小学校3年生から始める「中学受験」準備!働くパートママが気にしたいポイントとは?
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子育のこと
子どもの成長は速い!
家で子どもの成長を見守っているだけでもそのスピードに驚くものですが、働くママとなるといつのまにか子どもができることが増えていた…と成長を見逃したような気持ちになることも。
なかでも働くママ・パパが心配しがちなのが「中学受験」を考えている場合、
・このままでいいの?もっと子どもに寄り添って勉強を見るべき?
・塾に行かせるとしたらいつから?中学受験をした人たちはいつから対策をしていたの?
という疑問ではないでしょうか。
ここでは、中学受験を検討中のママ・パパ向けに重要ポイントをご紹介します。
もくじ
結構厳しい!これが中学受験の現実
中学受験はいつから準備を始めるのでしょうか?
一般的には小学校3年生の後半から始まると言われています。
というのも、中学受験をするかを決めたり、塾に通わせるかを決めたり、塾に行くのならどんな塾にするのかを探したり、考え始めないと間に合わないからです。
塾に通わせる場合は3年生の2月くらいからスタートするのが理想の時期。
家庭学習の場合は、この時期から親がテキストを選んであげたり、一緒に勉強を見てあげたりする必要が出てきます。
家庭学習を検討しているなら、
「自分で勉強を見てあげられるか?」
「勉強を見てあげられる時間を作れるか?」
について見極めることが重要になります。
家で過ごす時間が多くとれる場合でも大変ですが、仕事など子どもと過ごす時間が短いママ・パパの場合はもっと大変です。
塾通いの場合、5年生の終わりには先取り学習を終え、6年生になったら模試の繰り返しで受験に備えるのが、一般的なスケジュール感です。
家庭学習の場合は、塾通いに比べると遅れを取ってしまう可能性があるので、いかに受験慣れをさせるか、親のフォローが大事になってきます。
たとえ塾通いでも塾に任せっぱなしでは成果は上がりません。
やはりある程度は親が勉強を見てあげることも大事になっています。
仕事をしながら教育についても力を入れたいママ・パパの場合は、子どもを中学受験させようと思ったら、親が見てあげる時間を作れるかが合格への分かれ道になってきます。
あきらめるのは早い?働くママ・パパでもできる中学受験の工夫
では仕事をしているママ・パパは中学受験をあきらめるしかないのでしょうか?
それとも仕事をやめて専業主婦になり子どもに付きっきりになる必要があるでしょうか。
結論から言うと、そんなことはありません。
効率よく受験できる方法を考えてみましょう。いくつかポイントがあります。
受験校を早めに絞る
まず、受験校の選び方です。
受験の第1目標とする学校の他に「安全校」「チャレンジ校」など、レベル別にいくつか選びます。
その際に「通学時間」や「学費」などの下調べを早めに済ませて受験校を早めに絞ってしまうことです。
受験年度になったら受験日などを早めに確認して、併願スケジュールを立ててしまえば効率よくできます。
テキストを把握しておく
次に勉強のテキストを見ておくこと。
塾に通わせる場合は塾のテキストをお子さんと一緒に読みましょう。
家庭学習の場合、先輩ママからの情報や口コミ情報などで評判の良いテキストを使用すると、お金も時間も効率よく勉強ができます。
また、まとまった時間をとって勉強しようと思わず、家事や育児の合間の隙間時間をうまく活用してみると良いでしょう。
働くママの場合、平日は十分に勉強を見てあげる時間をつくることは困難です。
働きながら子どもの中学受験に成功したママの中には、平日は塾に任せ、休日にじっくり見て上げるなどメリハリをつけてサポートしている方も多くいます。
中学受験の落とし穴に落ちないために
中学受験をするメリットはどんなところにあるでしょうか。
「一生懸命頑張る子どもに囲まれて、自分の子どもも勉強するようになる」
「エスカレーター式で高校、大学と進めるので、受験回数を減らせる」
「大学受験の時に意識が違う」
などがあります。
しかし、中学受験にはメリットばかりではありません。やはりどうしても経済的な負担が大きくなります。
受験準備のために塾に通ったり、ほかの習い事をすることで家族と過ごす時間が短くなることも。
また、勉強が好きではない子どもの場合、塾や勉強についていけず、かえって劣等感を強化して勉強が嫌いになってしまったという悪影響も考えられます。
一番大事なのは子どもの意思。
ただ、子どもが本当に中学受験したいと思っているのであれば、親は積極的に協力する!と心を決めやすいのですが、子どもが積極的でない場合も考えられます。
受験をしたいのか、したくないのか?
その理由は何か?
不安や懸念事項がないか?
など、子どもとじっくり話し合って決定しましょう。
受験だけが全てではありません。
もしかしたらお子さんは、勉強以外のことに才能があるかもしれません。その才能の芽を摘んでしまうことのないように検討しましょう。
お子さんが3年生くらいなったら、あるいはもう少し前から、将来どうなりたいのか?勉強したいか?他にやりたいことがあるか?将来働くことも見据えて、話し合っておくと良いでしょう。
そういう意味では中学受験は、お子さんと将来を考えるいい機会になります。
中学受験は多くの子どもにとって初めての試験など大きな関門です。
のちのち苦しまないためには、事前に親子でじっくり話し合っておくことが大事です。
そして、専業主婦であれ兼業主婦であれ、自分の親としての姿・考え方をきちんと見せることがお子さんにとって安心材料になります。
親子で手を取り合って、納得のいく中学受験をするためには何が必要か?考えてみましょう。
そのためには、ママ・パパも頑張らないといけないことが出てくるかもしれません。
塾に通う期間が長くなれば塾の費用、送り迎えや飲食にかかる費用も出てきますし、模試代、受験費用もかかってきます。
子どもに寄り添って勉強を見るための時間をつくりながら、お金も最低限工面する場合、就業日数・時間が調整しやすいパート・アルバイトで働く人が多くなります。
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