月1回・15分だけのスペシャルお掃除!消臭&キレイを保てる”3つの隠れた汚れスポット”とは?
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お掃除
ふだんのお掃除に、月1回、たったの15分プラスでお掃除をするだけで消臭&キレイを保てる3つの場所があるのをご存知ですか?
今回は、いつもはちょっと目をそらしてしまう「普段手をつけない場所」のカンタン&スペシャルお掃除の方法をご紹介します♪
今回もInstagramで人気!クリンネスト資格をもつ あささん(@asa3kurashi)に教えていただきました。
15分で終わる!普段あけない場所をあけてお掃除してみよう
私はおうちの快適を保つため、日々最低限の家事に追加で”どこか一か所”プラスでお掃除することを続けています。
その様子を、Instagramで #プラスワン掃除 のタグで発信しているのですが、中でも反響が大きかったのが「普段開けない場所、普段外さない部品のお掃除」!
たとえば、排水口の奥や、ウォシュレットのノズル、製氷機など……日常ではなかなか開けない・外さない場所をお掃除してみることで、清潔を保てて消臭にもつながります。
なにより、キレイになることで気持ちよく過ごせるようになりますよ。
今回は、そんな「普段開けない場所・普段外さない部品のお掃除」をご紹介します。ぜひ試してみてくださいね!
お風呂の”排水口の奥”までお掃除してみよう
まず、お風呂の排水口を開けて奥までお掃除してみましょう!
ここには水垢やカビ、髪の毛やゴミなどが溜まり、お風呂場の中でも一番汚れやすい場所です。
日常のお掃除では、髪の毛キャッチャーに溜まる髪の毛やゴミを除去するだけ。
ですが、奥までお掃除することで詰まりにくくなり、排水口の奥から立ち上がるイヤな臭いもなくせるので、私は1ヵ月に1度のペースでお掃除しています。
我が家のお風呂の排水口はここまで外すことができます↓
1ヵ月も経つと、すべてのパーツにヌメりが出てくるので、ひとつずつクエン酸泡スプレーでキレイにしました。
排水口の中も、手が届く範囲はスポンジを使って、水垢を擦っておとします。
最後にバケツ1杯の水を勢いよく流して、中の水がキレイになったら終わりです。
排水溝の奥までお掃除3step♪
◆パーツはクエン酸泡スプレーでヌメり除去
◆排水溝の中はスポンジで!
◆最終確認は「中の水がキレイになったら」
これで排水口から嫌な臭いが上がって来にくくなりますよ。排水口の造りにもよりますが、大体10~15分ほどで完了できます!
トイレの”ウォシュレットノズル”を外してキレイにしてみよう
嫌な臭いと言えば、トイレ!トイレも普段外さない場所をお掃除することで、臭いを減らすことができます。
今回紹介するのは、ウォシュレットのノズル部分です。ここも、大体10分ほどでパッとお掃除できますよ。
ウォシュレットのノズルは、方法さえ知っていればとっても簡単に外せます。
結構汚く臭いやすいので、ここも2週間~1ヵ月に1回はお掃除したいところです。
トイレのメーカーによって異なりますが、我が家のリクシルのトイレだと下記の手順でウォシュレットのノズルが外せます。
1.リモコンパネルの「ノズル掃除」ボタンを押す
2.ノズルが上下に動くので、「止」ボタンを押して動きを止める
3.先を回し引くとノズルの先端が外れる
外れました↓
外した部品はクエン酸泡スプレーと、隙間ブラシ(歯ブラシでも可)でお掃除します。
尿石がこびりついている場合は、トイレ掃除用の洗剤に少し漬けてからお掃除すると汚れがゆるんで落としやすいです。
最後によく水ですすいで乾燥させます。
ノズルを元に戻すときは優しく押し込むようにすると元に戻ります。
もう一度、リモコンパネルの「ノズル掃除」ボタンを押すと、上下に動いたのちに中に戻っていきます。
ウォシュレットのお掃除3step♪
◆ノズルはクエン酸泡スプレーと隙間ブラシでお掃除
◆尿石がこびりついているときは洗剤に漬けて汚れをゆるめる
◆仕上げはよく水ですすいで乾燥させる
冷蔵庫内の”製氷機”をクエン酸でお掃除してみよう
最近、ほとんどの冷蔵庫についている自動製氷機。お掃除していますか?
