【トイレ掃除はクエン酸】汚れや臭いを撃退!スプレーの作り方や掃除手順
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お掃除

トイレ掃除はクエン酸で簡単に行えるのをご存知でしょうか。毎日、仕事に家事に子どもたちのお世話にバタバタ!気づけば掃除の優先順位が下がっていると感じている主婦も少なくありません。
働きながら子育ても家事も頑張っている主婦には、やることがたくさん。短時間&簡単に&キレイになるお掃除の方法が知りたい!と思いませんか?
今回は、クエン酸を使ったトイレ掃除をご紹介します。カンタンなのにお掃除した効果がわかりやすい、主婦のみなさまにピッタリの内容です。年末年始の大掃除や日頃のお手入れにぜひ参考にしてください!
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トイレ掃除にはクエン酸がおすすめ
トイレ掃除にはクエン酸がおすすめです。トイレは毎日使うからこそ汚れやすく、掃除や手入れに苦労している方も少なくありません。とくに便器周りは黄ばみやすく、放置してしまうと落ちにくくなってしまいます。
トイレを清潔に保つためには、小まめな掃除が大切です。そこで簡単に掃除ができて、汚れも落ちやすいのが「クエン酸」です。クエン酸があれば、トイレ専用洗剤の代わりとして活用できるのです。
トイレが汚れる原因
トイレが汚れる原因は、とくに尿や尿石の付着、アンモニア週、シャワーノズルの水垢汚れです。これらの汚れのほとんどは「アルカリ性」です。つまり、トイレの汚れはアルカリ性の汚れが多いということです。
重曹との違い
クエン酸と重曹の違いは、性質や落とせる汚れが異なります。クエン酸は「酸性」、重曹は「弱アルカリ性」です。どちらも掃除に効果のあるアイテムですが、性質が異なるため、落ちやすい汚れも異なるのです。
しかし、クエン酸と重曹は、両方を組み合わせてうまく活用すれば、さらに効果が高まります。
クエン酸と重曹を組み合わせると、炭酸ガスが発生しますが、炭酸ガスによる発砲効果が、汚れを浮かび上がらせる作用があるのです。
注意点として、クエン酸と重曹を組み合わせて使用する場合は、窓を開けるなど換気を徹底しましょう。

トイレの汚れにクエン酸が効く理由?
まず”汚れ”には、酸性の性質を持つものと、アルカリ性の性質を持つものがあります。
| 酸性の汚れ | 油汚れ、手垢などの皮脂汚れ、カビ など |
| アルカリ性の汚れ | 水垢、尿石、石鹸カス など |
スムーズに汚れを落とすためには、汚れと反対の性質を持った洗剤を使うことがポイントです。
例えば、油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹や酸素系漂白剤などが効きます。
反対に、トイレに付きやすい汚れである、水垢・尿石・アンモニア臭はアルカリ性。酸性のクエン酸でお掃除すると、スッキリ、キレイになりやすいのです。

トイレの臭いが消える?クエン酸には消臭効果も
クエン酸はトイレの消臭効果もあるのをご存知でしょうか。クエン酸は消臭効果もあるため、トイレの便器内にスプレーするだけでも嫌な臭いを防いでくれます。
トイレを消臭するためには、便器にクエン酸スプレーをまくだけではなく、換気扇を常時回すことも大切です。また、気付かぬうちにトイレカバーやマットなどにも尿が飛び散ってしまうため、小まめに洗濯するのも効果的です。
クエン酸スプレーの作り方
クエン酸スプレーは、専用の商品をドラッグストアなどで購入するか自分で作る方法があります。クエン酸スプレーは、簡単に作れるので一度試してみてはいかがでしょうか。
ここでは、自宅で簡単に作れる「クエン酸スプレー」と「クエン酸ペースト」の作り方をご紹介します。
| 軽い~普通の汚れ | クエン酸スプレー |
| 強い汚れ | クエン酸ペースト |
クエン酸スプレーとクエン酸ペーストは、トイレ汚れの程度に合わせて使い分けしましょう。
軽め~普通の汚れ【クエン酸スプレー】
クエン酸スプレーの材料と作り方は以下のとおりです。
| 必要なもの |
| ・クエン酸 小さじ1
・水 200ml ・スプレーボトル |
クエン酸と水をスプレーボトルに入れて混ぜ合わせます。汚れの程度に合わせてクエン酸の量を調整しましょう。クエン酸は濃度が高いと手荒れやトイレを痛める原因になる可能性もあるため、濃度や扱い方には十分ご注意ください。
強い汚れ【クエン酸ペースト】
クエン酸ペーストは、より強い汚れを落とす際に有効です。材料と作り方は以下のとおりです。
| 必要なもの |
| ・クエン酸 大さじ3
・水 小さじ1 |
ペーストを作る際は、容器などに入れて混ぜるだけです。汚れの上につけられるくらいの硬さにしましょう。クエン酸ペーストを使用する際は、汚れにつけて、30分程度そのままにします。その後、ブラシなどで擦り、水洗いしましょう。
「クエン酸 泡スプレー」を使ったトイレ掃除
では、実際にクエン酸を使ったトイレ掃除をしたところを、画像とあわせて紹介します。
使う道具は…
- ・クエン酸の激落ちくん 泡タイプ
- ・クエン酸水スプレー
- ・トイレットペーパー
- ・乾いたクロス
- ・中古の歯ブラシなど
今回使ったのは、LECの「クエン酸の激落ちくん 泡タイプ」です。
ドラッグストアなどの売り場で見かけるクエン酸のほとんどが、粉末状ですよね。
でも、この泡タイプはシュッと吹きかけるだけで簡単に使えるので、おすすめです。
トイレットペーパーは汚れを拭いたらそのままトイレに流せるので清潔です。
床と壁のお掃除は「クエン酸水」で!
トイレの床と壁も、このクエン酸泡スプレーを使ったケアアイテムでお掃除できますよ。
水……200ml
クエン酸泡スプレー……1プッシュ
ハッカ油(お好みで)……1滴
を混ぜて、スプレー容器へ。これでクエン酸水の完成です!

