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主婦にもおすすめ!「業務委託」とはどんな働き方?パートとの違い/メリット・デメリットはどんなところ?

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働き方

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークや在宅ワークの働き方を選ぶ人も増えています。

子育てや家事をしながら働く主婦としては、感染症などのリスクも低く、自宅で稼げるお仕事は魅力的ですよね。

在宅ワークを検索してみると、【雇用形態:業務委託】と書かれているお仕事がたくさんでてきます。

業務委託の一番の魅力は、自由度の高さ!家事・育児に忙しい主婦が、時間・曜日に縛られずに収入が得られるおすすめの働き方なのです。

ただし、自由であるがゆえに、向き・不向きがある働き方です。パートのほうが良かったな…と思う人もいるのも、事実です。

今回は「業務委託」という働き方についてご紹介します!

みなさんのお仕事探しのヒントになれば幸いです♪

業務委託のお仕事を見てみる|しゅふJOB

 

業務委託って?パートとどこが違うの?

 

業務委託とは、簡単にいうと「企業や個人が、お仕事を外部の企業や個人に依頼して行ってもらう(=委託する)」こと。

会社員やアルバイト・パートと異なる部分は


・業務委託は成果報酬であること

・雇用契約を結ばないこと


です。それぞれもう少し詳しくご説明します。

 

業務委託は成果報酬

会社員やパート・アルバイトの場合、会社などと契約をして決められた勤務時間ぶん働くこと(=労働力の提供)の対価としてお給料をもらいますよね。

業務委託の場合は、成果物の対価として、報酬をもらいます。

たとえば、

——————

A社がポスター作成をBさんに委託するとします。

A社担当者「お世話になっております!新しい商品のポスター作成を1枚15000円でお願いしたいのですが」

Bさん「ポスター作成ですね。納期や詳細をお伺いできますか?」

このあとBさんがお仕事を受託したら、ポスターを制作し、企業に納品します。

A社は完成した成果物(ポスター)に対して、Bさんにお金を支払います。

——————

このように、依頼に対して作成した成果物に対してお金が支払われます。

また、勤務時間の制限もありません。

たとえば、Bさんがポスターを作るために深夜23時~25時に作業をしてもOKですし、30分で完成させても8時間かけても、報酬に影響はありません。

つまり、得意な業務であれば、短時間で報酬を得ることができるのです。

1時間1000円で働くパート・アルバイトより、30分程度でできる作業を600円で2つ請け負ったほうが収入が多くなりますよね。

反対に、1つの作業に時間をかけすぎてしまうと、時給制で働いた方が稼げた…ということも起きてきます。

 

業務委託は業務に対して契約をする

また、会社員やアルバイト・パートで働く場合は、会社と個人が「労働契約」を結んで働きます。

労働者(従業員)は契約した就業時間のあいだ労働力を提供し、会社(雇い主)から仕事の指示を受けて業務を行います。

業務委託の場合は、雇用契約は結びません。「業務委託契約」という契約を結びます(詳しくは後述します)。

また、会社員やアルバイト・パートとは異なり、会社と対等な立場で仕事をすることになります。仕事の進め方について指示を受けることはありません。

 

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どんなお仕事がある?

業務委託には、どんなお仕事があるのでしょうか?

求人サイト「しゅふJOB」に掲載されている業務委託求人の一部をご紹介します。

 


・テレフォンオペレーター

・文字起こし

・WEBデザイナー

・DTPオペレーター

・ライター

・フラワーアレンジメントの講師

・学習塾の講師

・プログラマー、エンジニア

・お弁当配達

・家事代行、清掃代行

・ベビーシッター

・イベントスタッフ

・化粧品の販売、エステサービス

・美容師(スタイリスト)

・ネイリスト

など


 

デスクワークや外出系のお仕事まで、場所や時間を選ばずにできるお仕事がたくさん!自宅でできるお仕事もあります。

そして、特別なスキルが不要・未経験でもOK!というお仕事も増えてきました。

業務委託のお仕事は、今後どんどん増えていくと言われています。

正社員の副業や、パート・アルバイトで働きながら業務委託で副収入を得るなど、メインのお仕事+業務委託でWワーク、という働き方も増えてくるでしょう。

いままでの仕事で培った経験やスキルを活かせれば、時給制で働くよりも収入が増えることもあります。

今どんなお仕事があるか、ぜひ一度チェックしてみてください。

 

業務委託のお仕事一覧|しゅふJOB

 

 

「業務委託契約」とは?

