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パート主婦の通勤時間の許容範囲は?

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仕事の探し方

もったいない、時間のムダと思われがちな通勤時間。

特に忙しい主婦的にとっては、短いに越したことはありません。

そこで今回は「通勤時間の理想と現実」をテーマに

・勤務地による?通勤事情、理想と現実

・パート主婦が考える通勤時間の許容範囲

・米国発信、幸せに導く理想の通勤時間とは?

をご紹介します。

勤務地による?通勤事情、理想と現実

満員電車、遅延、渋滞とネガティブなイメージがつきまとう通勤時間。

みなさんの平均通勤時間は、実際どのくらいなのでしょうか?

不動産会社のアットホームの調査では、関東首都圏(1都3県)における平均通勤時間は片道58分往復およそ2時間となっています。

都下や神奈川、千葉、埼玉県から、大手町、銀座、新宿などオフィスエリアに勤めると、だいたいそのくらいになるでしょう。

関西方面では奈良、兵庫、京都から大阪の難波、梅田、心斎橋へ通勤するケースで同じような通勤事情がおきているようです。

いずれにせよ、往復2時間はなかなか大変…!

ところが通勤時間には、地域によって大きな違いがあります。

総務省が発表している平成28年度47都道府県ランキングを見ると、通勤時間の全国平均は片道40分。往復は1時間19分です。

上位に食い込んでいるのはやはり前述の首都圏近辺の都府県で、これが全国平均の数値を引き上げているようです。

九州や東北の地域になると、みなさん平均以下の時間で通勤しており、地域によってはマイカー通勤も多く、ラッシュとは無縁なところも。

通勤時間が長いのは、大都市勤務の特徴のようですね。

パート主婦が考える通勤時間の許容範囲

それでは主婦パートにとっての通勤時間は、どのくらいが許容範囲なのでしょうか?

生の声と、理想の通勤時間について考えてみましょう。

「車でも電車でも、せいぜい30分以内のところがいい」

「5時までに子どものお迎えに行きたいので、1分でも近いほうがいい」

「電車に乗るのはめんどう。自転車で行ける範囲がいい」

「自分の通勤先が旦那の会社より遠いのはありえない」

「家に近すぎると知り合いが来そうだからイヤ…」

「通勤時間が唯一自分の時間なので、まったくないのも困る」

このように、できるだけ近いほうがよいという意見と、あまり近すぎるのもちょっと、という意見が混在しているようです。

小さな子どものいるママは、家に近いほどありがたいという意見が多く

育児から少し手が離れると、少しなら通勤時間も悪くない、という声が出てきます。

また、ネットの意見などを見ていくと、パートの通勤時間はだいたい片道30分以内を希望する声が多いようです。

フルタイムで働くサラリーマンの往復2時間はパートには長すぎる、という意見が多く

旦那の勤務地よりもパートが近いのは当たり前!という家族基準も見受けられました。

 

米国発信、幸せに導く理想の通勤時間とは?

首都圏の実際の通勤時間は片道およそ1時間

主婦パートの希望する通勤時間は片道30分以内ということが分かりました。

もっともベストな通勤時間はいったいどのくらいなのでしょうか?

残念ながら日本でそんなことを考えてくれる人はなかなかいませんが

海外のwebマガジン編集者であるハンナ・ハドソン氏のレポートに「幸福への鍵は16分通勤にある」という面白い説が出ています。

その中には

「もし1時間の通勤時間がなくなったら、その間に仕事をする人はいないだろう。ゲームや読書、スポーツや飲食、買い物などに使おうとする、それが幸福度を上げることになる」

とあります。

確かに「会社が近くなった!よし、残業しよう!」と思う人は稀かもしれません。

その分を余暇に使えば人生は豊かになる……頷ける話です。

ところでなぜ16分なのかというと、アメリカやイギリスの通勤時間は片道平均30分以内らしいのです。

それでも長いので、半分に…というような話なのですが、片道平均58分の日本からすると、この時点でもう羨ましい限りですね。

同じ理由で通勤時間を半分にすると、パート主婦の希望とおなじ、片道30分以内の通勤時間。

日本の通勤事情では、30分を切ると幸福度が上がるかもしれません。

 

まとめ

勤務地によりますが、忙しい主婦にとってパートの通勤時間は30分以内が理想的ということがわかりました。

それでもこの時間がもったいないと思う方や、もっと長くかかっているという方は、この時間をなんとか有意義に活用したほうがよさそう。

・ニュースを見る

・音楽を聴く

・資格の勉強

などが通勤時間活用術の中でも人気のようです。

もしもこれから仕事探しをする人は、幸せに導く通勤片道16分、もしくは30分以内のお仕事を探すのも良いかもしれませんね。

 

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