準備ができたら、さっそくお掃除をしてみましょう!
トイレ掃除の基本手順
トイレ掃除の基本手順をご紹介します。
- 1.クエン酸スプレーを吹きかけて汚れをふき取る
- 2.便器にもクエン酸を吹きかけて擦り洗いする
- 3.クエン酸水を使って、トイレの床と壁を拭く
- 4.消臭フィルター・ウォシュレットのノズルを外してキレイにする
- 5.便器と床の隙間を埋める
それぞれの掃除方法について詳しくご紹介します。
1.便座やフタ、本体にクエン酸の泡スプレーを吹きかけて、トイレットペーパーで拭いていきます。

2.便器にも泡スプレーをして、ブラシで擦ります。便器のフチ裏は尿石が溜まる場所です。忘れずにお掃除しましょう。
3.クエン酸水を使って、トイレの床と壁を拭きます。クエン酸水をトイレの床、壁に吹きかけ、クロスで拭いていきます。
床や壁には尿が飛び散りやすいので、そのままにしておくと臭いの原因になります。定期的に拭いておきたいですね。
4.消臭フィルター・ウォシュレットのノズルを外してキレイにする。
トイレのメーカーによって異なりますが、トイレに消臭フィルターがついていれば、そこをお掃除していきます。
消臭フィルターは、少量のクエン酸水を含ませたクロスで拭き、ホコリが溜まっていれば歯ブラシなどで取り除きます。
ウォシュレットのノズルも同様に、クエン酸水を含ませたトイレットペーパーまたはクロスで拭いてキレイにします。
もし、ノズルにしつこい尿石汚れがついていたら、クエン酸泡スプレーを吹きかけて10分放置したあとにクロスで拭くと、汚れが取れやすいですよ。
5.便器と床の隙間を埋めて、完了。
意外と見落としやすい、便器と床のわずかな隙間!ここも汚れが溜まりがちです。
ここを埋めるだけで、臭い防止にもなるので、専用の隙間フィルやマスキングテープで隙間を埋めていきましょう。
つぎの項では、便器と床の隙間を埋める方法を解説していきます。
仕上げ…便器と床の隙間を「隙間フィル」で埋めれば完璧!
見落としがちですが、汚れが溜まりがちな便器と床のわずかな隙間。
ここには、飛び散った尿や、トイレットペーパー、ホコリが入り込みやすいです。この隙間を埋めるとお掃除がとってもラクになりますよ。
便座と床の隙間を埋める方法
1.便座と床の接続部分の周りを、クエン酸水を含ませたクロスで拭きます。
2.ブラシや、デンタルケアで使うフロスなどで、隙間に入り込んだ汚れをかき出します。(写真はフロスを使用)

3.ゴミが大体取れたら、隙間を埋めていきます!

写真では、「トイレの隙間フィル」という、この隙間を埋めるための専用の製品を使っています。ジェル状で出てくるので、便座と床の隙間に注入しやすいです。
便座の周りをぐるりと埋めたらしばらく置いて、ジェルを固めます。
4.完全にジェルが固まったら完了です。
固まったあとの隙間フィルは、手で簡単に取り除くことができます。
隙間フィルがない場合は、100均でも売っているマスキングテープで十分代用が可能です。その場合、細いものを使うより、幅広のテープのほうが隙間に沿って貼りやすいですよ。
トイレ掃除で気を付けること
トイレ掃除をする際に注意したい点をご紹介します。年末年始でのトイレ掃除や、日常的なトイレ掃除の際に意識してみてください。
塩素系洗剤と併用しないようにする
クエン酸は、塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します。人体にも有害があるため、絶対に一緒に使わないようにしましょう。たとえばまとめて掃除をするなど、さまざまな種類の洗剤を使う場合は、洗剤の種類と扱いをあらかじめ確認しましょう。
トイレの素材に注意する
クエン酸は濃度が高いと、トイレを傷めることもあります。とくに便座やレバーの部分などは、劣化したり錆が発生したりすることがあるため注意しなければなりません。クエン酸を使用して掃除する際は、濃度や素材との相性を確認しましょう。
酸性洗剤を使う際のポイント
クエン酸を使用して掃除する際は、直接手を触れないよう、ゴム手袋などを使うことがおすすめです。また、クエン酸スプレーは噴射するため、目や口の中に入らないようにしてください。クエン酸は強い酸性ではないものの、手荒れの原因になる可能性もあるため、扱いに注意しましょう。
掃除が好きな方こそ向いてる仕事がある
日常的な家事のひとつである「掃除」が好きな方や得意な方には、「家事代行」や「清掃スタッフ」などの仕事が向いています。とくに、長年日常的に掃除をしてきた主婦の方なら知識や掃除スキルがあるはずです。家事の延長線上として、掃除を仕事にすることもできます。仕事探しをしている方や主婦の経験を活かして仕事をしたいと考えている方はぜひ家事代行や清掃などの仕事に注目してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、クエン酸を使ったトイレ掃除&臭い対策についてご紹介しました。
今回のお掃除で紹介したクエン酸は、水垢・カルキ汚れに効くので、トイレだけでなく洗面所やお風呂場の掃除にもピッタリ。
ピンクのぬめりや鏡・ステンレス部分についた白いカルキ汚れに使うと、ピカピカになるので是非お試しくださいね。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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