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職務経歴書はパート・アルバイトも書くの?書き方のコツ教えます

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仕事の探し方

「職務経歴書の提出を求められたけど、何を書けばいいの・・・??」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は

・職務経歴書に書くべきものは?
・受かる職務経歴書のポイントは?
・職務経歴書のQ&A

の3点から、職務経歴書の作成のコツをご紹介します!

職務経歴書に書くべきものは?

職務経歴書とは一体どういったものか、求職者・企業側にとってどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

そもそも、職務経歴書とは?

履歴書に書ききれなかった事を、補足で添える書類です。

・履歴書に書ききれない、より詳細な職務経歴

・具体的にどんな仕事をしていたか

・特技など、詳細に伝えたいこと

を補足として記載します。

 

職務経歴書があるメリット


◆求職者
履歴書では書ききれない自分の得意分野や長所、実績をアピールすることができる。

◆採用者
「売上〇〇円達成」「販売部で〇〇賞を受賞」など

履歴書に書いてある「営業部に勤務」「販売業」などの簡易な言葉だけでは読み取れない情報を知ることができる。


最近では選考の際に、パートやアルバイトの場合でも職務経歴書を提出する人が増えています。

応募したお仕事に対して「この人はこの仕事をお任せしても活躍してもらえそうだ」「過去のこの経験を活かしてもらえそうだ」と思ってもらうための情報です。

用意しておいて、損はないでしょう。

 

受かる職務経歴書のポイントは?

受かるために、情報が伝わりやすい職務経歴書の作成ポイントをご紹介します。


伝わりやすい職務経歴書4つのポイント

ポイントは4つ!

1、なるべくA4用紙1枚にまとめる

2、「氏名」「職務経歴」「資格」「自己PR」で構成する

3、年代に沿って書く必要はなく、アピールしたいことに要点を絞る

4、表や罫線を使い、すっきり見やすい書式を心がける

書き方の例

では、実際に書き方を確認していきましょう!

履歴書に書ききれなかった詳細を職務経歴書で補足する、と先述しましたが、具体的にはこのようになります。

履歴書  :「〇〇店にて販売を行う」と記載

職務経歴書:「〇〇店にて●●を販売。販売強化前と比較し売り上げが2.5倍に伸び、月間売り上げ1位になり奨励賞をいただく」

このように、具体的なアピールポイントを職務経歴書に書き加えましょう。

アピールポイントは、応募する会社や仕事内容によって、変えるのも良いでしょう。

職務経歴書に決まった書式はありません。

基本的なマナーを意識し、採用担当者に履歴書以上のアピールポイントが伝わればOKです。

また、びっしり書くより要点をまとめ、すっきり読みやすいものの方が好印象だったりします。

 

職務経歴書のQ&A

職務経歴書をいざ書こうとすると、疑問や悩みが浮かんでくるもの…!

よくある悩み別に、書き方を記載しました。


Q1:育児で仕事のブランクがあるんだけど、何て書いたら良いの?

A1:職務経歴書は履歴書と違って年代ごとに書く必要がないので、ブランク期間については無理に触れる必要はありません。

ただ、育児に専念していた期間に、育児を通して身についたスキルや資格取得などの活動をしていた場合は、その旨をアピールすることもできます。

 

Q2:パート・アルバイトの職務経歴は書くべき?

A2:社員の経歴が十分にあるなら、あえてパート・アルバイトの職歴を入れる必要はありません。

ただし、アルバイトの経歴が主な場合や、アルバイトの職歴のほうが有利に働く場合は、書くようにしましょう。

また、仕事に就いていない期間が長くなると不安に思う採用担当者もいます。

応募するお仕事に過去の経験が近い場合、詳細に書くと良いでしょう。

 

Q3:何も書くことが思いつかない・・・

A3:事務職であれば、「電話対応には自信があります」「書類作成の正確さには定評があります」「入力スピードが速く、ミスタイプが少ないのでデータ入力には自信があります」といったアピールを書く事もできます。

販売業や製造業であれば、「数十人の顧客を担当しておりました…」「仕分けの速さが重宝されました」「POPを作り、お客様から好評頂いていました」など、アピールできる職務経験を思い出してみましょう。


大きな成果を書く必要はありません。

「ミスが発生しないように、Wチェックを欠かさずに行っていました」「笑顔で接客するのはもちろん、明るい声で対応できるように心がけていました」など、業務中、意識していたことでもOKです。

職務経歴書を作成する第一歩は、今まで経験したお仕事の棚おろしです。

どんな仕事を、どのくらいの期間やっていたか。具体的にどんな作業をしていたか、業務上褒められたこと、工夫していたことはあるか、など、具体的に書いていきましょう。

最初は箇条書きでもOKです。そこから、職務経歴書に書く内容を並べ替えていきましょう。

自己アピールのために添える職務経歴書ですから、必要以上の遠慮や謙遜は不要です。

自分がやってきたことをきちんとアピールできるように書きましょう。

 

面接にも役立つ!盛り込むべき内容

パートの就職活動で侮れないのが、面接の際に求められる自己紹介。

自己紹介の印象一つで面接がスムーズに進むこともあれば、うまくいかないこともあります。

志望動機や自己PRの準備はしてきても、過去の経験を具体的に整理できておらず、ドキッとした、なんて経験のある方もいるのではないでしょうか?

面接の時間には限りがあります。限られた時間の中で、自分を最大限アピールするために、2~3分程度にまとめておくことをおすすめします。

その際、役立つのが「職務経歴書」。

具体的に過去の経験やアピールできるポイントを振り返ることで、面接時に「容量を得ない」「要点をまとめられない」とマイナスの評価につながることも避けられますよ。

自己紹介・自己PRについてはこちらにもまとめています。

まとめ

職務経歴書を書いてみると、自分の職歴や特技などが整理されて自分をどのようにアピールしたら良いかが見えてくる効果もあります。

自分の能力をきちんとアピールできれば、面接でも有利ですし採用率も高くなるはず。

書類選考が通らない人、面接してもなかなか採用に至らない人、自己アピールが苦手な人は、まずは職務経歴書を書いて、自分のアピールポイントをきちんと知ることから始めてみてはいかがでしょう。

今後お仕事に応募する際に、絶対役立ちますよ。

 

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