入学準備の予算立て!小学校入学費用はいくらかかる?いつから始めたらいい?
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お金のこと
新入学の準備が始まりますね!子どもの成長が喜ばしい気持ちと一緒に、「何を準備したらいいんだろう?いくらくらいかかるんだろう…」と不安に思っているママ・パパも多いのではないでしょうか。
この記事では、小学校新入学に向けて、必要なモノ、いくらくらいお金がかかるかをまとめていきます。
実際に必要なものは地域や学校で異なりますので、学校説明会などで配布される資料をしっかり確認して準備していきましょう!
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もくじ
入学式はいつ?準備はいつから始める?
この記事を読んでくださっている方の中には、2,3年先を見越して年少さん、年中さんパパママもいるかもしれません。
入学式は、だいたい4月8~10日頃です。この日までに入学準備を進めることになります。
では、いつから入学準備を始めるのでしょうか?
一番早い入学準備グッズは、ランドセル。
人気のメーカーの予約受注販売品を購入する場合は、入学前年の5月から予約受付が始まります。
5~6月には予約を締め切ってしまう場合もあるので、絶対にこのランドセルを買ってあげたい!!という場合は年長さんになったらすぐ準備を始めるつもりでいたほうが良いでしょう。
ママたちに話を聞いてみると、「父方の祖父母にランドセルを買ってもらって、母方祖父母には勉強机を買ってもらった」「父方・母方どちらの祖父母からも同額預かりランドセルのお金をもらった」という声もありました。
親からの支援をしてもらう場合、話を切り出すタイミングは年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇などの帰省タイミングでしょう。タイミングを逃さず相談してみてください。
また、ランドセル以外に必要な、文房具や体操服、上履きなどは学校指定のものを使わなくてはいけないこともあるので、学校説明会の後で大丈夫です。
学校説明会は自治体にもよりますが、入学前の1月下旬から2月中旬までの間に行われます。学校説明会が終わってからが本格的な入学準備時期です。
準備しておくものリスト
ランドセルと、上履きと……入学にはどんなものが必要でしょうか?
まずは入学までに揃えておきたいグッズを確認していきましょう。1都5県の入学準備リストを比較してリスト化してみました。
入学までに準備しておくものリスト
◆学校に持っていくモノ
ランドセル
小学校入学と言えば!ランドセルですね。小学校生活の必需品で、6年間毎日使います。
ランドセル選びのポイントは、6年間使える耐久性、ポケットやストラップが付けられるような機能性、肩や腰に負担が少ない軽量性です。
また、子どもが飽きずに大切に使える色・デザインも気にかけておきましょう。
こだわり派のパパママに人気な工房系・ブランドランドセルは毎年5~6月には予約を締め切ってしまうこともあります。
このブランドのランドセルを買ってあげたい!と決まっている場合は、入学前年の春には予約をする心づもりでいたほうが良いかもしれません。
デパートやショッピングモールに売っているもので良いと考えている方も、早割がある場合があるので、6月頃に資料を集めておくと良いですよ。
ランドセルカバー
ランドセルカバーは雨や汚れからランドセルを守るためにつけておいたほうが良いものです。本革のランドセルを買った場合は絶対に必要なアイテムですね。
ただし、学校によっては1年生は全員つける、1~3年生は全員つける、など決まっているところもあります。
また、自治体やPTAからの入学の贈り物としてランドセルカバーの配布がある地域もあるようです。
カッパや折りたたみ傘
雨具の準備も必要です。学校によっては置き傘・置きカッパなど雨具を置いておくように指導する場合もあります。学校の指示に従って準備をしておきましょう。
防犯グッズ
防犯ブザーなどの安全面に配慮したグッズを持たせておくと安心です。
学校で配られる場合もありますが、防犯ブザーは電池がきちんと残っているか、紐を引けば鳴るかなど動作確認をしておくようにしましょう。
子どもがすぐに思い出して使えるように、手が届きやすいところにつけて、一緒に使い方を確認しておくことをおすすめします。
自治体やPTAから入学の贈り物として防犯ブザーが配布される学校もあるようです。
文房具
小学校で準備しなくてはいけない文房具は、とてもたくさん!
