英語好き主婦におすすめ、英語が活かせるパートのお仕事って?
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仕事の探し方
英検やTOEICの高スコアを持っている、学生時代英語が得意だった、文法は苦手だけど英会話はできる、留学や仕事で海外に長くいた経験を活かしたい…など、英語を仕事に活かしたい方は多いのではないでしょうか。
英語力を活かせる仕事は、高時給であったり、仕事の間口も多く用意されています。活かせるお仕事について、紹介していきましょう。
もくじ
主婦の再就職に英語力を活かす
結婚や出産、育児によりブランクが長くなった主婦の多くは、再就職を考える際に家事と仕事の両立を望むでしょう。しかし、家事と仕事をバランス良くこなすためには、好条件の就職先を見つける必要があります。
そんなときに有利な資格や経験を持っていると、就職活動において大きな支えとなってくれるでしょう。
さまざまなスキルの中でも、就職に有利に働くと考えられる「英語力」を活かす方法について考えてみます。
英語スキルで就職の選択肢を増やす
学生時代に英語の勉強に打ち込んだ方や英語圏への留学経験のある方なら、そこで培った英語スキルを就職活動に有効活用できます。
例えば、英会話のスキルがある場合、それを活かして英会話講師や外国人向け観光ガイド等になる選択肢が考えられるでしょう。また、TOEICや英検などをはじめとする英語検定の資格や試験のハイスコアを持っている場合は、有名企業や外資系企業の就職を有利に進めることにもつながります。
初級レベルからネイティブレベルまでスキルレベルに幅はありますが、英語スキルがあることで就職の選択肢が増えることは間違いありません。
就職に必要な英語レベルとは?
英語力を測る試験には、日本でもメジャーな英検やTOEICをはじめとして、TOEFLやIELTSなどさまざまな試験があります。ひとつの試験のスコアで英語能力のすべてが分かるわけではありませんが、ここでは目安としてTOEICのスコアに着目してみましょう。
TOEICスコアが500〜600点ほどであれば、日常的な会話はこなせるレベルに近いでしょう。海外向けの情報を発信するメディアやホテルのフロント、海外旅行のコンダクターとして活躍できるほか、英文を扱う事務の仕事などでも英語力を活用できるはずです。
TOEICスコア750点を超えるレベルであれば、日本企業で海外向け営業の仕事ができるレベルに達しているでしょう。貿易関係の英文事務の仕事なども選択肢に入るため、多くの企業で英語力を武器に就職活動を進められます。
TOEICスコア850点以上のレベルなら、日常会話はもちろんのこと、ビジネスレベルの英語を扱えるレベルにあると言えます。多くの外資系企業の採用基準を満たすレベルなので、英語力が求められる大半の仕事が視野に入るでしょう。
英語力を活かして再就職を目指す際の注意点
英語ができることは、就職活動においてアピールポイントのひとつになりますが、もちろんそれだけで満足するのは少々危険と言えます。
英語を武器に再就職を考える際には、以下のポイントも押さえておくと良いでしょう。
英語力とその他のスキルを併せ持つ
英語を活かした仕事に応募する人たちは、一般レベルよりも高い英語力を持つ人が大半です。その中で自分の能力をアピールするためには、英語力を土台としてその他のスキルで付加価値を持たせなければなりません。
その付加価値は業界についての知識や経験であったり、コミュニケーション能力の高さであったりします。この点は、日本語を使用する一般的な就業時と同じように考えてみてください。
例えば日本人の小学生は、ある程度流暢に日本語を読み、書き、話せます。しかし、それだけでは仕事ができるとは言えません。
英語を活かして働くためには、専門的な知識や豊かなコミュニケーション経験、ビジネスにおける交渉力など、何らかの付加価値を伴わなければならないのです。
英語だけに縛られない
英語力を活かして就職を考えている人の中には、英語を使った就職ばかりに縛られてしまう人も少なくありません。
自分は英語以外で誇れるようなスキルがないからといって、英語だけに縛られた職業選択をするのは、自ら選択肢を減らしているようなものです。
英語力を活かすことのできる仕事を探しながら、それ以外の選択肢にも常に意識を向けておくことをおすすめします。
英語に縛られず、さまざまな選択肢に目を向けているうちに、自分に合った仕事で英語も活用できるものが見つかれば最高ではないでしょうか。
職場別、英語が活かせるお仕事いろいろ
それでは主婦に人気の高い、英語力を活かせるお仕事を英語力別にそれぞれご紹介します。
【英会話学校】
講師・・・英語力高
受付、事務・・・英語低~中
英会話学校は英語を活かせる人気の仕事です。
仕事柄、外国人の方も多いので、受付や窓口業務でも英語ができると有利です。
【外資系の会社】
貿易事務、通関士等・・・英語力高
営業事務、一般事務、受付・・・英語低~中
外資系は電話の取次ぎやファックス、メール対応に英語力が求められます。
貿易事務や交渉事をする営業職は高度な英文力とビジネス英会話が必要です。スキルアップしたい方は狙い目です。
【旅行、観光、接客業】・・・英語低~中
ガイドやツアーデスク等、外国人観光客対応の仕事は細やかで優しい対応のできる主婦にぴったりです。
ホテルフロントやバンケット、飲食店等も外国人観光客の対応が求められる場所です。
貸会議室等のビジネス施設でも英語力は重宝されます。
【翻訳】・・・英語低~高
在宅で翻訳の仕事をする主婦の方も増えています。
翻訳の仕事はネットの日常会話的なものから専門書の翻訳など幅広いので、特化した分野を持っていると有利です。
同時通訳や秘書的な通訳もあります。
英語力を強みにしてお仕事をする「やりがい」とは?
英語力を活かして働く最大のメリットは、自身の語学力にさらに磨きをかけることができる、ということではないでしょうか。
せっかく勉強して身に着けた英語のスキルも使わずにいると、自然に出てきにくくなっていきます。
その点、日々英語に触れていることで、もともとの語学力を維持できるだけでなく、語彙を増やすこともできます。
例えば、日常会話レベルを何とかこなせるレベルだった人が、仕事で英語を使っているうちに、ビジネス英語が難なく使えるようになったりすることも。
また、日本を訪れる環境客も年々増えていますし、オリンピックやパラリンピックなどで訪日がますます増えていくことが予想されます。
グローバルに言葉を使いこなせる人材は、これからますます需要が高まる事でしょう。
さて、ちょっと英語を使いたい…というよりは、勉強も兼ねてシッカリと仕事で活用したい場合、どの程度のスキルが求められるものでしょうか。
下記にまとめています。
まとめ
英語を活かせる仕事と聞くと、大変レベルの高い英語力や資格が必要に思われますが、実際には文章力を重視する仕事やコミュニケーション力が重要になる職種など、色々な種類があるのです。
もちろん主婦の再就職でもチャレンジOKな仕事はたくさんあります。
その上、主婦は英語を学習できる時間も取りやすいので、周囲よりも先んじてスキルアップを図ることができます。
英語でお仕事をするお母さんは、子どもの教育にも良い影響がありますよ。
求人サイトでも、英語、と検索すると様々なお仕事が出てきます。自分のレベルや、今後の希望にあったお仕事を探してみてはいかがでしょうか。
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