ここも、油断するとホコリや汚れが入り込んでいたりするので、定期的にお掃除するとキレイを保てますよ。
まず、自動製氷機の水タンク部分を分解します。
元に戻せなくなると困るので、説明書を用意したり、分解する過程をスマホで撮影したりしておくと安心です。
分解した部品は、ひとつずつアルコールスプレー(私はドーバーパストリーゼを使用しています)で拭き掃除しました。
(画像にはありませんが、庫内にある製氷皿も外してアルコールスプレーで拭きました)
ここまでで10分くらいで終わります。
15分+αでもっとキレイにするなら…
これだけでもスッキリしますが、自動製氷機の中までお掃除したいとき、時間があるときはクエン酸と食紅を使って、しっかりお掃除するのもオススメです。
クエン酸で自動製氷機の中までお掃除するときは、中のフィルタ(上の画像だと、真ん中に写っている四角い黒い不織布でできたパーツがフィルタです)だけは入れずに、水タンクのパーツを元に戻しておきます。
自動製氷機のお掃除の手順は下記のとおりです。
◆自動製氷機の中をお掃除する方法
1.水タンクを満水にする
2.クエン酸を大さじ1杯入れる
3.食紅を付属のスプーン1杯(耳かき1杯くらい)入れて水を色付けする
4.製氷スイッチをオン、色付けされた氷が出てくる→捨てる
5.水タンクが空になったら水を入れて製氷スイッチをオン
6.色付けされた氷が出なくなるまで4と5を繰り返す。氷に色が付かなくなったら(大体3回くらい)完了
パーツを外してアルコールで拭き取る作業は10分くらい。
製氷は冷蔵庫メーカーによって所要時間は異なりますが、我が家の冷蔵庫は急速冷凍があるので3時間ほどですべての工程が完了できます。
(ちょっと事件のようですが・・・食紅を入れるとこのような色になります)
※自動製氷機の中をお掃除する際、食紅で色を付けるのは、掃除中に家族が誤って氷を口にすることがないようにするためです。クエン酸を溶かした水は無色なので、要注意!
今回はクエン酸(粉)+食紅を使いましたが、木村石鹸から「自動製氷機の洗浄剤」という商品が出ているので、それを使ってみてもいいかもしれません。
我が家では大体1ヵ月に1回くらい、自動製氷機をクエン酸でお掃除します。
製氷機のお掃除3step♪
◆タンクを分解して、アルコール消毒!
◆食紅・クエン酸を入れたお掃除用水で、製氷期の中までお掃除可能〇
◆氷に色がつかなくなったら完了!
まとめ
普段は開けない・外さない場所は、汚れが溜まっていることが多く、お掃除後の効果が見えやすいので達成感があります。
また、目の届かない場所を定期的に見直すことでメンテナンスを兼ねられるので、破損や故障に気付きやすくなるのもメリットのひとつです。
スペシャルお掃除をした後は、その場所をスッキリした気持ちで使えるようにもなり、気分もいいので、たまに空いた時間に是非やってみてくださいね!
今回、お掃除を教えてくれたのは…
あさ/お掃除好きの主婦ライター
4歳と1歳の母でライター。子どもが産まれてはじめてまともに家事をするようになり、料理は苦手だけどお掃除は好きだと気付く。2020年にお掃除スペシャリスト検定のクリンネスト1級取得。ライターのお仕事やSNSで誰でも簡単にできるお掃除について発信中。
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