に入るには?具体的なステップを解説【保活スケジュール見本あり】

保育園に入るために、どのように進めるとよいか具体的なステップを解説します。

・ステップ1:保育園の見学に行く

・ステップ2:申し込み用紙をもらう

・ステップ3:必要書類を揃える

・ステップ4:締め切りまでに提出する

効率的に保活を進めるための年間スケジュールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ステップ1:保育園の見学に行く

まずは、気になる保育園を実際に見学しましょう。ホームページやパンフレットだけではわからない、保育園の雰囲気や教室の作り、実際に通う子供たちの様子も確認できます。

見学の際には、以下のポイントをチェックするとよいでしょう。

・園舎の作り

・園庭の広さ

・自宅からの距離

・先生の対応

・清潔感

・園の運営方針

・開園時間と延長時間

・延長料金

・連絡帳

細かくチェックしておくと、後から別の保育園と比較するときに役立ちます。また、保育園見学は1つだけでなく、複数の園に行くのも大切です。特に激戦区では、必ずしも第一希望の保育園に入れるとは限りません。少なくとも3つ以上は見学に行くと、より多角的に検討できますよ。

ステップ2:申し込み用紙をもらう

次に、保育園の申込書類をもらいましょう。

認可保育園であれば、自治体の役所などの窓口に置いてあることがほとんどです。また、自治体のホームページからダウンロードできるように、ファイルが置いてある場合もあります。

認可外保育園や認定こども園の場合は、入園を希望する園に直接書類をもらいましょう。提出先は施設によって異なるため、必ず確認することが大切です。

ステップ3:必要書類を揃える

認可保育園、また認定こども園の3歳未満に申し込みする場合は、家庭の状況を証明する書類の提出が必要です。

勤務していることを証明する「就労証明書」は、勤務先に記入してもらわなければなりません。総務や人事などに依頼するため、余裕を持ってお願いしましょう。自営業の場合は、就労を証明するために「確定申告書の写し」などが必要です。

就労以外の場合、妊娠中の方や病気・けが、介護などを保育の理由とする場合は、それに応じた証明書が必要になります。

ステップ4:締め切りまでに提出する

必要書類をすべて揃えたら、指定の期日までに申し込みを提出します。認可保育園は、多くの自治体で翌年4月入園の場合、10月~11月頃が申し込み期間となります。提出後は自治体で内容が審査され、点数に基づいて入園の可否が決定されます。提出後に勤務状況や住所が変わる場合は、速やかに自治体へ連絡をしましょう。

認可外保育園や認定こども園の場合は、それぞれの施設ごとで締め切りを設けているため、しっかりと確認しておきましょう。

保活の年間スケジュールを把握しよう

保育園に入園するためには、事前に情報収集し、前もってしっかりと準備しておかなければなりません。ここでは、保活の年間スケジュールの概要を把握しておきましょう。

地域により、具体的な手続きや必要書類に違いがあるため、詳細については、各自治体や保育園に確認することが重要です。

保活の年間スケジュールについて、月ごとにすべきことを表にまとめました。大まかな年間スケジュールの参考にし、やるべきことをイメージしてみてください。時期については目安であるため、居住地域の状況に合わせて調整することが大切です。

活動内容
4月 ・保育園入園に向けて情報収集開始
・保育園選びのポイントを参考にし、各園の特色や方針を調査する
5月 ・ピックアップした保育園の見学を予約し、現地を訪問する
・園内の雰囲気や保育環境を確認する
・用意しておいた質問に対して回答をもらう
6月 ・いくつかの保育園の調査をしたら候補を絞り込み、入園希望順位を決める
・自治体が開催する説明会などに参加して最新情報をゲットする
7月 ・保活に関する書籍を読んだり関連するウェブサイトを閲覧したりする
・自治体の保育園入園案内情報が更新されていないかチェックする
8月 ・入園申請に必要な書類をリストアップし、各種書類の入手方法や手続きの方法について確認しておく
9月 ・入園申請書類の準備を始める
・あとで書類に不備がないよう早めに必要書類の取得を始める
10月 ・入園に必要な書類が配布され始める
・事前に自治体や保育園に確認して必要書類を準備する
11月 ・定められた期日までに必要書類を提出する
・提出期限を確認し、時間的な余裕を持って提出する
・保育園の入園審査基準も確認する
12月 ・間違いなく提出されたかどうか自治体や保育園に確認する
・入園審査基準や点数制度について再度調べ、追加で必要な書類がないかどうか確認しておく
1月 ・源泉徴収票やその他の必要書類を準備し提出する
・内定がもらえた場合は、入園に向けての具体的な準備を進める
2月 ・保育施設からの結果通知を待ち、入園決定の場合は健康診断や説明会に参加
・持ち物の準備とともに、子どもの心の準備もサポートする
3月 ・入園が決まらなかった場合、待機児童や再申請を検討する
・認可外保育園をさらに調べる

認可保育園と認可外保育園はどちらが良いの?