ほとんどの学校で必要なものは以下のとおりです。
・鉛筆(2B、Bなど濃い目が推奨されます)
・ノート(国語・算数・自由帳・連絡帳など) ・赤鉛筆、青鉛筆 ・消しゴム ・鉛筆削り ・筆箱 ・下敷き ・色鉛筆 ・クレヨン(クーピー、クレパス) ・定義 ・はさみ ・のり ・お道具箱 |
ほとんどの学校で上記が必要になりますが、学校によっては細かい指示がある場合もあります。
たとえば「鉛筆は無地のもの」「鉛筆は六角のものを用意する」「キャラクターものを使わない」「ねりけし、色付き消しゴムは使わない」「のりは液体のりのみ」などです。
買い物ついでに安いお店でまとめ買いをしたくなるのですが、買い直しがないように購入リストがくるまでグッと我慢です…。
消しゴムはだいたい無くすので、予備を買って家に置いておきましょう。
また、学校によっては以下を新入学時に準備しておくように記載がありました。
・サインペン(ネームペン)
・セロハンテープ ・三角定規 ・分度器 ・絵具セット ・粘度 ・粘土板 |
手提げ袋
お道具箱が入る袋を準備しておきましょう。夏休み前、冬休み前など学期が変わるときにはお道具箱と一緒に作品などいろいろなものを持ち帰ってきます。
お道具箱が入るジャストサイズではなく、少し大きめの袋にしておくと便利です。
上履き、上履き袋
名前を書いて、上履き袋に入れておきます。名前の書き方は学校によって違うようなので、学校からのお知らせを見ながら準備しましょう。
学校内(教室、体育館、給食室、トイレも)はすべて歩く靴なので、かなり汚れます。ランドセルに直接入れて帰ってこないよう、上履き袋を持たせましょう。
運動着(体操服)、赤白帽子
ほぼすべての学校で用意をしなくてはいけませんが、指定の運動着がある学校とない学校があります。学校からのお知らせを見ながら準備をしていきましょう。
小学校では運動靴を用意することはあまりないようです。通学用の靴で体育などをするため、通学用の靴を運動しやすく、脱ぎ履きしやすいものにしておきましょう。
子どもの靴はすぐに大きくなりますよね。少し大きめのものを買ってインソールを入れたり、少しきつくなってきたら結び紐からマグネット紐に変えるなど少しでも長く履けるように工夫をするといいですよ。
お名前シール
運動着や上履きなどみんなが同じようなものを使う小学校では、誰のものかわからなくならないように持ち物すべてに名前を書きます。
鉛筆やクレヨンなど1本1本に名前を書くのは大変なので、お名前シールを貼ると簡単です。
文房具にはシールタイプのもの、体操着やハンカチ、三角巾など布もの用にアイロンシールタイプもあると便利です。夏の水着やラップタオルにも使えますよ。
また、シャチハタがおなまえスタンプを売っているので、ハンコでぺたぺたと押すと準備が少し楽になります。
ランチマット
給食を食べるときに机を汚さないように、ランチマットが必要になる学校もあります。あらかじめお知らせで机のサイズが書かれていることがあるので、参考にして購入しましょう。
汚れやすいので、洗濯に強く汚れが落ちやすいものがおすすめです。
ハンカチ、ティッシュ
毎日持っていくものなので、平日分5セットくらい用意しておくと安心です。
トイレに入ってトイレットペーパーがなかった!ということも起こりがちなので、ティッシュは水に流せるタイプがおすすめです。
※体操服入れ、上履き入れ、エプロン入れ、お弁当袋など
手芸用品店ユザワヤでは、入園入学イージーオーダーサービスがあります。サイズや生地、パーツを選んで1,2か月後に自宅に届きます。子どもが気に入る柄で袋を準備したいけど手が回らない!という方はこちらを見てみてください。
◆お住まいの自治体・通う学校による?その他のグッズ
カードケース
通学が電車やバスの場合は準備しておきましょう。落としやすいのでストラップがついているものがおすすめです。
体育館シューズ
あまり多くはないですが、体育館履きを分ける学校もあります。指定のものがあればそれに従って準備しましょう。
引き出し
