はたらく知識

パートの産休・育休って取れるものなの?

更新日:2018-12-25

働き方

パート主婦の妊娠、出産。
喜ばしいことですが、パートだとやっぱり仕事は辞めることになるのでしょうか?
今回は「パート主婦の産休・育休」をテーマに

・産休と育休の違いって?

・パートでも取得可能?産休・育休の取得条件と手続き

・パートの産休・育休取得のメリット・デメリット

の3点を紹介します。
 

産休と育休の違いって?

正社員でもパートでも、産休・育休の制度について知っておいて損はありません。
まずは基本をおさらいしておきましょう。
 
〇産休とは?
正式名称‥産前産後休業
期間‥産前6週間~産後8週間
(双子以上の場合は、14週間前から取得可能。また、医師が認めた場合のみ産後6週間から出勤可能)
条件‥誰でも取得できる
※出産の当日は産休扱いとなります
 
〇育休とは?
正式名称‥育児休業
期間‥産後から、子どもが1歳になるまで
条件‥同じ事業主に過去1年間以上雇用されていること
子どもが1歳を迎えた後も引き続き雇用されることが見込まれていること
所定労働日数が週2日以下でないこと
※上記を満たしていても日払い契約で勤務している場合は対象外
 
ちなみに産前休暇は希望制なので取得しなくてもかまいません。
実際、臨月ギリギリまで働きたいという人もいますよね。
育休も、取得するかしないかは個人が選べることになっています。
休みを短縮して、好きなタイミングで復職するのもOKです。
個人の希望にかかわらず原則、休むよう規定されているのは、産後6週間です。産前産後休暇、育児休業をフルで使うと1年3ヶ月ほどの休みがもらえることになります。
 

パートでも取得可能?産休・育休の取得条件と手続き

そもそもパートで産休・育休を取得することはできるのでしょうか?
 
結論から言うと、パート・アルバイトでも条件を満たしていれば産休・育休の取得は可能です。
とくに6週間の産後休業は、法律で取るよう定められています。
 
少々難しいのが育休。
取得条件をまとめると、
「週2以上で1年以上、同じ事業主のところで働いており、出産1年後も引き続き雇用される見込み」
となっていますが、パートでしばしば問題になるのは
「1年後も引き続き雇用される見込み」
という部分。
 
なぜなら、パートの雇用は「1年後どうなっているかわかならい」というケースが多いからです。
 
そんな場合は「1年後も雇用継続の見込み」と仮定して申請できるように、平成29年に規制が緩和されました。
 
続いて手続きを見てみましょう。
1)妊娠の報告
→妊娠したら早めに職場に伝えます。
 
2)産休の申請
→職場のフォーマットに従います。
産前は医師の診断書、産後は出産証明書が必要になる場合もあるので職場に確認しましょう。
 
3)育休の申請
→育休に入る1か月前までに申請することになっています。
産休に入る前に申請しておきましょう。
 

パートの産休・育休取得のメリット・デメリット

条件を満たしていれば、パートでも育休・産休を取得できることがわかりホッとしました。
しかし現実は、産休・育休後に復帰する社員が7割近くいるのに対し、パートなど非正規雇用の復帰率は半数以下ともいわれています。
出産を機に離職してしまう人が多いのがパート主婦の実情。
では、パートの産休・育休取得にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
 

メリット

・戻る場所があるというのは精神的にとてもありがたい。

・社会保険に加入していたので社会保険料免除、出産一時金、出産手当金などがありとても助かった。

・保育園の入所の申し込みは、パートでも無職より断然有利。

デメリット

・当たり前のことだけど、収入が激減して辛い。

・職場から定期的に状況伺いの連絡があるのが面倒。

・本当に復職させてくれるのか疑心暗鬼になってしまい、焦る。

 
パートでも社保に入っている場合は助成金などがあるので育休を取るのがオススメ。
それ以外の場合は、精神的負担を考慮して決めたほうがよさそうです。
 
 
妊娠したら即退職、という考え方は少し昔の話。
1年以上働いている場合はパートでも、まずは職場に相談してみましょう。
保育園に入れなかったら育休が増えるという育休延長制度もありますし、3年育休という独自の制度がある企業や、妊娠・出産で一度離職してもまた戻ってこられるような制度を取り入れている企業も増えてきました。
パートという枠にとらわれず、活用できる制度はできるだけ利用して、快適な育児ライフを送りましょう。
 
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