パート開始への道③ 志望動機の例文とは?

仕事

そろそろ働きたい!そう思った時が働きどき。
社会復帰のために準備を進めましょう。
まずはパート社員で久しぶりの社会復帰を、という主婦のための
パートにぴったりの志望動機の書き方をご紹介します。

 

面接官が志望動機を聞くのはなぜ?

パートに限らず、採用の際必ずと言っていいほど質問される「志望動機」。
では、企業は何のために志望動機を尋ねるのでしょうか?

「どうしてこの会社(お店etc)で働きたいと思ったのですか?」という
面接官の質問の背景には、
「この人と、長く一緒に働けるだろうか?」という本音が隠れています。

パートに限らず、人の採用には、時間、労力、お金と、コストが掛かります。
コストをかけてまで採用したのだから、長く働いてもらい、重要な戦力になって欲しいと思うのは、至極当然のことです。

そこで、長く一緒に働けるかどうかを探る質問として、「なぜ、うちでなければいけなかったの?」という部分を聞いているわけです。

では、何をどう表現すれば、
「長く働くつもりであること」を伝えることができるでしょうか?

答えは、「共感」です。

企業は、何らかの価値基準を持った団体です。
同じ業界・業種であっても、各企業ごとに社風や事業への想い、
仕事のやり方や業務遂行におけるこだわりポイントが異なるのは、
それぞれ独自の価値基準を持っているからです。
長く働ける、ということは、応募先の企業が大切にしている価値基準に共感し、納得してもらうことが大前提となります

「子育てがひと段落して時間ができたから」
「これから教育費がかかるから働かなきゃ」
「キャリアを再スタートしたい!」
など、それぞれ仕事を始める際の事情はあるとは思いますが、
志望動機で伝えるべきことは、そう言った“私的”な事情や目論見ではありません。

応募先企業の社風や仕事内容のどこに魅力を感じ、共感したのか。
あくまで相手目線に立って、中長期にわたって一緒に働いていける可能性=「やる気や熱意」を伝えることが大切になります。

そのためには、面接に臨む前に応募先の企業がどんな社風で、
主婦パートにどのようなことを期待しているのか、
求められている役割は何かをリサーチすることが鍵となります。
その上で、企業や仕事内容のどこに興味・関心を持ったのかを整理しておくと良いでしょう。

また、主婦が中長期的に働くことを考えた場合、
どうしても仕事と家庭の用事や子どもの学校行事をどうやりくりするのか?
という問題が出てきます。主婦を採用するということで、企業側も相談の余地を持っているケースが多いですが、まずは、こんな風に対応するつもりである、という対処法を考えておくことも重要です。

パート主婦にありがち!NGな志望動機の例文集

採用業務に長年かかわってきた筆者が見てきた、
主婦パートにありがちなNG志望動機をいくつかご紹介します。


■NG例文1 「夢をかなえるため御社を志望」系

例えば、「いつかは自分の店を開きたいと思っていまして、まずは経験を積みたいと応募しました」という志望動機。
一見すると、やる気を感じられそうな志望動機に感じられますが、採用担当者には、「将来、お店を開きたいから修行させて!もちろん、お給料を頂きながらね」と、聞こえている可能性大。
夢を持つことはいけないことではありませんが、
就職活動の場で「自分の夢実現プラン」を語るのは、NG。

それよりは、お店のどこに魅力を感じ、店の一員として自分がどう働きたいかを伝えた方が好感を持たれやすいでしょう。

 

■NG例文2 「昔、○○の経験があります」系

これも、面接官の視点から率直に申し上げますと、
「ああはいはい、・・・それで?今現在は何ができるの?」という感想になりがちです。移り変わりの激しい現代ですから、1年のブランクですら面接官の視点では即戦力にはならないな……と判断されがちです。
ブランクがある以上は、
あまり積極的に過去の経験を持ち出してこない方が無難です。

 

■NG例文3 「条件が魅力」系

「勤務地が家から近いので」
「時給が高いので」
「休みや時間の融通が利くので」

といった条件面のみの本音をだだ漏れ系の志望動機もNGです。
家事に子育てに忙しい主婦が働く上では、
「条件」は重要なファクターですが、それはあくまで応募者側の事情。
就職活動のシーンでは、利己的理由は、心にしまっておきましょう。

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面接官に響く!主婦パートの志望動機例文集

専業主婦からパートをする場合は、ブランクがあることが最大のネックとなります。ブランクがあることをカバーしつつ面接官の心に響く志望動機のポイントは、「誠実に取り組むこと」、「長く勤めるつもりであること」、「ブランクはあるが、一生懸命やること」の3つ。

これらのいずれかをしっかり面接官にアピールすることが採用の可能性を広げます。筆者自身が過去に印象に残った志望動機を3つご紹介します。
志望動機作成の参考にしてみてください。

 

■パートの志望動機の例1
「いつも店員の皆さんが楽しそうに生き生きと働いていて、お店の雰囲気もとても温かいのでここなら長く働いていけそうだと感じました」
(店舗スタッフ採用面接にて)

■パートの志望動機の例2
「久しぶりにエクセルを触ることになりそうなので、勉強しなおしてきました。実務で活かせるよう、さらに頑張って覚えていきたいと思っています」
(事務アシスタント採用面接にて)


■パートの志望動機の例3

「下の子が大学を卒業するまであと何年かあるので、子供の学費のためにも頑張って働きたいと思っています」
(店舗スタッフ採用面接にて)

例1は、まさに共感を伝えた好事例。
どこに魅力を感じたか、共感したかは、自分も近しい価値観の持ち主であることのアピールにもなり、結果的に長くモチベーションを持って働いてくれそう、という印象につながりやすい傾向があります。

例2は、学ぶ意欲を伝えることで熱意を伝えたケース。

例3は、個人的な事情ですが、教育資金が必要=子供の教育にお金がかかるうちは働いてくれるはず、と思わせることができるので、ギリギリOKです。

 

パート面接とはいえ、きちんと志望動機の準備をして面接に臨むことで
採用確率アップにつながります。

 

まとめ

採用担当者の心に響く志望動機のコツは、
相手目線を意識できるかどうかで決まります。
必要以上に応募先企業を持ち上げたり、お世辞を言う必要はありませんが、自分がその企業や職場、仕事内容のどこに興味を持ったのかを自分の言葉で伝えることは重要です。
どこに共感したかを整理することは、自分自身の「本当に働きたい理由」を見出すいい機会でもあるので、ぜひ、事前準備をしっかりしましょう。

 

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