業務委託として仕事をする場合「業務委託契約を結ぶ」とさきほどお伝えしたのですが、

実は、法律上では「業務委託契約」という契約は存在していません。よく言われる通称なのです。

法律上では「請負契約」と「委任/準委任契約」の2種類があり、これらをまとめて”業務委託契約”と呼ぶことが多いのです。


請負契約とは

webデザインやライター、プログラマーのお仕事などは、こちらがほとんどです。

企業や個人から依頼を受けて、完成した成果物の対価として報酬をもらいます。

たとえば、ライターであれば、締め切りまでに記事を作成して納品します。

納品物の精度(誤字脱字がないか、内容が誤っていないか、など)という点に責任を持ち、推敲したものを納品します。

 

委任/準委任契約とは

弁護士や医師、システム開発コンサルタント、美容師、エステティシャン、受付、秘書などはこちらを用いることが多くあります。

成果の如何を問わず、行う仕事自体に対して報酬が支払われます。

たとえば、受付や秘書は成果物を設定しにくいため、期間と業務内容決め、その期間内は仕事を委任する、ということになります。

委任か準委任かの違いは、仕事の内容が法律行為にあたるか、で異なります。

例えば法律を扱う弁護士は委任、法律を扱わない美容師などは準委任です。


契約書はトラブル回避のためにも必要なものです。

 

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業務委託で働くメリット・デメリットは?

業務委託という働き方について、メリット・デメリットはどんなところにあるでしょうか?

 

業務委託の魅力は”自由度の高さ”

業務委託として働く最大の魅力は、自由度の高さです。


・スケジュールを自分で決められる

締め切りまでに業務が終われば良いので、何時に作業をしてもOKです。

子どもが寝た後にお仕事をすることもできますし、朝早く起きて仕事をすることも、お昼休みだけ業務をすることも可能です。

労働時間の規制がないため「1日8時間、週40時間以内で働く」という縛りがなく、残業という概念もありません。

お仕事の進め方や、どこで、いつ仕事をするかの裁量があるのは主婦から人気のポイントです。

また、仕事の幅や量も自分で調整できるということもあります。

例えば、家事代行のお仕事。お料理だけ引き受けて掃除は業務として受けない、ということも可能です。

午前中だけ働く、など仕事をする時間を決めて働くこともできますし、スケジュールがうまく組み合わせられれば1日に2,3件仕事を受けて働くこともできます。

 

 

・出社の必要がない場合が多い(在宅・直行直帰など)

業務を遂行するために出社が必要なこともありますが、多くは自宅で作業ができたり、直行直帰で会社に出社しなくてもよい場合が多くあります。

仕事をする場所を制限されなければ、介護や育児のために帰郷している間にも仕事ができますし、家族の転勤が決まっても仕事を辞めずに続けることができますね。

また、会社のように組織に所属する働き方ではないので、人間関係も煩わしくなりにくいという面もあるでしょう。

 

・自分の得意分野に特化できる

会社やお店で働いていると、勤務時間中は仕事だけしていればいいというわけにもいきません。

電話が鳴ったら出たり、来訪者が来たら対応したり、掃除をしたり、新人から質問を受けたりサポートをしたり…やることは様々です。

また、会社の辞令が出たら望まなくても業務が変ってしまうこともあります。

業務委託の場合は、希望の仕事を行うことができるので、得意分野に特化してお仕事をすることができます。

手に職をつけ、それを武器にお仕事をしていく働き方です。

また、希望しない仕事を依頼された場合は断ることも可能です。

自分の得意分野を伸ばしたいと考えている人には、時間を十分に充てて件数をこなしてスキルアップをすることもできるでしょう。

 

 

・報酬は無限大

業務1つずつの報酬がハッキリとしているので、収入の管理がしやすいという面もあります。

やったらやっただけ収入になるので、モチベーションも維持しやすいのではないでしょうか。

業務に対して単価を決めるなど、提供価値によって収入を増やすこともできます。

たとえば「企業インタビュー(取材・写真撮影)なら15000円なら受けられます、いかがですか?」と報酬相談をすることも可能です。

また、会社員やアルバイト・パートであれば「副業・Wワークは不可」と雇用契約に明記されている会社もありますが、業務委託であれば個人事業主として複数の仕事を並行して行うことも可能です。

