お子様の野菜嫌いも克服!?たくさん野菜を食べられる「チーズ風味のぐるっと円盤お野菜餃子」*しゅふお助け時短レシピ
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レシピ
夏休み真っ只中。毎日ご飯のメニューを考えるのも大変!
普段は栄養バランスばっちりの給食に助けられているご家庭も、夏休みはそうはいかないですよね。
「自宅だと甘えもあって、なかなか野菜を食べてくれない」というママさんの悩みにお応えして、今回は”子どもがたくさん野菜を食べられるレシピ”を家庭料理教室主宰・露崎奈津子さんに教えていただきました♪
このレシピの最後には、前回に続き ”子どもの好き嫌いへの向き合い方“ 3回目のコラムも連載しています。
チーズ風味のぐるっと円盤お野菜餃子
【調理時間目安:35分】
餃子を包むのが面倒、という声に応えました!チーズのぱりぱりした皮も美味しさをそそります。
材料(4人分)
お好みの緑野菜(小松菜・ニラ・白菜・キャベツ・ピーマン・ほうれん草など)……120g
塩……適量
A(片栗粉……大さじ2 オイスターソース……大さじ1 酒・ごま油……各小さじ1 鶏がらスープの素(顆粒) 砂糖……各小さじ1/2)
餃子の皮……18~24枚
サラダ油……大さじ2
B(水……100ml 粉チーズ……大さじ2)
ゴマ油……小さじ2
作り方
1、野菜はみじん切りにして軽く塩を振り、10分くらい置いたら水気を絞る。
2、ボウルにひき肉とAを加えて混ぜ、水気を絞った野菜を加えてざっと混ぜる。
3、フライパンにサラダ油を敷き、餃子の皮を並べる。
4、ぐるっと円盤状にタネを置き、上から餃子の皮を重ねる
5、フライパンを火にかけ、軽く温まってきたらBをよく混ぜたものを加えて蓋をし、5分くらい火を通す。
6、ふたを開けて水分を飛ばし、ごま油を回しかけてカリッと焼く。
7、キッチンペーパーで余分な油を吸い取り、皿をかぶせて裏返す。
なつこ先生からのコメント
食べるときは、キッチンバサミで切り分けて食べてください。
子どもの好き嫌いへの向き合い方(3回目/全3回)
※前回までの内容はこちら⇒
今回お話したいポイントは「食べられたことよりも、チャレンジしたことを褒めて、親子で頑張りすぎない」
苦手な野菜を料理に隠して食べられたことを褒められるより、ダメでも食べようとしてみたことを褒める方が、子供も嬉しいのではないかなと思います。
親からの野菜を食べて!というプレッシャーは子供は十分に感じてるし、それが苦手で嫌だなと一番感じているのは子供自身です。
なので私は、その食材が嫌いなことは認め、食卓に出したりお皿に盛ることはしますが「食べないとごちそうさましちゃだめ」「食べないと大きくなれない」みたいな脅しはNGだと思っています。
食事は、何より「楽しく食べること」が目的で、食材だけでなく食事自体が嫌いになったら本末転倒。
我が家の様子なのですが、末っ子である3歳2か月の男の子は、まさに野菜を食べない子。
口に運んでも「苦い」と言って口を開かない、特に緑色の野菜は基本拒絶、という典型的なタイプで2歳まで過ごしてきました(汗)食わず嫌いなんですよね……。
それが、ここ最近で少し様子に変化が。食べられるものや食べようとチャレンジする料理が増えてきました。
親としてのアプローチはあまり変わっていないのですが、無理強いはせず機嫌がよさそうな時にすすめてみたり「これお姉ちゃんが作ったんだよー」といって興味を持たせてみたり、本人が料理を手伝ってくれた時はすごい褒めてみたり……!(でも食べないときは食べない(笑))これがきっかけになっているかもしれません。
小学2年生の長女も多少好き嫌いがあるのですが、小学校に入ってからは苦手な食材や今まで食べたことがない料理に対しても「試してみる!」と自分からチャレンジするようになってきました。
なので、野菜嫌い克服の要因に、年齢って大きいのだと思います。
特に小学校の給食で一気に食の幅や世の中に対しての興味・知識が広がるので、その段階で食べる楽しみを知っていれば、あとは本人の力でも変わっていけるのではないかと思います。
食べる量も、個性だったり、遺伝的な体質もありますよね。
そして、更に成長して、食べるようになったらなったで「どれだけ用意してもすぐなくなる」「食費がーーー!」といった別の悩みも出てくるので、食に対する悩み(食だけでなく子育て全般ですね……)というのは幾つになってもつきません。
そう考えたら、子供の野菜嫌いは今この瞬間に悩みすぎない、という心の持ちようが良いのかなと思います。
ここまで長々とお話してきましたが、考え方としてピンとくるものがありましたら、一部分だけでも試してみて頂けたら嬉しいです!ありがとうございました。
今回お料理を教えてくれたのは…
露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰
東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・7歳の3児の母。
家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部