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悩ましい子どもの「遊び食べ」どう対処する?

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子育のこと

子どもがよくする「遊び食べ」。
誰もが通る道だとはわかっていても、長く続くとママにとっては大きな悩みに。
そこで今回は、「遊び食べの対処」をテーマに

・子どもの遊び食べってどんなもの?

・遊び食べの原因は? いつまで続くの?

・遊び食べ対策術で乗り切ろう

をご紹介します。

子どもの遊び食べってどんなもの?

「なぜかごはんのときに限って、落ち着かない」
「食べている途中なのに立ち歩きをはじめて困る」
「集中して食べないのは、私の作るごはんが美味しくないからなのかな…」
このように、食事に集中できない我が子にイライラ、モヤモヤを募らせている人も多いのではないでしょうか?

子どもがごはんの途中に別の行動をはじめたりして食事が進まないことを、「遊び食べ」といいます。
遊び食べは、自分でスプーンやフォークを使いだすころから始まります。

遊び食べの例

・フォークやスプーンを持ってはいるが、一向に食事が進まない

・食事の途中なのに椅子から降りてリビングへ戻ってしまう

・お皿の中身をかき混ぜて汚すだけで食べない

・食べさせようとすると不機嫌になり怒る

大人にとっては、楽しいはずの食事。
なのに、期待したものと全く違う反応を見せる子どもの行動は、本当に不思議です。

遊び食べが繰り返されると、「味がまずいのかな?」「好き嫌いが多い子なのかな?」と、お母さんたちの迷いや不安もピークに。

では、子どもはなぜ遊び食べをするのでしょうか?

遊び食べの原因は?いつまで続くの?

遊び食べの中心期は、2~3歳といわれています。
この時期は子どもの脳が急激に成長する時期でもあります。
手足が自由に動かせるようになり、立って移動もできるので、興味のあるものに対してすぐに反応しないと気が済みません。
興味が次から次へと移るので、食事中も気が散りやすいのです。

それに大人と違って「食事」に対しての意識が違います。

〇2~3歳の食に対する意識

→食事の時間が決まっているとは思っていない

→お腹がすけば、またすぐ食事が出てくると思っている

「食事とは、お腹がすいたらすぐ出てくるもの」と、思っているのかもしれません。
そんなわけで、食べられるうちに食べておこう、という意識がありません。

また、特に遊び食べをしがちな子どもには特徴があります。

・好奇心旺盛タイプ

食材の手触り、色や構成などが気になって遊び食べが多くなる傾向があります。

・一点集中タイプ

限界まで集中して遊ぶタイプは、食事をする体力が残っていないことも。公園で遊びすぎて玄関についたらすぐ昼寝してしまう、というような男の子によく見られがちです。

 

必ず終わりは来る!遊び食べ対策術で乗り切ろう

遊び食べはいつか必ず終わります。
多くは保育園や幼稚園で共同生活をしているうちに、食事時間が自然と身につきます。
それまでの辛抱ですから、お母さんも対処術を覚えて乗り切りましょう。

対処術その1

食事の時間をできるだけ固定する

対処術その2

シート、エプロンなどで汚してもいいように準備する

対処術その3

食べたら褒める。無理やりには食べさせない

対処術その4

30分以上粘らない。時間が来たら片づける

遊び食べは、しつけでなんとかするのは難しいので「いっそ好きにさせてしまおう」という開き直ることも必要です。

食事に集中させるため、テレビを消し、おもちゃは片づけます。
こぼしてもすぐに拭けるシートやエプロンがたくさん売られていますから、どんどん活用しましょう。

お子さんが疲れて気が散ってしまうタイプなら、遊びに行く前に食事にしてしまいましょう。
食べ終えるまで食事を終わらせない、という方法はとらないほうが賢明のようです。食事嫌いになり、テーブルにつくことも嫌がるようになってしまうと遊び食べより大変。食べなくても15~30分で切り上げてしまいましょう。

子どもが遊び食べをする時期は、保育園や幼稚園に通わせる前のママが孤軍奮闘している時期と重なります。
公園や児童館に連れていき、帰ってご飯を食べさせようと思ったら遊び食べというパターンで、ママはさらに疲れてしまうことも。
ここはあまり追求せずに割り切って、食べこぼしを防ぐグッズなどで物理的に対処しましょう。
何度も続いて食事量が心配になったら、お友達と外でおにぎり、ママ友たちと一緒にランチなど、環境と気分を変えると、案外、食べてくれるのでおすすめです。

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