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派遣とパートどっちがいい?違いやおすすめ、主婦の判断ポイントを解説

更新日:

仕事の探し方

主婦の働く姿

派遣とパートは、主婦にとってどちらがよいのでしょうか。
限られた時間のなかで働く主婦は、働きやすさが重要です。結婚や出産を機に仕事を辞めた女性や、主婦として次の仕事を探す際に考えるのが「働き方」です。
本記事では、働き方のひとつとして悩みやすい雇用形態のなかでも、「派遣」と「パート」について解説します。これから仕事をしたい方はもちろん、自分に合った働き方がわからないという方もぜひ参考にしてください。

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パートと派遣の違い

パートと派遣の違いは、主に以下の点が挙げられます。

  • ・雇用主
  • ・雇用期間
  • ・評価
  • ・求められる人材
  • ・待遇面

 

それぞれの点における具体的な違いを解説します。

雇用主

派遣とパートの違いとして、雇用主が挙げられます。派遣は、派遣元企業が雇用するのに対して、パートは働く先の企業が直接雇用します。派遣の場合、勤務(派遣)先企業に雇用されるとイメージする方もいるかもしれませんが、雇用契約を行うのは派遣元企業という点を抑えておきましょう。

雇用期間

派遣とパートの違いとして、雇用期間も挙げられます。どちらも有期雇用契約ではありますが、更新期間までの間隔が異なります。

派遣の場合、一般的には3か月程度を雇用期間とし、都度双方の意思確認のもと、更新を行います。「3年ルール」のもと、同一勤務先(派遣先企業)で働けるのは原則最大3年までという点には注意が必要です。パートの場合、雇用期間の長さは企業によって異なり、数か月から1年単位などさまざまです。

また、派遣とパートにおいて、どちらも「無期転換ルール」が適用できる点は共通しています。「無期転換ルール」とは、同一使用者のもとで通算5年を超えて有期労働契約を更新された場合は、労働者側の申込みにより、期間の定めのない無期労働契約に転換されるというルールです。

参照:『派遣で働く皆様へ』厚生労働省
参照:『無期転換ルールハンドブック~無期転換ルールの円滑な運用のために~』厚生労働省

評価

派遣とパートでは、評価にも違いがあります。派遣の場合、実際の勤務先である派遣先企業の評価を受けて、派遣元企業がフィードバックする仕組みです。パートの場合は、勤務先の直属の上長などが直接評価やフィードバックを行います。そのため、評価に対する時給や昇進など待遇面への反映は、パートのほうが迅速に行われやすいでしょう。

求められる人材

派遣とパートでは、求められる人材も異なります。職種や仕事内容によっても異なりますが、派遣では専門知識や実務経験が必要なことが少なくありません。パートの場合、特別な知識やスキルを必要としないことが一般的です。

待遇面

派遣とパートは、待遇面にも違いがあります。一般的に、派遣はパートよりも時給がやや高く設定されています。派遣元会社の社会保険や福利厚生が使える点も特徴です。パートの場合、通勤手当の支給有無や時給などは企業ごとによって異なります。

生き生きと働く女性の画像

 

派遣のメリットやメリット

派遣のメリットやデメリットにはどのような点があるのでしょうか。具体的なメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

派遣のメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • ・まとまったお金を稼げる
  • ・自分に合った仕事を紹介してもらえる
  • ・仕事について派遣元企業に相談できる

 

給与面では、パートよりも時給が高い傾向にある点や労働時間が長いことなどから、お金を稼ぎやすいという点が大きなメリットといえそうです。また、仕事を自分でゼロから探すのではなく派遣元企業が紹介してもらえる点も効率的です。勤務先企業や仕事に関する悩みがあった際、直接言いにくい場合でも派遣元企業に相談できる点も魅力です。

デメリット

派遣のデメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • ・同じ企業や同一部署などで3年以上働けない
  • ・長期的な雇用が保証されているわけではない