学校によってはお道具箱を入れますが、机の中に引き出しを入れて使うところもあります。
算数用の道具(おはじき、計算カードやブロック、そろばんなど)
学校によって教材はさまざまですが、数学用に道具を購入することが多いようです。入学前に購入するところもあれば、入学してからその単元に入るときに購入案内がくることもあります。
連絡帳ケース
連絡帳を使う学校の場合、汚れてしまわないようケースを準備するように指示がある場合もあります。
給食エプロン
給食係のときにつかいます。学校によっては備品として共有して、担当が終わったら自宅に持ち帰って洗濯し、次の人に渡すところもあります。
三角巾
給食エプロンと一緒に、頭に巻いて使います。大きめのバンダナだと結びやすいですが、学校から指定がある場合はそれに従って準備しましょう。
お箸(お箸箱)、スプーン、コップ、歯ブラシ、給食袋
お箸やスプーンを自分で持っていく場合もあります。また、歯磨き用の歯ブラシ、コップが必要になります。それらをまとめて入れておける巾着袋(給食袋)があると便利です。
防災頭巾
学校の椅子につけて使っていた方もいるのではないでしょうか。防災時に頭にかぶってつかうものです。
平常時はクッション代わりに椅子につけておくことが多いのですが、学校によってどのようなものを使うか指定があることがほとんどなので、事前に配られる資料で確認してみてください。
お店で売っていることもありますが、自作するように指示がある場合もあります。
◆自宅に準備しておきたいモノ
水筒
特に夏場に必要になります。熱中症防止のため、飲み物持参を推奨する学校も増えてきました。
ランドセルに収納しやすいのは~500mlくらいです。
お弁当箱
終業式前は給食がない日もあります。お弁当箱は準備しておきましょう。横にしても汁垂れをしない密閉できるお弁当箱を選びましょう。
鉛筆削り
学校に持っていくものとは別で、大きめの鉛筆削りがあると便利です。
◆ランドセルの中に入れておくと安心
絆創膏
登下校時のケガのときにすぐに使えるように、ランドセルに入れておいてあげましょう。
緊急連絡先
何かあった時にも連絡先がわかるよう、緊急連絡先を書いた紙を入れておくことをおすすめします。
ランドセルないが濡れてしまっても大丈夫なように、ラミネート加工をしておくと安心です。
テレホンカードも一緒にしておいて、電話の使い方を教えておきましょう。
◆入学式当日に必要なもの
入学式の持ち物リストもまとめてみました。学校によりけり…ですが、当日の確認に使ってみてください!
入学式当日は、式典、クラス発表、先生との顔合わせなどが中心です。
子どもの準備はあまり多くありません。ただし、教科書を持って帰るなど持ち物が多いので大きめのバッグを持たせておきましょう。
上履き、上履き袋
筆記用具(鉛筆、消しゴム、ネームペン)
大きめのバッグ(教科書、プリント、記念品などを持ち帰る用)
鉛筆、ノート
また、毎日持ち歩くことを忘れないように、ハンカチ、ティッシュ、防犯グッズも持っていくようにしましょう。
学校によっては1日目はランドセルや筆記用具不要!という連絡がある場合もありますが、入学式は記念写真をとる大切な記念日でもありますよね。ランドセルは持っていくことをおすすめします。服装も入学式を意識したものを用意しておきましょう。
学校にもよるようですが、プロのカメラマンを依頼していて後日写真販売するところもあります。
また、連絡事項がある場合もあるので、鉛筆とノートは持たせておくと安心です。
親の持ち物
親は入学通知書は絶対忘れずに。連絡事項がある場合もあるので、筆記用具とメモは持っていくと便利です。
体育館などに入る際、学校がスリッパを用意していることもありますが、折りたたみスリッパを持参しておくと安心です。
靴を履き替えるとき、靴箱にそのまま入れると誰の靴かわからなくなりがちです。式が終わったらスムーズに外に出られるよう、外靴を入れる袋を持っておくといいですよ。
入学式がある4月頭はまだまだ冷える時期です、特に換気の面でも寒くなることが予想されるので、寒さ対策にカイロやストールを持っておくのもおすすめです。
