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プロの技をカンタンに!王道お魚料理「カレイの煮つけ」*しゅふお助け時短レシピ

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レシピ

あっという間にお正月が過ぎ、2023年がスタートしました♪

年末年始の豪華料理から、いつものご飯レシピに戻ってホッとしているしゅふさんも多いのでは?
ごちそう続きで疲れた胃腸をいたわって、寒い冬も元気に過ごしたいですよね♪

今回は、王道お魚料理の作り方を家庭料理教室主宰・露崎奈津子さんに教えていただきました!

 

カレイの煮付け

これを作って料理上手に見せたい!実はシンプルな手順で完成できますよ。

 

【材料】(4人分)調理時間:約20分

カレイ……4切れ
ゴボウ……1/4本
しょうが……1片
A(水……200ml 日本酒……100ml 砂糖……大さじ1 みりん・しょうゆ……各大さじ2)

 

【作り方】

1.ゴボウは斜め薄切りにして水にさらし、しょうがは皮をむいて針しょうがにする。

【POINT】ゴボウは魚のアクを吸ってくれ、更に旨味も吸い込んでくれるので、シンプルな煮付けには必須の食材です。
作り方の一番下に切り方動画をご紹介。

 

2.カレイは黒い皮側に切り込みを入れておく(飾り包丁)。

3.鍋に湯を沸かし、沸騰したらカレイを入れ、表面が白っぽくなったらすぐに冷水にとって鱗やぬめりを落とし、キッチンペーパーで水気を取る。

【POINT】湯引きや湯通しと言い、特に身や皮が崩れやすい魚はサッと湯の中に入れることで臭みを取ります。特にカレイはぬめりや鱗が気になりやすいので、ここは優しく丁寧に撫でながら落としてください。

 

4.鍋にゴボウと生姜の皮、Aを加えて煮立て、2~3分煮る。

5.カレイを加えてお玉で煮汁をかけ、落し蓋をして中弱火のまま約10分ほど煮る。

6.煮汁を回しかけながら更に煮詰め、好みのとろみにする。

【POINT】煮汁が少なくなってきたら、お玉からスプーンに変えるとやりやすいです。

 

7.一気に火を強めて早く煮詰めたいところですが、煮崩れたり皮が破れていくのでグッと我慢!

8.カレイを器に盛ってゴボウを添え、針しょうがを盛る。

 

なつこ先生からのコメント

作り方7.の煮詰め具合は好みなので、煮詰めずそのまま火を止めて味を含ませるだけでもOK。煮汁をかけるときは煮崩れを防ぐため、鍋の奥側を持ち上げて傾け、手前に溜まった煮汁をスプーンなどで奥にかけるようにするといいですよ。何度も繰り返すと、綺麗な照りのある煮物に仕上がります。

 

※切り方動画はこちら※

まとめ

お肉と比べてとっつきにくいイメージが先行しがちな煮魚。でも実は作り置きとしても、冬の体を温めてくれる料理としても、優れもの。料理教室のプライベートレッスンリクエストでも定番のメニューばかりですが、そこで教えているポイントを1つ1つ解説してみました。いずれにも共通しているのは、いかに「魚の生臭みを消すか」と「パサつきを防ぐよう煮過ぎない」こと。基本的なコツは共通なので、ここのポイントさえ覚えてあげれば、魚独特のクセが苦手な方でも、年齢性別問わず食べやすくなります。年末年始もひと段落した体をいたわりつつ、病気に負けない体づくりに取り入れてみませんか?

 

今回お料理を教えてくれたのは…

露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰

東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・7歳の3児の母。

家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
”献立”つくります!レシピ立案サービス

 

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