保育園を選ぶ際に、認可保育園と認可外保育園のどちらに子どもを入園させれば良いのか迷ってしまう場合は多いのではないでしょうか。

結論から言うならば、どちらにもメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルや子どもの特性に合った保育園を選ぶことをおすすめします。認可保育園と認可外保育園のどちらが合っているかを知るためには、それぞれのメリット・デメリットを正しく理解することが大切です。

認可保育園と認可外保育園のメリット・デメリット

認可保育園と認可外保育園のメリットとデメリットをそれぞれ表にまとめました。

認可保育園 認可外保育園
メリット ・費用が抑えられる傾向

・保育の質が一定に保たれている

・保育施設の基準が明確

・保育時間が柔軟

(早朝や夜間などに預けれられる施設もある)

・独自の特徴を持たせている

・希望する保育園に入りやすい

デメリット ・入園審査が厳しい自治体もある

・必ずしも希望する保育園に入れるとは限らない

・保育園料が高くなる傾向

・園によって設備にばらつきがある

認可保育園の大きなメリットとして、費用が抑えられるという点が挙げられます。認可保育園は自治体の補助を受けられるため、保育料が比較的安く抑えられる点が魅力です。収入に応じた保育料が定められるため、家計への負担を少なくできます。

また、認可保育園は、国や自治体の定める基準をクリアしているため、保育の質が一定に保たれているという安心感も特徴です。保育士の資格や施設の広さ、衛生管理などの基準がしっかりしているため、子どもを預ける際の不安が少なくなるでしょう。

一方、認可外保育園のメリットとして、保育時間の変更に柔軟な対応ができる点が挙げられます。早朝や夜間、休日保育などに対応してくれる場合もあり、勤務時間が不規則な方や急な予定変更の多い家庭にとっては非常にありがたい存在です。

また、英語教育や音楽、さまざまな運動など、カリキュラムに独自性を持つ認可外保育園も多く、子どもの特性や興味・関心にマッチした教育を受けられる機会に恵まれるという利点もあります。認可保育園と比較すると審査が緩やかな傾向があり、希望する保育園に入りやすい場合もあるでしょう。

認可保育園のデメリットとして、特に都市部では入園希望者の多さから、入園審査が厳しい点が挙げられます。点数制度や優先順位に基づいた選考が行われるため、必ずしも希望通りの保育園に入れるとは限りません。

もう一点、認可保育園は保育時間が固定されているため、保育時間に柔軟な対応ができない点がデメリットです。病気や緊急時の対応を普段から準備しておく必要があります。

認可外保育園のデメリットとして気になるのは、認可保育園よりも自治体の補助が少ないため、保育料が高い傾向にある点です。家計の負担が大きくなりがちであるため、入園を検討する際に費用をよく確認する必要があります。

認可外保育園の注意点として、保育の質が施設によって大きく異なる点も考慮しなくてはなりません。施設の設備なども質にばらつきがあるため、事前に必ず見学し、口コミや知人の評価などもよく調べる必要があります。

認可保育園と認可外保育園の保育料の違い

認可保育園と認可外保育園を比較すると、受けられるサービスや利便性の他に、保育料の違いがあることがわかります。認可・認可外における、保育料の相場や違いについて解説します。

認可保育園 認可外保育園
・世帯の収入に応じて自治体が決める

・3歳以上は無償化

・施設が決める

・無償化対象の施設なら補助金が出る

世帯収入に応じて保育料が決まる認可保育園に対して、認可外保育園の方が保育料の負担が大きくなるのが一般的です。

2人目の子供は半額、3人目は無料など、割引制度を設けている自治体も多く存在します。

認可外保育園は、保育認定の有無に関係なく利用でき、保育料はそれぞれの園が決めた定額料金制です。

保育料の設定は高めですが、英語教育に力を入れていたり、柔軟な対応ができたりと、その分のメリットも多いのが特徴です。保育料と園独自の取り組みの質が見合っているか、事前にしっかりとリサーチしておきましょう。

地域によっては認可外保育園にも補助金を出しているため、認可保育園と認可外保育園の料金差が少なくなる場合もあります。お住まいの地域で補助があるのかどうか、調べておくことが重要です。

認可保育園と認可外保育園の違いについては、以下の記事も参考にしてください。

希望する保育園に入りたい!押さえておくべきポイント

数ある保育園の中から「この保育園に入りたい!」と思っても、認可保育園の場合必ずしも希望通りに入園できるとは限りません。保育園ごとに入園できる子供の数は異なり、人気の園はなかなか入れない……といったことも。

