パートで50代の定年は違法!?

仕事

正社員の方には「定年制」というものがあります。
では、パートにも定年ってあるのでしょうか?

50代になりせっかく子育てが落ち着いて、
これからバリバリ働きたいと思っていた矢先、企業から
「うちは55歳で定年なんで・・・」
なんてことになったら困りますよね?

パートの場合の定年に関する法律について、

・定年制度について
・パートタイマーに適用されるのか?
・50代で定年を伝えられたら?

の順に追ってお伝えします。
結果から言うと、場合によって異なります。

 

定年制ってどんな制度?

定年制とは、従業員を一定の年齢を持って退職させる制度です。
定年制を定めている場合、
企業はその旨を「就業規則」に明記しなければいけませんので、
あらかじめ確認しておきましょう。

かつては大企業でも55歳定年とか、
男女によって年齢が違うといったこともありましたが、
現在は法律で定年の下限の年齢が定められており、
「60歳を下回る定年年齢を定めることはできない」とされています。

また、平成25年の「高齢者雇用安定法」が改正により、
・定年を65歳とする
・継続雇用制度を設ける
・定年を定めない
という、いずれかの対応を企業が導入していることが求められています。

 

また、定年後の社員を雇用する「継続雇用制度」というものがあります。
【以前】
「継続雇用制度」を導入している企業においては、
「労使間協定によって、継続雇用対象者を限定することができる」
という「特例措置」が認められていました。

【現在】
その「特別措置」というものが廃止されています。
つまり、継続雇用制度を設ける場合、
継続雇用を希望する社員全員をその対象としなければならないのです。

パートタイマーに定年制は適用されるのか?

パートの場合の定年制はどうでしょう?

パートは大半の場合、雇用契約を結び、
期間が満了となれば、雇用も満了となるパターンが主流で、
定年が適用されないケースが多いのが現状です。

雇用期間が定められていない無期雇用契約のパートの場合、
就業規則によるわけですが、
・就業規則がパートに適用されないケース
・パート用の就業規則によるとしながら、制定されていないケース
などあり、パートには定年制が適用されない場合がほとんどです。

厚生労働省が無期転換のルールを定め、
有期労働者が更新により5年を超えた時には、
労働者の申し込みにより無期に転換するという制度を進めています。

ですが雇用主によっては、パートは雇用調整的な意味合いで、
無期転換させられないので、逆に5年未満で終了というケースもあります。
この場合、従来通り定年制はありません。

無期雇用契約に転換した場合、
無期雇用契約パート用の定年制を設ける必要がありますが、
パートの定年制の法整備が追い付いていないというのが実情です。

 

50代で定年を伝えられた場合は?

例えば、まだ50代なのに「定年」を理由に退職を迫られたら、
どうしたらいいのでしょうか?

まずはご自身の雇用契約の内容を確認しましょう。
パートの場合は定年制が適用されていないケースがほとんどです。
有期で契約の場合は、定年制が適用されませんから、
雇用契約期間内であれば、辞める必要はないので、
その旨をはっきりと伝えましょう。

無期雇用契約に転換した場合、
あるいは初めから無期雇用契約の場合は、
就業規則や雇用条件をきちんと確認してその内容に従いましょう。
定年について明記されていない場合には話し合いが必要ですが、
後々もめないように、最初にしっかり確認しておいた方が良いですね。

パートの定年制の法整備が追い付いていない状況ですので、
もしそのような事態になった場合には専門家への相談が必要です。

また、退職を求める本当の理由があるとしたら、
きちんと確認しておくことも大事です。

表向きは定年と言っていますが、
本当は会社の都合や仕事に適していないと判断された可能性もあります。
いずれにせよ、状況がわかれば、
具体的なアドバイスをもらうこともできるでしょう。

 

まとめ

企業には定年制があり正社員の場合は適用されますが、
パートの場合は各企業によって対応がバラバラです。

面接のときに、
・自分はどういう働き方をしたいのかしっかり伝える
・企業がパートに何を求めているのか確認
をしておきましょう。

補助的なのか?長く働いてほしいと思っているのか?
仕事の内容やお給料とともに、大事な確認事項となります。
お互いの要望に合った企業に出逢えるようがんばりましょう。

 

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