フォーマルな服装
入学式はフォーマルな服装が一般的です。制服がある学校の場合は制服で、私服の場合は入学式用の服(5,000~30,000円程度)を準備することが多いですが、最近ではカジュアルな服装で参加する子どもも増えています。
親はスーツに準じる服装がおすすめです。オフィスカジュアルでもOKですが、色合いは落ち着いた黒、紺が無難です。コサージュやブローチなどで華やかさを出すのも良いですね。
1日だけのことなので、レンタルショップでレンタルをしたり、リサイクルショップやフリマアプリで購入して節約をする人もいます。
美容室に行ってヘアセットをする場合は予約も忘れずに。入学式が終わってから祖父母や親族と食事をする場合は、フォーマルのまま行くか着替えるか、お店の予約も必要です。
◆入学した後に買うもの
入学式までの準備は不要ですが、1年生のうちに購入するものがいくつかあるので一緒にご紹介します。
お箸(お箸箱)、スプーン、コップ、歯ブラシ、給食袋
600~1000円くらいです。100円ショップで揃えることもできます。
ふだん給食のときにお箸、スプーンなどが提供されている場合は、遠足などのときに購入することがあります。
雑巾
教室掃除用の雑巾を学期ごとに集める学校もあります。こちらも100円ショップで2枚入りなども売っています。
遠足代金
バス代、施設利用料、保険などで集金があります。行先によって金額が変わってきます。
プールセット(水着、帽子、ゴーグル、ラップタオル)
プールが始まったら必要になります。4000~7000円くらいで揃います。
水着、水泳帽子は学校指定のことがほとんどなので、学校からのお知らせを確認してみてください。
成長すると購入することになるので、水着も2,3回買うものだと思っておいたほうがよさそうです。
ラップタオルは自由なことが多いですが、タオルをまいてその中で着替えることになるので、少し丈の長い大きめなものを買っておくと良いですよ。
エプロン、バンダナ
調理実習のときに必要になります。200~1000円くらいです。派手なデザインやキャラクターのものは避けるほうが無難です。
鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)、リコーダー
音楽の授業で使う、チューブを吹いて使う鍵盤ハーモニカ、リコーダー、学校によってはカスタネットを買うところもあります。どちらも購入すると4000~8000円くらい
絵の具セット
絵具、筆、水入れなど絵を描く道具です。ホームセンターやスーパーなどでも売っていますが、学校からチラシが配られることも多くあります。
2000円くらいでセットが丸ごと入る袋付きのものが購入できます。筆や絵の具は無くしやすいので、セットで購入して袋にポイっと片づけられると便利です。
粘土、ケース、工作版
油粘土、粘土ケース、工作版が必要になることもあります。
書道セット
お正月の宿題に書初めがありましたよね。書道セットも購入します。硯、筆、下敷きなどを6000~8000円くらいで揃えます。意外と値が張るセットです…。
中学生、高校生になっても使うこともありますが、筆は数年に一度買い換えることになります。
国語辞典
小学生のうちは電子辞書ではなく、紙の辞書を使うように指定があることがほとんどです。子ども向けの辞書があるので、2000円くらいで購入できます。
お裁縫セット
小学校高学年になると、家庭科の授業が始まるのでお裁縫セットの案内が配布されます。3000~5000円くらいの目安です。
小学校で購入した裁縫セットをまだ使っている!という方もいるのではないでしょうか?(筆者もペンギン柄のプラスチックケースを愛用しています^^;;)
人によっては大人になっても使い続けるかもしれないものなので、きちんとした品質のものを選ぶことがおすすめです。
彫刻刀
同じく、小学校高学年になると学校から案内が配布されます。ホームセンターや文房具店でも売っています。
小学校入学にかかるお金はいくらくらい?