極端に言えば、週7日でも、1日10時間以上でも、自分の裁量で仕事の量を変えることができます。

 


上記のようなメリットがあります。

また、仕事に必要な書籍やパソコンなどを確定申告の際に経費として申請することができるのも、金銭的なメリットのひとつです。

主婦にとって、妊娠・子育て・介護・転勤など、家庭の事情に左右されずに働きやすいのは大きなポイントではないでしょうか。

 

業務委託のお仕事を見てみる|しゅふJOB

 

 

デメリットは自由がゆえの責任も…

反対に、業務委託で働くことでデメリットになりうることもあります。


・業務委託=個人事業主(フリーランス)

企業からの仕事を、個人(=個人事業主)として引き受けることになるため、多くの場合、開業届を出して個人事業主として仕事をします。

個人事業主とは、どういう働き方でしょうか?

 

たとえば、

あなた1人でカフェを経営をしているとします。

お客さんから「A定食1つ」と注文が入ったら、A定食をつくって提供し、お金をもらいます。

定食を作るためには、食材を買ったり、食器を揃えたり、メニューをつくったりする必要がありますよね。

また、定食にどんなおかずをつけるか、量をどのくらいにするか、いくらで提供するかを考えねばなりません。

お客さんが来なくては売り上げにならないので、チラシやWEBサイトをつくったり、お客さんを集めることもあるでしょう。

 

会社などで働く場合は、営業が仕事を持ってきてくれたり、事務がサービス提供をしてくれたり、役割分担もできますが

個人で仕事を受けるので、仕事を探してきたり、報酬の交渉、契約書の締結、納期調整、報酬が振り込まれたかの確認も、すべて自分で行うことになります。

また、自分で仕事を探して取ってこなくてはいけないので、単発の仕事ばかり引き受けていると収入の見通しがたたないということも出てきます。

依頼元がコスト削減のために業務削減をしたり、プロジェクトが中止になったりすれば、そもそも仕事がなくなってしまうこともあります。

業務委託には解雇規制がないため、突然契約が解約されて来月からお仕事がもらえない可能性もあります。

収入が0円になってしまうリスクもあるのです。

そして、最低賃金の規制もないので、成果物に対して支払われる報酬が最低賃金以下になることもありえます。

たとえば、ライターの場合、1つの記事作成=6000円で依頼を受け、1時間で書き終われば、時給6000円のようなものです。

反対に、文字単価0.2円×3000文字で依頼を受けたとしたら、1記事=600円です。これを1時間で書くとしたら、最低賃金を下回りますし、時給1000円でパートをしたほうが収入が入る!ということもあります。

 

 

・キャリアアップに繋がらないことも

会社等に勤めていれば、業務の必要に応じて身につけなくてはいけないスキルもあります。

たとえば、Excelの関数を覚えなければいけなかったり、新しいソフトの使い方を覚えなければいけなかったり。

会社は社員を育成して、より仕事ができるようになってほしいと考えます。

難しくても挑戦する機会を与えてくれますし、上司やチームでフォローをしてもらえることもあるでしょう。

個人事業主として仕事をする場合は、成果を約束できる=既にできる業務を引き受けることが多くなるため、新しい仕事に挑戦することが少なくなってしまい、結果的にキャリアアップには繋がらないということも出てきます。

仕事を選べるからこそ、成長につながる機会を自発的に探して受けていく必要が出てくるのです。

世の中ではやっているデザインや、ビジネスの主流になっているソフト等の知識などは、自分から情報を探しにいかないと日常生活を送る中では入ってきにくいものです。

仕事以外の時間でセミナーを受けたり、スキルを磨いたり、常にアンテナを立てておくことで自分の手札を増やしていかないと仕事の幅も広がりません。

 

 