派遣は、主に雇用についてデメリットになり得る点があります。『派遣法』の3年ルールにより、同一企業や同一部署などでは原則3年以上働けないため、慣れた環境で働き続けることができないことがあります。しかし、派遣元企業によって「無期転換ルール」が適用されれば3年ルールの対象外になるため、同一職場で働き続けることも可能です。

また、派遣は有期雇用契約のため長期的な雇用が保証されているわけではありません。一般的には3か月程度の契約であるため、確実に長期的な雇用を望んでいる場合は避けたほうが安心です。

参照:『労働者派遣法第35条の3』e-Gov法令検索

 

パートで働くメリット・デメリット

パートで働いている方の体験談を聞くと、

「家事や育児をしながら正社員のように出張、残業は厳しい。フルタイムより時短がいい!」

「正社員だと土日の出勤が出てくることも。子どもと過ごす時間を増やしたいからパートがよかった」

「少ない日数・短時間であれば、子どもが体調を崩した時も欠勤のリスクが減ると思った」

「派遣のお仕事は日数・時間が固定になっていて、子どもの行事によって都度変更したい私には合わなかった。柔軟に勤務日・時間が変更できるシフト制のパートを選んだ」

という声が聞こえてきました。

では、パートで働くメリット・デメリットはどのようなところにあるのでしょうか?見てみましょう。

メリット

パートで働くメリットには以下のような点が挙げられます。

  • ・求人件数が多く、職種が選べる
  • ・時短、週4など好条件の仕事が多い
  • ・未経験者OKの仕事が多い

パートの場合、働き方を柔軟に選べる点が大きな魅力といえます。膨大な求人のなかから、自分が挑戦できそうな仕事を選んで応募できる点や、自分の生活にあった働き方をしやすい点がメリットです。

デメリット

パートのデメリットには以下の点があります

  • ・賞与、退職金がない事が多い
  • ・責任のある仕事を任されることが少ない
  • ・正社員と比べ、福利厚生や有休など不利を感じる場合がある

 

賞与や退職などが支給されない、福利厚生の恩恵を受けにくいなど、待遇面のデメリットが挙げられます。また、責任の伴う仕事や高度なスキルが求められる仕事は任されにくいため、キャリアアップにはつながりにくい点も否定できません。

関連記事:【正社員からパート】おすすめの仕事とメリット・デメリットを解説

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派遣には常用型と登録型がある

派遣でも正社員のように雇用されるタイプもあります。

「常用型派遣」と呼ばれる、派遣会社の社員として常時雇用する形態です。

よく聞く「派遣」は常用型派遣にあたるのか、を解説します。

常用型派遣とは

まず、常用型派遣はどんな働き方でしょうか。

「派遣元会社と契約を結び、社員として派遣先企業に就業する」形態です。イメージとしては出向が近いかもしれません。

派遣先企業で担当する業務が終了しても、派遣元企業との雇用契約は終了しません。

新たな企業に派遣され、仕事をスタートすることになります。

専門性を求める職種が多く、研究機関や、技術系(工事管理・生産管理など)などプロフェッショナルを求める職種を中心に活用されています。

経理や人事、販売職などのプロフェッショナルの募集をしていることもあります。

電話やパソコンを使用して仕事をする女性

 

登録型派遣とは

多くの方が「派遣」と聞いてイメージするのはこちらの形態だと思います。

派遣サイトや面談で、派遣元会社に登録を行います。

お仕事に応募し、就業が決定したら、派遣契約期間だけ派遣会社と契約を結ぶ形態です。

そのため派遣先企業で担当する業務が終了したら、派遣元企業との雇用契約も終了となります。

そのあと同じ派遣元会社から別の企業で働くことになった場合、改めて契約を結びなおすようになります。

常用型派遣に比べて職種・求人数も多く、スキルや条件を選択しやすいといえるでしょう。

※2018年の労働者派遣法改正により、「特定派遣」はなくなりました。

派遣法の改正については、他にも

・期間制限ルール
・雇用の安定を図るための措置
・労働契約申し込みみなし制度

があります。併せて確認しておくと安心です。

参照:『派遣で働く皆様へ』厚生労働省

派遣で働く笑顔の女性

 

派遣で働くまでの流れ

では、派遣で働く場合、どのように進めていったらいいのでしょうか?