ここまで必要なものをお伝えしてきました。
「うんうん、ランドセルも運動着も必要だよね…鉛筆もセロテープも必要……ちょっとまって、全部でいくらかかるの?!」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。ここからはお金の話です。
入学準備にかかる費用目安
ランドセル 30,000~100,000円
文房具 5,000~15,000円
上履き 1,000~2,000円
体操服 5,000円~7,000円
その他(雨具、防犯グッズ、ハンカチなど)10,000円程度
学習机を買ったりする場合はそのお金も必要です。入学準備に必要なものを購入するには公立学校で60,000~160,000円ほどかかるとみておきましょう。
私立学校の場合は、上記に加えて制服、指定のバッグや運動着などが必要になります。数万円公立学校よりもお金がかかります。
また、公立小学校の場合授業料は0円ですが、修学旅行や遠足、社会科見学のための費用、学用品や学習材料費、今日課外活動(クラブなど)の費用も必要になります。
文部科学省によると、1年間にかかる学費では公立小学校でも年間30万円前後がかかるとされています。
私立学校の場合は授業料が有料なので、1年間でおよそ150万円前後がかかるとされています。
もし学校外の活動(サッカーや野球など)、学習塾や英会話教室などに通う場合、さらに学費が必要になります。
小学校6年間ではいくらくらいお金が必要?
では、小学生の間にどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
上記のように入学前・入学後に購入する物に加えて、給食費や教材費が月に5000~6000円程度かかります(アレルギー対応などがある場合は別料金がかかることも)。
他にも、修学旅行のお金や、PTA会費、地域によっては子ども会費などがかかります。
公立小学校でも、卒業するまでにおよそ100~200万円かかると言われています。
入学時にお金がかかる1年生と、教科が増える4~6年生は出費がふえ、2~3年生は出費が少なくなります。6年生は修学旅行があるのでほか必要とされています。
私立の場合でも進級によって増える金額は同じようになっており、卒業するまでには800~900万円近くかかります。
入学前の準備ですら10万円くらいかかるのですから、祖父母の援助があるとありがたいですよね。ただし、親族の援助が期待できない…という家庭もあると思います。
お金が心もとない…何か方法はある?
入学準備金
自治体によっては「新入学学用品費入学前支給」という名称の場合もあります。
経済的な理由で準備に困っている児童の保護者に対して、入学準備に必要な学用品費を入学前に支給する制度です。
対象は
・該当市区町村に住民票があり、規定期間までに転出しない
・生活保護を受給していない
などの条件を満たす人ですが、自治体によって具体的には異なっています。
新入学前年の11月頃~1月頃に申請をして、承認を受けたら3月に学用品費が支給されます。
就学援助制度
公立の学校に子どもが通う場合は、就学援助制度を申請すると援助してもらえることもあります。それが、就学援助制度です。
就学援助制度とは、経済的理由によって就業困難とみとめられる児童の保護者に対して、市町村など自治体から援助が受けられる制度です。
対象は
・生活保護を受けている世帯
・児童扶養手当を受けている世帯(シングルマザー、シングルファザー家庭)
・各自治体が定める基準額以下の世帯収入
・失業など経済的理由で学費支払いが困難な世帯
となっています。
援助対象は、
・学用品費
・体育実技用具費
・新入学児童生徒学用品費等
・通学用品費
・通学費
・修学旅行費
・校外活動費
・医療費
・学校給食費
・クラブ活動費
・生徒会費
・PTA会費
・卒業アルバム代
など。自治体によって援助される項目や金額は異なるので、お住まいの市区町村に問い合わせてみてください。
小学1年生の場合、年間支給額の目安は10万円ぜんごです。
文部科学省:就学援助制度について(就学援助ポータルサイト)
まとめ
今回は、
・小学校入学準備はいつから?入学前にいくらくらいお金が必要?
・入学式当日に必要なもの(子ども/親)
・1年生~6年生で追加で購入するもの
・入学から卒業までにいくらお金がかかる?
・入学準備金、入学支援制度について
この5つのポイントについてご紹介しました。
「まさかこんなにお金がかかるとは!」という声も多い、小学校入学。
お金が比較的かからない2~3年生はお金の溜めどきです。
また、子どもの教育期間において一番貯金がしやすいのは小学生の間といわれています。
新1年生は帰宅時間も早いため、仕事をするとしても短時間勤務になりがちですし、怪我や病気で呼び出しがあることもあります。
できるだけ、主婦が働いていて遅刻早退に理解がある職場や、有給休暇がとりやすい職場の仕事を選ぶと働きやすくなります。
子どもが進級して、ある程度慣れてきたら、子どもが家にいない時間も長くなっていきます。
中学入学、高校入学、その先の進路を見据えて、小学生の間にできるだけ貯金ができるようにがんばりましょう!
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部