・年末調整が受けられない

企業勤めであれば必要書類を提出するだけでやってもらえる年末調整が受けられないため、確定申告をすることになります。

パートであれば雇用主がやってくれる手続き(確定申告や保険料など)を自分でやらなければならないことも。

また、保険は国民健康保険に加入することになります。組織に所属するわけではないので、福利厚生を受けることもできません。

健康診断やインフルエンザの予防接種などを会社で受けていた人は、各自治体が行っているものを利用したり、個人で探して利用することになります。

失業保険の対象でもなく、仕事による怪我であっても労災保険の給付はありません。

 


総じて、業務委託で働く場合には、すべてが自分の裁量次第です。

何日・何時間・どのように働くか働き方を決めること、いくら稼ぐか、どのくらい仕事を受けるかを決めること、企業との契約をどのように締結するか。

自由度が高い分、責任も大きくなるという一面もあります。

 

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業務委託で働くのに向いている人はどんな人?

業務委託で働くことに向いている人はどんな人でしょうか?

 


タスクやスケジュールの管理が自分でできる人

期日までに成果物を完成させることで報酬をもらうお仕事なので、スケジュール管理やタスク管理能力は必須です。

また、仕事を詰め込みすぎて体調不良になってしまって結果納品が遅れてしまった…ということもあるかもしれません。

納期を守ることがとにかく重要になるため、今後の業務を受けられなくなる可能性も出てきます。

他に納期を守って成果物を出せる人がいたらそちらに依頼がいってしまうこともあるでしょう。

セルフマネジメントができる人に向いています。

 

 

自分のペースを作って仕事ができる人

成果さえあげられれば、働く曜日や時間に縛られずに働けることがメリットです。

子どもや親の急な送り迎えが発生しても、急な用事が入っても、スケジュールさえ調整できれば問題ありません。

また、自宅で仕事ができる人、できない人がいます。

たとえば、試験前になると部屋を片付けてしまう…という人はあまり向いていないかもしれません。

自宅で仕事をするとなると、思っている以上に誘惑が多くなります。人目がないのでスマホを触ったり、テレビを見たりすることもできてしまいます。

今日までにここまで仕上げたかったのに終わらなかった…となってしまうと、期日までに成果物が出せなくなってしまいます。

試験であれば自己責任ですが、仕事を引き受けているのですから、間に合わなかった、では済みません。

また、職場の人が雑談をしているのが耳に入って集中できない…と思っていたり、

椅子や机など仕事環境を自分で整えたほうが仕事がしやすい、という人には、業務委託の働き方を選んで自宅で仕事をするほうがストレスが少ないこともあります。

 

 

自発的に成長機会を作れる人

先述のとおり、自分から新しい知識や経験を身に着けていかないと成長につながりません。

仕事の幅を増やしたり、報酬を高くしていくためには、仕事以外の時間でスキルを磨く必要があります。

また、資格試験などで第三者からも知識やスキルレベルがわかるようなものを活用していくこともできます。

「お裁縫が得意です」という人と「刺繍講師の資格を持っています」という人だと、どちらが仕事を受けやすいでしょうか。

後者の方が、第三者から見て説得力があるため仕事も依頼されやすくなります。自分に仕事を依頼したいと思ってもらえるように、工夫も必要です。

仕事をしたらしたぶんだけ報酬が得られますし、高いスキルを求められるものを対応できれば報酬の単価も上がります。

 


業務委託としての働き方は、時間や場所、収入などの自由度が高い分、問題が発生した場合にすべて自分で対処する必要があるなど大きな責任も伴います。

また、専門性を活かして収入を増やしたい!と思っている人にも業務委託という働き方はおすすめです。

 

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業務委託のお仕事を始めるには、どうやって仕事を探す?

業務委託の仕事はどのように探したらいいのでしょうか。いくつか方法があるのでご紹介します。

 

知人の紹介

意外と多いのが、知人の紹介です。今やっている仕事で人を募集しているからやってみたら?とママ友から声をかけてもらって始めた…という声もあります。

既に知人が働いているのですから、業務を依頼する会社もある程度信頼がおけますし、安心・安全にお仕事を受けることができるでしょう。

 

自分で営業をする

SNS経由で仕事が増えた!という話も増えています。いまはTwitterやInstagramなどで個人がメディアをもち発信することができる時代です。

どんな仕事ができるか、どんな成果を出せるかアピールする場にもつながります。

イラストレーターや漫画家さんが個人のアカウントで発表を始めて、メディアに掲載され、出版に至った…というケースもあります。

 

