清掃代行・ハウスキーパーとは?お仕事内容・やりがい・体験談をご紹介!【お仕事図鑑】
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家事代行
最近テレビのバラエティ番組やネットでも注目を集めているハウスキーパー。
業務・職場は非常に多岐にわたり、常に人手が求められている職種でもあります。
また、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊事業の拡大や、ホテル・旅館の従業員不足もあり、清掃事業に目が向けられています。
そこで今回は、
・ハウスキーパーのお仕事内容は?
・やりがいと雇用条件
・私に向いているハウスキーパーのお仕事は?
の3つを紹介します。
もくじ
ハウスキーパーのお仕事内容とは?
ハウスキーパーのお仕事で一番想像しやすいのは、最近流行りの家事代行サービスではないでしょうか。
家事代行というと料理や掃除をするイメージが強いかもしれませんが、その範囲は多岐に渡ります。
掃除代行だけに限ってみても、ビルや駅などの公共施設の清掃業務、ホテルの客室係、個人宅での清掃業務、整理収納アドバイスまで、たくさんの種類があります。
いずれも共通しているのは「サービスを利用する方が気持ちよく過ごせるように、公共の設備・客室・自宅の清掃や備品管理を行う」ことでしょう。
それでは、ここで代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
・ホテルの客室係
ホテルマンの一員として、客室を快適な環境に保つための部門。
客室の清掃として、ごみ捨て、拭き掃除、掃除機をかけることが主な作業です。
客室内の設備、例えばバスルームやトイレの清掃をし、アメニティが切れていたら補充をし、水滴を残さないように仕上げ、照明が点くかの動作確認も必要になります。
不具合があった場合の専門部署への修理依頼など、担当客室の管理を担います。
また、シーツをピンと張り、しわのないベッドメイキングもおこないます。
宿泊客の評価に大きく係わる重要なお仕事です。
・整理収納アドバイザー
収納のノウハウやコツ、インテリアの見せ方などを教えたり、実践サポートを行います。
家庭やオフィス、店舗など様々なシーンで活躍の場があり、最近、注目のお仕事の一つです。
資格試験もあり、スキルアップを目指していくことができます。
・清掃業
まずオフィスやマンション、店舗など、法人に依頼される清掃のお仕事があります。
また、個人宅のお仕事もあり、部屋、キッチン、風呂まわりなど居住環境の清掃をするお仕事もあります。
オフィスやマンションなどの場合、清掃業を行っている会社に登録してお仕事を請け負うことがほとんどです。
手前味噌ではありますが、しゅふJOBナビを運営している株式会社ビースタイルでも、マンスリーマンションの清掃業を請け負っています。ご興味がおありでしたら、見てみてください。
清掃代行サービス【air’s ROCK(エアーズロック)】のスタッフ募集を見る
個人宅の清掃の場合、家事代行サービスを行っている会社に登録してお仕事を請け負うようになるケースが多くあります。
姉妹サイトのしゅふJOBでは、主婦が活躍している家事代行サービス企業の求人をご紹介しています。
清掃以外の家事代行(料理や整理整頓など)のお仕事についてはこちらの記事にもまとめています。
よろしければあわせて読んでみてください。
ハウスキーパーのメリット・デメリット、やりがいは?体験談を紹介
掃除代行というと、体力的にきついというイメージがあるようです。
実際のところはどうなのでしょうか?
また、ハウスキーパーの仕事のやりがいとは、どのようなものなのでしょうか。
ここでは、実際に働いている方の声をご紹介します。
ハウスキーパーのメリット
・短時間で、空いている日に働くことができる
・日ごろの家事スキルが生かせる
・掃除のテクニックを身につけることができる
・清掃スキルが身につき、転職しやすい
ハウスキーパーのデメリット
・清掃器具が重い場合、体力が必要になる
・給与は高くないことがある
・かがんで水を使う仕事も多く、腰や肌が弱いと大変
ハウスキーパーのやりがい
・お客さんに「ありがとう」といってもらえたときはやっててよかったと感じる(ホテル勤務)
・もともとキレイ好きなので、ピカピカになった床を見るたび、感動する(ビル清掃)
・ルームメイクは時間勝負。夏のバイトで体力がつき、痩せる事ができた(ホテル勤務)
・同じお客様に再度指名されたとき(家事代行サービス)
・毎週散らかった部屋を見るたびに、よしやるぞ!と気合が入る。きれいになったときは達成感がある(家事代行サービス)
・掃除のコツがわかって、自宅がきれいになった(家事代行サービス)
掃除代行のお仕事のメリットは、マイペースで働けること、達成感が得られること、キャリアになること。
一方、デメリットは給与が低め、体力が必要ということのようです。
掃除代行の仕事はシニア世代もたくさん働いており、「慣れ」次第で体力はカバーできるとの意見もありました。
また、体を動かす仕事なので、健康維持にも一役買ってくれそうです。
タイプ別 向いているハウスキーパーのお仕事は?
自分にはどんなハウスキーパー(掃除代行)のお仕事が向いているのか?はどうしたらわかるでしょうか。
タイプ別に見てみましょう。
すき間時間に働きたい!
→清掃業全般、家事代行がおすすめです。
家事の空いている時間に少しだけ働きたい…という人に向いているのが、朝だけのオフィス清掃業や、数時間の家事代行業。すき間時間を有効に活用して働きたい人に人気です。
清掃業でキャリアを積みたい!
→ホテル、オフィスなど法人の清掃業がおすすめです。
特に、いくつになっても長く働きたい!という方はこの働き方を選ぶケースが多いようです。
法人清掃業で経験を積めば、転職も有利です。ゆくゆくは人の管理をまかされる立場も夢ではありません。清掃作業監督者という資格もあります。
また、経験を積むなかで細やかな気配りが身についたり、高度な清掃技術を習得することで自分にも自信がつきます。
センスをを生かして働きたい!
→家事代行、整理収納アドバイザーがおすすめです。
家事代行のスペシャリストとして魅せる収納を極めて、いちブロガーからアドバイザーへ転身した例は少なくありません。
有名人にならずとも、オフィスのレイアウト、家庭の収納アドバイスなど、活躍の場は多岐に渡ります。
まずは経験を積んでみるのもよし、資格取得から始めるのもよし。センスを磨いてお仕事にしていきたい人には魅力的な仕事です。
まとめ
ハウスキーパーのお仕事の中でも体力勝負というイメージがある掃除代行。
実際には細々とした作業やアドバイザー的な仕事もあり、活躍できるフィールドは広範囲にわたります。
主婦として、日々当たり前にしていることが、キャリアとなって強みになるかもしれません。
逆に、主婦として家庭で取り入れられる技が身につくことも人気のポイントです。
清掃業や掃除代行業は好・不況にかかわらず、いつでも必要なお仕事だからこそ
そのため経験があれば転職も比較的楽にでき、高齢になっても続けられる仕事として今後も注目が高まっていくでしょう。
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しゅふJOBナビ編集部