結婚式場で働くには?仕事内容やメリット・デメリットについて紹介します【お仕事図鑑】
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やっぱり明るい気持ちになる、結婚式場のお仕事!パート・アルバイトでもお仕事があることをご存じでしょうか。
結婚式開催までの準備や式当日の進行のサポート・運営補助をするのが結婚式場でのパートの仕事になります。
それぞれの持ち場・役割で晴れ舞台を作り上げていくという貴重な経験を得ることができます。
実際に結婚式場で働くことになった場合、どのような仕事があるのでしょうか。
また、働く上でのメリットやデメリットは何があるのでしょうか。
今回は結婚式場でのパートについて、以下の5点の項目を中心にご紹介していきます。
もくじ
結婚式場のお仕事内容
結婚式場での仕事は主に以下の4つに分けられます。
・ホールスタッフ
・キッチンスタッフ
・撮影・音響・照明スタッフ
・ウェディングプランナー
それぞれの仕事内容について、詳しくみていきましょう。
ホールスタッフ
ホールスタッフの仕事は、式場にドリンクや食事を持っていくことです。
食事会場の雰囲気や机の配列などに違いはあるものの、基本的に飲食店のホールスタッフと業務に大きな違いはありません。
ファミレスなどでの業務経験がある方はスムーズに働き始めることができるでしょう。
キッチンスタッフ
キッチンスタッフは主に調理や盛り付け・皿洗いなどが業務になります
結婚式場のキッチンには、メインとなるシェフがいるので、補助的な業務が中心になります。
そのため、本格的な調理スキルがなくても問題ありません。
撮影・音響・照明スタッフ
撮影や音響・照明などの会場周りの業務を中心としています。
決まりきったパターンやマニュアルが少なく、その場その場の対応を求められる場面が多くあります。
経験者が優遇される傾向にありますが、未経験からでも始めることができます。
ウェディングプランナー
ウェディングプランナーとは、式当日までに新郎新婦のサポートをするのが主な役割です。
会場案内・式の打ち合わせ・プランニング・準備と業務は多岐に渡り、当日も新郎新婦が不安なく式を進めていけることができるようサポートを続けます。
経験があると、先を見通してお客さんにアプローチすることができます。
未経験であっても、計画の立案が得意な方やコミュニケーションが得意な方は能力を発揮しやすいでしょう。
結婚式場で働くメリット・デメリット
結婚式場で働くと、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれについて、整理していきましょう。
メリット
結婚式場で働くメリットは主に以下の3つです。
・お客様の晴れの舞台をサポートできる
・マナーが身につく
・臨機応変に動く力が身につく
まず第一に、結婚式場で働くことでお客様の結婚式を何度も共にできるというかけがえのない経験をすることができます。
そう何度もない晴れ舞台をサポートすることは大きなやりがいを感じることができるでしょう。
また、結婚式を台無しにしないためにも自分自身のマナーにきを配ったり、周囲に注意を配りながら行動する力が身につきます。
デメリット
一方、結婚式場で働く上でのデメリットは主に以下の3点です。
・絶対にミスが許されないため、常に気を張り続けていなくてはいけない
・拘束時間が長い
・基本立っての仕事
結婚式場で働く際、スタッフにミスは許されません。常に段取りを頭の中で思い出し、集中力が途切れないよう業務にあたる必要があります。
また、基本的に一日拘束となり、その間ほとんどが立っているため、体力的なキツさを感じる場面もあるようです。
結婚式場で働くために必要な資格や知識は?
結婚式場で働く上で、必ず必要になる資格はありません。主婦や学生であっても時間に都合がつくならすぐに始めることができます。
特にホールスタッフは募集数が多く、比較的簡単に働く場を探すことができるでしょう。
特別な知識や資格は必要としませんが、常にお客様の目線に立って、最高の結婚式を作り出すために必要なことは何か考え続けることが大切になります。
結婚式場で働くことに向いている人はどんな人?
結婚式場で働くのに向いているのは、以下のようなことが得意・チャレンジしてみたいという人です。
・人の喜んでいる表情が見たい
・事務作業よりも身体を動かしている仕事がしたい
・長い拘束時間でも苦にならない
・今後ブライダル業界で働いてみたい
それぞれ細かくポイントを見ていきましょう。
人の喜んでいる表情が見たい
結婚式場は当然華やかな舞台になるので、人の笑顔が溢れています。
自分が関わってきたことが多くの人が笑顔につながることを直に感じることができるでしょう。
自分の仕事が誰のためになっているのかわかったほうが、仕事のモチベーションにつながる方には、ピッタリの職場かもしれません。
事務作業よりも身体を動かしている仕事がしたい
オフィスで椅子に座ってパソコン作業をすることがどうにも性に合っていないと感じている方にもおすすめの職場です。
結婚式場のホール担当は式中とにかく会場内を歩き回ります。ゆっくりと椅子に座っている時間すらないでしょう。
体力や力に自信があり、身体を動かしている方が好きな方はぜひ一度検討してみてください。
長い拘束時間でも苦にならない
結婚式当日は、ほぼ丸一日拘束されることになります。その分、他のバイトよりも高時給になっていますが、時間的余裕がある方や長時間拘束が苦にならない方向けの職場といえるでしょう。
拘束時間と稼ぎを天秤にかけ、稼ぎのために頑張れる、稼ぎがモチベーションになるという方にはおすすめです。
今後ブライダル業界で働いてみたい
将来ブライダル業界で働いてみたいという方も一度結婚式場での職務経験を積むのは園崎のキャリア形成において有益になるでしょう。
イメージや体験談だけでなく、実際に働いてみることで正社員の方がどのような業務をこなしているのかを知る良い機会になります。また、自分がイメージしていたものと現場にどれほどのズレがあるのかも確認することができるでしょう。
予備知識無しにいきなり正社員契約を結ぶ前に、余裕があればパートとして体験しておくと、その先でも役立つことが多くあります。
どんな職業経験が活かせる?
結婚式場で働く上で、活かせる職業経験には以下のようなものがあります。
・飲食店のホール
・キッチンスタッフ
飲食店のホール
まず、飲食店でのホール経験がある方は、その経験がそのまま役立ちます。
結婚式当日は常に食べ物や飲み物を持って会場内を歩き回ることになります。
飲食店よりも運ぶメニューは決まっているため、タイミングさえ気をつければ慣れている人にとっては飲食店よりも簡単な業務になる可能性があります。
座席の配置だけは、会場ごとに異なってくるので注意が必要です。
キッチンスタッフ
結婚式場には、メインのシェフがいるため本格的な調理作業に関わることはありませんが、盛り付けや調理補助をお願いされる可能性があります。
一から調理業務を覚えるよりも、経験があったほうがスムーズに業務を進めていくことができるでしょう。
結婚式場での業務は、常に誰かの笑顔を作るサポートをするとても大切な業務です。
失敗できないプレッシャーや大勢のお客様に自身の立ち振る舞いがみられる非常に責任の重い仕事になります。
しかし、その分お客様の笑顔や幸せの場面に立ち会えるという素晴らしい仕事でもあります。
時間や労力をかける分だけ、自分のやりがいも感じることができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部