求人サイトで探す

伝手がなくてもお仕事にたどり着ける、最も簡単な方法です。

ただし、業務委託のお仕事を掲載している求人サイトはあまり多くはありません。また、企業が求人募集を複数のサイトに掲載することで同じ仕事ばっかり…と思うこともあるでしょう。

求人サイト「しゅふJOB」では、主婦・女性に仕事を依頼したい、という企業が募集求人を多く出しています。よろしければご活用ください。

 

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また、過去に働いていた職場から仕事の依頼を受けるといった形で仕事を作っている人も多くいます。前職の上司や同僚に声をかけてみるという手も試してみてはいかがでしょう。

 

 

企業はなぜ業務委託の仕事を依頼するの?

少し話が変わりますが、企業はなぜ、自社の人に仕事を頼んだり、新しい人を採用したりしないで、わざわざ社外の人に業務委託をするのでしょうか?

 


継続的に発生する仕事ではない

たとえば、ケーキ屋さんが「お店のホームページを作りたい」と思ったとします。

その時に店長さんは「よし!ホームページを作れる人を採用しよう!」とは、なかなかならないですよね。

ホームページを作れる人に作ってもらって、更新の仕方を教えてもらうほうが、コストがかかりません。

同じように、常に業務が発生するわけではなく、かつ専門的な知識や経験が必要な仕事の場合、業務委託としてできる人にやってもらうことが多くなります。

自分の手を離れても、相手がスムーズに使えることを考えてお仕事をすると満足度に繋がるかもしれません。

 

作業を外に依頼して、社員にはもっと違う仕事をしてほしい

社内リソースを有効活用したいという場合にも、業務委託のお仕事が発生します。

たとえば、営業部の期待のエース C君がいたとします。

客先に訪問すればほぼ100%依頼を貰えて、毎月1千万円を稼ぐCくんが、営業チラシを作るために3時間も時間をかけていたら…

チラシ作りはほかの人に任せて、営業に行って稼いできてほしい!と会社の人たちは思うのではないでしょうか。

このように、本当に任せたい仕事に集中ができるように、他の人に任せられる仕事を業務委託として依頼をかけることがあります。

このような場合は、依頼元が忙しくて業務を切り出したいがために依頼をされているので、こまめなやり取りがタイムロスだと敬遠されることもあります。

難しいことですが、少ないやり取りで相手の希望を読み取り、応えることが相手の満足度に繋がるかもしれません。

 

コスト削減をしたい

「人件費」は、実際に本人が受け取るお給料の2倍くらいかかっていることをご存知でしょうか。

1人の従業員を雇うために、座る席・テーブル、パソコン、電話機、セキュリティカードなど、さまざまな備品・設備の購入により経費がかかります。

また、労使折半で支払う社会保険料などの費用もかかりますし、仕事を覚えてもらうための指導にも先輩スタッフをつけるなど教育コストがかかります。研修中にも時給は発生します。

あたらしい人を採用して研修して…とお金と時間をかけるより、その仕事がすぐにできる人に依頼をすれば、コストは最低限に抑えられます。

経費を最低限に抑えつつ、必要な時のみ専門的な業務をすぐに任せられるため、企業は委託先に仕事を依頼するのです。

これは、業務を受ける人はその仕事の専門家、プロとして依頼されることを意識せねばなりません。


 

業務委託のお仕事はこういった背景から発生していることが多くあります。

これらを知っているのと知らないのとでは、仕事に向き合うスタンスも変わってきますよね。

成果物によってでしか報酬が得られないのですから、依頼の背景や、委託にかける期待を知っておくことで、成果物の作成に活かしたり交渉に活かしたりすることもできるのです。

 

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まとめ

今回は、業務委託の働き方についてご紹介しました。

以前に比べて、特別なスキル不要の職種も多くなってきています。

自分にできそうなお仕事をまずは1つから、ゆくゆくお仕事の量を増やしていくとペースを保ちやすくなります。

業務委託のお仕事は、今後どんどん増えていくと言われています。パート+業務委託でWワークという働き方も今後増えていくかもしれません。

こんな時代だからこそ、一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

 

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