はたらく知識

パートの面接で時給交渉をする方法

更新日:

仕事の探し方

「面接で1日の勤務時間を聞いておきたいな・・・」

「この職場は、急な休みや長期休みが取れるのかしら?」

勤務することになった場合の条件を詳しく聞きたい主婦は多いはず。

理想は面接時に気になる点を確認することですが「面接官の心象が悪くなりそうで聞きづらい。」という方も多いでしょう。そこで、

・パートの面接で条件交渉はありか?
・NGワードと時給アップ交渉
・先輩主婦の成功&失敗談

をご紹介します。

パートの面接での条件交渉は、あり?なし?

「時給」、「勤務日数」、「勤務時間」などの要望を、面接の際に述べていいのでしょうか?

結論から言うと、OKです!

しかし、面接に来ていきなり自分の要望ばかり述べるのは心象がよくありませんよね。

大切なのはタイミングと言い方。

以下のような順序で、条件交渉すると良いでしょう。

1、志望動機を伝える
なぜこの企業で働きたいと思ったのか伝える。

2、自分の要望を伝える
「この企業で働く」ために、条件交渉をしたいと伝える。

また、この時に「求人広告には1日の労働時間が6時間となっていますがそれ以上も働けますか?」

「資格があると時給が上がるとのことでしたが・・・」

と、求人広告に載っている条件を確認させていただくという形で話すと良いでしょう。

条件変更の交渉が必ず上手くいくとは限りません。

お仕事探しの際には「自分がどうしても譲れない条件」が提示されている求人に応募をしましょう。

「どうしても譲れない条件」以外ものについては「可能であれば~してもらえないでしょうか?」と交渉するくらいが望ましいのです。

また間にコーディネーターさんが入っているのであれば、コーディネーターさんから確認してもらう方がうまくいくでしょう。

NGワードと時給アップ交渉

面接の条件交渉で最も難しいのはやはり「お給料」。

しかしコツさえつかめば難しい交渉が上手くいくこともあります。

ここで良い例と悪い例をご紹介します。


【良い例】
「私が持っている××(スキルなど)は御社にこのようなメリットがあります。そのため〇〇円を希望です。」

自分がその会社にとって、どれだけメリットを与えられるのかを伝えることがコツです。

その上で時給の交渉をするのであれば納得してもらえる可能性が高まります。

【悪い例】
「今まで〇〇円だったので、〇〇円が希望です。」

今までの経験が活きる仕事にすぐ転職ということならば通ることもあります。

しかし前職とは仕事内容が異なったり、ブランクがある場合、

企業は「これまでよりもパフォーマンスが落ちる可能性がある」と考えるのが一般的です。

結果「今までと同程度の時給は難しい」と判断されることも。


自分がその企業にとってプラスであることをアピールし、相手に納得してもらってから交渉すれば上手くいきやすくなるのです。

面接の時に具体的なお給料の交渉をするのではなく、まずは自分の働き具合をしっかり見てもらいましょう。

ある程度の期間が過ぎたら、交渉の機会を作っていただけないかと聞くのも良いでしょう。

私はこれで成功&失敗しました体験談

ここからは実際に条件交渉をした先輩主婦たちの声をご紹介します。


【成功談】
◆成功パターン1
「お休みをいただく際には、理由をきちんと述べ、例えば次の週はシフト可能など他で穴埋めすることを伝えると希望を通してもらえた。」

と、少し譲歩をするといい声がありました。

◆成功パターン2
「面接の際にきちんとした服装や態度を心がけたら好印象で割と話を聞いてもらえた」

と、まず見た目の印象を良くすると交渉がうまくいくかも。

◆成功パターン3
「職務経歴書にしっかり今までの経験を書き、自分に何ができ、その会社にどんな貢献ができるのかを書き込んだ」という方もいらっしゃいました。

採用率が高かったり、条件を聞いてもらいやすいようです。

【失敗談】
◆失敗パターン1
「時給は〇〇円以上じゃないとパートでは生活が苦しい!と情に訴えてみたら失敗に終わった」

と、感情を伝えても難しいようです。

◆失敗パターン2
「採用時に条件をきちんと確認していなかったため、本来出勤が厳しい曜日に何度も出勤する羽目になった」

と、意思を伝えなかった失敗談も。

まとめ

パートの面接に行って勤務条件を交渉するのはとても難しいことです。

しかし自分の希望を伝えないと、せっかく決まったお仕事で大変な思いをします。

企業側がどんな人を採用したいと思うか念頭に置きながら、自分の価値を伝えつつ、しっかり自分の希望も伝えましょう。

希望の条件に合った求人をしゅふJOBで探す

あなたにおすすめの記事
パート開始への道① 履歴書の書き方

しゅふJOB
しゅふJOB

この記事を書いた人

しゅふJOBナビ編集部

twitter

しゅふJOB