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東京「018サポート」月5000円・年6万円の子育て支援はいつ支給される?

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子育のこと

東京都で実施が予定されている「018サポート」。

いよいよ9月から申請が開始しました。

今回は「018サポート」とは?申請方法や、実際に支給されるのはいつから?を確認していきましょう!

 

知ってる?東京都の「018 サポート」

9月から申し込みの始まる「018サポート」をご存じですか?

東京都に住む0~18歳の子どもに対して、1人につき月額5,000円、年間6万円を給付する事業です。

対象者は以下両方に該当する子供です。

  • 1)0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方
    (平成17年4月2日(2005年4月2日)から令和6年3月1日(2024年3月1日)までに生まれた方)
  • 2)令和5年度中に都内に住所を有する【注】方(原則)


つまり、東京都内に住んでいる0~18歳なら対象になるということ!

申請をしていれば対象になるようなので、18歳未満のお子さんがいる方は手続きを忘れないようにしましょう。

 

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高所得者でも対象になる・所得制限はある?

「018サポート」は親の所得制限は関係ありません。

小池知事によると「一生懸命働いて税金を納めている方々が給付対象にならないのは罰を受けているようだ」と、所得をとわない支援を行うことにこだわったのだそう。

 

期間内に東京都に引っ越すことに。対象になる?

東京都内に転入・転出した場合でも、東京都内に在住している月数に応じて支給があると公表されています。

具体的な手続き方法はまだ公開されていませんが、引っ越しで転入した方は手続きが必要か確認を忘れないようにしましょう。

 

なぜ月5,000円(年間6万円)なの?

東京都は全国に比べて教育費が5,000円高いと言われているため、その差額を東京都が補填するために実施されるとされています。

全国で見ても、塾や習い事など学校外でかかる学習費用は公立小学校の6年生で年間約24万円といわれています(文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」より)。

これに加えて学童を利用すると年間5~7万円が追加になりますし、長期休暇中に講習に参加したり受験費用や入学金が必要になると、もっと学習に必要な費用は増えていきます。

年間6万円の補助があれば、夏期・冬季講習の受講が可能になるなど子供たちの校外学習の機会も増えるのではないでしょうか。

 

 

「018サポート」は申請が必要!申請はいつから始まる?

この制度を受けるには、申請が必要になっています。

2023年9月1日の正午から申請開始となりました。東京都のホームページから申請ができます。

申請期間は、令和5年9月1日(金曜日)から12月15日(金曜日)まで。申請期限があるので気をつけましょう。

 

対象者には東京都から案内が郵送されるとされています。

住民票の住所に郵便物が届くので申請の際に手元に案内を置きながら操作ができそうです。

また、オンライン申請ができない場合は紙での申請も可能です。コールセンターに問い合わせる必要があります。

コールセンターの番号: 0570-082-018 ※9時00分から18時00分まで(年末年始を除く土曜日・日曜日・祝日も開設)

 

(東京都:東京都の子供・子育て支援 018(ゼロイチハチ)サポート申請が始まります! クリックすると新しいタブがひらきます)

 

「018サポート」給付はいつから?毎月支給されるの?

給付金の支給スタートは2024年1月からです。

2024年1月に、2023年度分を一括給付する予定となっています。毎月給付されるわけではないので留意しておきましょう。

申請が完了すると、審査が開始された旨が表示されます。

申請期限後の12月16日から順次通知が届くので、不備があった場合は修正など対応が必要なので登録したアドレスに届くメールを確認しておきましょう。

 

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2023年3月、新年度予算が成立した日の都知事会見では


明るい未来の東京の実現ということで、今回の予算では、国に先駆けて「018サポート」、これについてはもう既に色々伝わってるかと思いますけれども。「018サポート」、18歳までシームレスにサポートしていくという点。それから加えて、4月1日(土曜日)から医療費助成の対象を高校生まで拡大するということもこちらの方も始まりますので、まさに総合的な対策を着実に進めているということであります。


「各事業の効果をできるだけ早く都民の皆さんに還元をしていく。そのためにも従来にも増して、迅速な執行を徹底していきたい」と小池知事は発言しています。

 

10月から第2子の保育料が無償化

2023年1月、東京都は4月(新年度)から、0~2歳の第2子の保育料を無料にする方針を発表しました。

都内に住んでいて都内の保育所に通っている子どもであれば対象になります。親の所得制限もありません。

現在東京都以外の全国では、3歳~5歳について幼稚園・認可保育園・認定こども園のいずれに通っていても無償化対象となっていますが、0~2歳は対象外です。

また「兄弟カウント」と呼ばれるように兄弟姉妹の年齢差がある場合に上の子どもが保育園を卒園してしまえば第1子としてカウントされなくなってしまうことがありますが、今回の東京都の施策ではその対象にはなりません。

第2子無償化についてはこちらに詳しくまとめ直しました。こちらも併せてご確認ください。

 

◆参考

東京都 報道発表 018(ゼロイチハチ)サポートの概要

東京都 018サポート リーフレット

 

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