まずは登録!

派遣元会社に登録をします。

登録時に希望の労働条件・派遣料金・就業条件を入力します。もしくは面談でヒアリングされることも。

登録前に、自分の希望を整理しておくと安心です。

大手の派遣元企業はより多くの求人を持っており、福利厚生も充実していることが魅力です。

また、シニア・主婦の派遣に特化した派遣元会社や、業界に特化した派遣元会社もあります。

膨大な量の求人から選ぶと迷ってしまう…という方や、こだわりをもってお仕事を探したい方には、おすすめです。

植物が芽を出した様子の画像

 

お仕事を探す♪

基本的には自分で求人サイトからお仕事を探します。

希望の条件・職種のお仕事が見つかったら、応募しましょう。

(タイミングによっては、コーディネーターからお仕事を紹介してもらえることもあります)

求人サイトには掲載しきれない情報(待遇や環境など)の説明を聞いたり、また、このタイミングで希望の労働条件・派遣料金・就業条件の確認があることもあります。

派遣先との面接が無いぶん、コーディネーターとのやりとりが面接代わりになります。そのまま派遣先企業への推薦になることも。

どうしてそのお仕事をしたいと思ったか、譲れない条件と相談できる条件はどこか、など、改めてどういう働き方がしたいかを考えておきましょう。

メモとペンの画像

お仕事に就業が決定したら

雇用契約を締結します。

派遣元会社から労働条件・派遣料金・就業条件の明示があります。

勤め始めたら…

雇用管理(契約や、就業条件など)は派遣元会社が行います。

実際の業務は、指揮命令者として派遣先企業にいる担当者に指示を受け、業務を進めます。

勤怠連絡については派遣元会社によってルールがあるので、実際にお仕事がスタートする前に確認をしておくと安心です。

女性が手で丸を描いている画像

意外と盲点!派遣が相談をするのは、「派遣元担当者」

派遣社員でもパートでも、同じところに勤務をしていたら就業環境は一緒です。

しかし、雇用元が違うため、相談すべき相手も異なる点に注意が必要です。パートは、勤務する会社から直雇用されているため、企業や直属の上司に相談できます。

しかし、派遣社員は、あくまで登録している派遣会社から派遣されているという立場です。

そのため、 派遣社員が雇用条件について話をする際は、勤務先の会社の上司や総務ではなく、登録している派遣会社の担当者に相談するのです。

勤務時間や時給などの相談、契約期間の延長の話なども全て、派遣会社を通して勤務先に伝えることになります。

派遣の場合、すぐに相談したり回答がもらえるわけではないという点はデメリットですが、日々働く上で直属の上司や企業側に相談するよりも、第三者(派遣元の担当者)に相談できる点はメリットです。たとえば待遇面や仕事に関する直接言いにくいことなどを、派遣元の担当者になら、気軽に相談できるからです。

女性が迷っているイメージの画像

 

まとめ|派遣とパートの違いを理解して自分にあった働き方をしよう

パートと派遣、どちらにもメリット、デメリットはあります。

ただし主婦が働く場合、どうしても家族の行事などを優先しなければならない時が出てきます。

そんな時に、

  • ・休みやシフト変更の相談しやすい環境作りがしたい人は「パート」
  • ・あくまでも事務的に決まった時間に決まった働き方をする方がいい人は「派遣」

 

が向いているといえます。

まずは家庭に負担がかからないペースから始めること。

まずは今の自分の環境に合った働き方を選ぶのが、主婦のお仕事選びのコツです。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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