そこでここからは、希望する保育園に入れるように、押さえておきたいポイントを解説します。できる対策はすべて行って、後悔のないように進めましょう。

入園できるかは審査基準となる「点数」で決まる

「フルタイムのほうが点数が高い」「無認可やベビーシッターの利用実績があると加点されるらしい」

など、点数の話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

入園希望の多い保育園は、選考のために”点数化”し、審査基準とします。

その審査基準には2つの基準があります。

基準指数

家族構成や所得などの基本的な情報から計算するもの。

就労状況(フルタイム勤務か、就学か、など)や、健康状態(病気や障害など)、介護が必要な家族の有無といった保護者の状況をポイント化したもの。

調整指数

家族の状況により、加点・減点して調整するもの。

既に希望する園に兄弟姉妹が在園していたり、同居で面倒を見られる祖父母がいるなど。

また、生活保護家庭や虐待・DVなどの家庭の事情を配慮した加減も含まれます。

これらによって算出された得点により入園の優先順位が決まるわけです。

また、自治体によっては公表されていないこともありますが、優先措置がある自治体もあります。

例えば、自治体の居住歴が長い世帯を優先したり、世帯年収が低い世帯を優先する、などがあげられます。

できる限り高得点を得るのが、認可保育園に入る近道なのです。

審査が有利になる条件を把握する

審査基準の点数は、基準指数や調整指数のほかに、地域によって特定の条件が加点されたり減点されたりする場合もあります。

・認可外保育園の利用実績がある
・就労場所が県外など遠方
・保育士として勤務している
・フルタイムなど就労時間が長い

待機児童が多い激戦区において、認可外保育施設の利用実績が加点される場合、ひとまず認可外保育園に子供を預けて、並行して認可保育園に申し込みを行うという手段もあります。
状況が許すのであれば、パートタイムよりもフルタイムで働く方が、審査の点数は高くなります。在宅ワークやフリーランスの場合、フルタイムの仕事と比較して点数が低くなる可能性があるため注意が必要です。
妊娠中や産前産後でパートタイムの勤務ができない場合には、職業訓練校に就学するという手段も検討してみると良いでしょう。職業訓練校に通っている場合も特典アップにつながる場合があります。

入園審査基準の詳細については、地域や自治体により異なるため、自分が居住する地域の情報を得ることが非常に重要です。可能であれば、ママ友や住民の方々・役所などで、できる限り正確な情報を収集しましょう。

また、実際には就労していないにもかかわらず、就労していると申告したり、以前に保育園の内定を辞退した事実があることを隠したりしてはいけません。虚偽の申告や内定辞退は減点材料になるため十分に注意してください。

入園に最適なタイミングは4月

入園時期にもよりますが、0歳入園、1歳入園、3歳入園は募集定数が多くなることがあります。入園時期を選ぶのもひとつの手でしょう。

育児休業を取っていた親に最も人気なのは1歳4月入園です。募集人数も最も多いのですが、4月の機会を逃してしまうと募集枠が少なく希望の保育園に入れない場合もあります。

また、出産育児を機に退職をして専業主婦(専業主夫)から働き始める親は2,3歳入園を選ぶ人が多くいます。

2歳入園の場合は保育園かプレ幼稚園など選択肢が出てきますし、3歳入園になると幼稚園・保育園や、民間運営や企業主導の保育園、インターナショナルスクールでも募集人数が多くなります。

最も利用料が安いのは認可保育園ですが、企業主導や民間運営の保育園では特色が出やすいため英語教育や運動・音楽などの教育を受けさせたい場合はおすすめです。

最初から認可保育園が難しいようなら、最初の半年〜1年は民間の保育園を活用して意識的に点数アップを測り、転園して認可に入ることを視野に入れるのも一つでしょう。

激戦区・首都圏に住むパートママが成功した事例もこちらでご紹介しています。

認定こども園も選択肢に入れる

待機児童問題を早期に解消するために、近年は幼稚園でも保育園でもない「認定こども園」がふえてきました。

幼稚園は文科省、保育園は厚労省、認定こども園の管轄は内閣府です。

保育園並みの長時間保育、幼稚園のような教育を取り入れることができ、自由度が高いのが特徴です。

大きく分けて以下のような型式があります。


1.幼保連携型
幼稚園教育と保育園の機能をバランスよく併せ持つタイプ。長時間保育可能。

2.幼稚園型
認可幼稚園がこども園に転換したタイプ。敷地や建物はそのままで、長時間預かりや0~1歳児保育ができる。

3.保育所型
認可保育所がもとになっているタイプ。働いているお母さん以外でも利用可能。

4.地方裁量型
保育園でもなく幼稚園でもない、認可外の保育施設を新規に認めたタイプ。都市部に多く、駅ナカや職場の中など色々なところに開設されている。


認定子ども園は空きがあればお母さんが働いていなくても預けることができ、街のいろいろな場所に設置されています。

自由度が高いので、今後の待機児童の解消に期待が持たれています。

まとめ|子供を保育園に預けるには就労状況と保育園選びがポイント

本記事では、子供を保育園に預けるか検討している方向けに、預けるための条件や、申し込みから入園までの具体的なステップについてご紹介しました。

保育園には認可保育園・認可外保育園、また認定こども園などもあり、入園のしやすさや特徴がそれぞれ異なります。もし今パート勤務や専業主婦で、保育園に預けたいと考えている方は、比較的入園しやすい認可外保育園や認定こども園を選ぶのも選択肢の一つです。

家庭の生活スタイルや方針を整理して、自分たちに合う保育園を見つけましょう。

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