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3つのステップで床がピカピカに!汚れが残りやすい<お風呂の床>をキレイにするお掃除の方法

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お掃除

 

水垢、カビなど、汚れやすいお風呂場のなかでも特に汚れが残りやすいのがお風呂の床(洗い場)

お風呂の床はすべり・ぬめり防止のために全体的に溝が入っていて、それゆえに汚れやすくお掃除がしづらい場所でもあります。

それでも、スッキリ気持ちよく入浴するために、月1~2回はキレイにしたいところ!

今回は、そんなお風呂の床を、簡単・キレイにお掃除する方法を3つ紹介していきます。

 

お風呂の床に溜まる「汚れ」の成分と落ちづらい理由

お風呂の床に溜まる汚れは、おもに水垢カビ水道のカルキによるものがほとんどです。それぞれ色が違うので判別できますよ。


ピンクのぬめり→水垢

黒い汚れ→カビ

白く固まって取れにくい汚れ→カルキ


です。あなたの家はどの色が多いでしょうか?

 

湿気が水垢・カビを繁殖させるので、できるだけ換気をして乾燥させるのがベストです。

我が家のお風呂場は24時間換気をしていて、できるだけ湿気を取り除くようにしています。

それでも半月~1ヵ月そのままにしていると、すぐにピンクのぬめりと薄っすらと白いカルキ汚れが発生……!

なぜこんなに水垢・カビが発生しやすいのでしょう?

…それは、お風呂場の床の構造に一因があるのです。

お風呂の床は、滑り防止や乾燥しやすくするために全体的に溝が付いているので、その溝に汚れが溜まりやすいのです。

そして、この溝によって、お掃除もしづらくなっています。

お風呂の床という広範囲かつ落ちにくいこれらの汚れを簡単に落とすには「汚れをゆるめて、溝に溜まった汚れを掻き出す」のがポイントです。

 

その1.お風呂の床をオキシクリーンでオキシ漬け!一気に広範囲をキレイにする

まず、汚れをゆるめていきましょう。お風呂の床をオキシ漬けします。

オキシ漬けとは、オキシクリーンという酸素系漂白剤を溶かしたお湯で、お掃除したい場所・モノを漬けることを言います。

「床を漬ける?どうやって???」と思う方もいるかもしれませんが、排水口に栓をすることでお風呂の床もオキシ漬けが可能です。

オキシ漬けのあとは、お風呂の床がワントーン明るくなりますよ。

 

お風呂の床をオキシ漬けする方法

それではオキシ漬けをしてみましょう!

 

排水口に蓋をする

まずは、溜めるオキシ液が流れていかないように、排水口に蓋をします。

排水溝のサイズの合うお皿を載せたり、100均にシリコン製の蓋が売っているのでそれを使ったりしてもOKです。

私はポリ袋を二重にして中に水をため、水のうを作って排水口に置きました。

 

オキシクリーンをお風呂の床全体に振りかける

オキシクリーンをぱらぱら~と床全体に振りかけましょう。

 

その上から40~50度のシャワーをかけて水をためる

オキシクリーンは40~50度くらいのお湯と一緒に使うと、その効果がより発揮されます。

シャワーをかけたとき、界面活性剤が含まれたアメリカ製のオキシクリーンは泡立ちますが、界面活性剤が入っていない日本製は泡立ちにくいです。

ですが、どちらも過炭酸ナトリウムが汚れを落とす主成分ですので、泡があってもなくても効果にはほとんど差がありません。

 

3時間ほどそのまま置いておき、シャワーで洗い流す

軽い汚れの場合、オキシ漬けだけで十分キレイになります。

ですが、お風呂場の造りによっては、水切れを良くするために床が若干斜めになっています。

そういう造りだと、床の奥のほうにオキシ液がたまりにくく、オキシ漬けだけでは全体がキレイになりません。

そんなときは、洗剤とブラシをお風呂の床掃除専用のものに変えてお掃除してみましょう!

 

その2.専用の洗剤とブラシで掻き出す!強力な汚れはポイント集中

オキシ漬けができない床の奥や、汚れが強力なときは、洗剤とブラシでお掃除していきましょう!

お風呂の床掃除専用の洗剤とスポンジブラシが出ているので、それらを使うとお掃除しやすくなります。

 

洗剤は、お風呂の床に溜まりやすい汚れに効く成分が使われていますし、スポンジブラシは床の溝に溜まった汚れをしっかり掻き出せるようになっています。

とくに、こちらのお風呂の床用スポンジブラシは本当におススメです。アズマ工業のもので、毛足が短く、固めの素材でできています。

力を入れずにお掃除できるので、このブラシを使い始めてから、お風呂の床掃除がラクになりました。

 

その3.プロ仕様の洗剤で長年の汚れもサラバ!

これらの、お風呂の床専用掃除グッズを使っても取れない、長年の汚れが溜まっている場合は、プロ仕様の洗剤を使ってみるのも手です。

これまでに紹介した方法でお風呂の床がキレイにならないときは、是非取り入れてみてください。

我が家が使っているのは、リンレイのウルトラハードクリーナーです。

 

こちらは、お風呂の床だけでなく、お風呂場全体に使えます。

お風呂の床やバスタブはもちろん、ステンレスの水栓についたしつこい水垢の跡もとてもキレイになりました。

こちらは通販のほか、ドラッグストアでも購入可能です。

とにかく汚れ落ちが抜群なので、気になる汚れがあるなら是非使ってみてくださいね。

ただし、効果が強い分、成分も強いので、使用中はゴム手袋にゴーグルを使用するなどの装備も必要です。

 

まとめ

今回は、そんなお風呂の床を、簡単・キレイにピカピカにする方法を3つご紹介しました。

これらの方法でお風呂の床をキレイにしても、お風呂場は毎日使う場所なので、すぐにまた汚れが溜まってきてしまいます。

ですが、お風呂場の湿気・床の水気をできるだけなくすことで、お掃除の頻度を下げることができます!

お風呂場はできれば24時間換気しておきましょう。お掃除のときは窓を開けたり、湿度を下げることが大切です。

毎日コツコツできることとして、使用後はタオルで壁や床の水気を拭き取ってから出ると、水滴が減って乾きやすくなり、キレイを長く保てます。ぜひ心がけてみてくださいね!

 

 

今回、お掃除を教えてくれたのは…

あさ/お掃除好きの主婦ライター

4歳と1歳の母でライター。子どもが産まれてはじめてまともに家事をするようになり、料理は苦手だけどお掃除は好きだと気付く。2020年にお掃除スペシャリスト検定のクリンネスト1級取得。ライターのお仕事やSNSで誰でも簡単にできるお掃除について発信中。

Instagram:@asa3kurashi
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