【プロの七つ道具】お片付けのプロが、片付け前に必ず用意するモノとは?10種の道具をご紹介します
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整理整頓
「探偵の七つ道具」といえば、懐中電灯(ペンライト)、小型万能ナイフ、縄はしご、万年筆型望遠鏡、時計、磁石、小型の手帳と鉛筆、小型ピストル……
その道のプロが仕事をスムーズに遂行するために常時携帯しているとされる仕事道具のことを“七つ道具”といいます。
実際は7個とは限らないそうですが、限られた数の道具に”これさえあれば”というかっこよさに憧れる人も多いのではないでしょうか?
こと整理整頓に関しては、やれクリアファイルだ、縦型ボックスだ…と、実際に整理をする前にあれこれ準備してしまいがちです。整理整頓における”七つ道具”は何なのでしょう?
今回は、お片付けサービス Goodwave代表の綾部奈美さんに”お片付けのプロが必ず用意する10種類の道具”を教えていただきました!
お片付けのプロが片付け前に必ず用意するモノ10種類
今回は、私たち整理収納アドバイザーがお客様のお宅に伺う時に持参する必須アイテムと、お客様に用意していただくモノ、計10種類についてご紹介します。
片付けを始めてから準備するとなるとなかなか大変なので、事前に準備をして片付けの効率をアップしましょう!
整理整頓・お片付けをする前に必ず用意するモノはこちら!
整理収納アドバイザーが持参するモノ
①お掃除シート
②ハサミやカッター
③メジャー
④ラベルシール
⑤マジック、ペン
⑥メモ用紙
⑦マスキングテープ
⑧エプロン
⑨マスク
お客様に用意していただくモノ
⑩ゴミ袋
みなさんがご自宅で使う「整理整頓キット」を作るなら、この10種類を揃えてみてくださいね。
それでは、それぞれの道具の用途と、用意する理由をひとつずつ紹介していきたいと思います!
お掃除シート
100円ショップでも売っている、ウェットタイプのシートのことです。
片付けをする場所は、普段手をつけていないモノが多いために掃除がしづらく、汚れていることも多いです。
引き出しの中身や収納ケースの中身を出すことは普段なかなかないですよね。せっかくの片付けの機会、拭きあげて綺麗にした状態で収納していきましょう!
ご自宅で用意する場合には、雑巾や使わないタオルでも大丈夫です!
ハサミ、カッター
ダンボールの箱を解体したり、かさばるものを小さくするのに使います。
紐で縛ってあるものや、テープでしっかり止めてある箱は、中を確認するときに紐を解いたりテープを剥がしたりするのに時間がかかってしまいます。
ハサミやカッターを用意しておけば、サクッと切って中身を確認!どんどん次へと進めていけます!
メジャー
2m以上測れるものが望ましいです。
大きな家具等を実際に動かす前に測ることで、そのスペースに収まるものなのか、サイズのシミュレーションをすることができます。
また、収納用品が必要となった時には購入前にきちんと測っておくことで、正しいサイズの収納グッズを買うことができます!
目測で「なんとなく入るかな?」と思って買ってみたけど、いざ買って持ち帰ったら入らなかった……という経験はありませんか?
せっかく買うなら、サイズの合ったものを購入して無駄をカットしましょう♪
ラベルシール
よく文具コーナーに置いてあるラベルシール。様々なサイズがありますよね。
引き出しや収納グッズに貼っておくと、一目で何が入っているのか分かるのでおすすめです。
後でラベルライターで綺麗に統一したものを貼りたい!という人でも、ラベルを作るまでの間、ひとまず貼っておくと良いですよ。(その場合は、きれいに剥がせる粘着の弱いタイプのラベルシールがオススメです。)
貼っておくことで、引き出しやフタを開けなくても「ここに何をいれたっけ?」と思い出す手間が省けるため、片付けの効率アップにも繋がります。
マジック、ペン
紙袋や箱に収めたとき、何が入っているのかを書いておくのに便利です!④のラベルシールに書き込むときにも使えます。
メモ用紙
家具やスペースのサイズ、今後必要なモノのリストアップをするときに使います。
マスキングテープ
フタの仮止めや、ラベル代わり、印をつけたいときなど、万能に使えます。
ラベルシールより貼ったり剥がしたりがしやすく、跡がのこらないところが良いところです。
ゴミがたくさん出ることが予想されるときには、ゴミの種類(燃える、プラなど)をマスキングテープに書いて袋に貼っておくと、後で見たときに何ゴミかすぐ判別しやすくなりますよ。(ラベルシールでも代用できます)
エプロン
掃除は汚れるイメージがあるかと思いますが、整理整頓・片付けも結構汚れるんです。
エプロンを身につけておくことで、服が汚れることを気にせず片付けに集中できるようになり、より作業が捗りますよ。
ポケットがついているものだと、ペンやハサミなどの小物を入れて置けるのでとても便利です。
マスク
現在は新型コロナウイルスの感染予防のために常にマスクを着用しています。また、先述のとおり汚れやすいので、着用しておきましょう。
普段触れていないところや片付いていないところは、埃が溜まっていることが多いもの。
モノを動かすだけで埃が舞い上がり、吸い込みやすくなってしまうので、アレルギーのある方は特に必須です!
(作業をしていると汗をかくので、お客様宅に伺うときには複数枚持っていきます)
*感染対策はマスクの他、アルコールスプレーやハンドソープも持参しています。
ゴミ袋
これは、お客様に必ず用意してもらうモノなのですが、とても重要!
多くのご家庭でゴミ箱を置いているかと思いますが、思い切って片付けるときにはすぐにゴミ箱がいっぱいになってしまいます。
そのため、大きいサイズのゴミ袋(大体30L〜40L)を用意していただいています。
作業しているうちにゴミ箱がいっぱいになって、あとから大きな袋を用意してゴミを入れ替える…となると、手間がかかってしまいますよね。
ゴミ袋が小さいと、捨てたいときに袋に入りきりません。後で捨てようとゴミ袋の近くの床などに”仮置き”をすることがありますよね。これがあまり良くないんです。
整理しているときは、部屋の中にモノをいっぱい広げることになるので、その時は捨てるつもりで置いたと分かっていても、後から分からくなってしまいます。
捨てると決めたらその場ですぐ袋に入れることが一番!です!
まとめ
今回は、整理整頓に欠かせない10個の道具についてご紹介しました。
どれも家にあるものだったり、なくても100円ショップなどで手軽に揃うものばかりです。
作業を始めてから道具が必要になって買いに行ったり、いざ使うときに周りがモノだらけでスムーズに動けなかったり、積み重なったモノの山から探し出すのに一苦労……なんてことは避けたいですよね。
事前に必要な道具を用意しておけば、余計な体力を奪われることなく、時間のロスも防げるので片付けの効率アップにつながります!
せっかく片付けようと決意したのですから、ぜひその気持ちをが強いうちに!片付けに臨んでみてください!
今回、教えてくれたのは…
綾部 奈美(あやべ なみ)/整理収納アドバイザー
大好きな「引き寄せ」の考え方と、整理収納という分野が深く関わっている事を実感し、整理収納の世界に魅了されていく。整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリストなど複数資格を所有。「家が一番癒される場所」そう感じてもらえるような家づくりを目指す。神奈川・東京・埼玉・千葉を中心に少数精鋭のチームでお片付けサービスを行う『Goodwave』代表。
お片付けサービス Good Wave HP
Instagram:@oidonwa73
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部