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パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方など利用方法も紹介します

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仕事の探し方

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方など利用方法も紹介

お仕事探しの定番&最初の一歩といえば…ハローワークでのお仕事探し!

実は、主婦のパート探しにもハローワークは利用できます。そこで今回は、ハローワークでパートやバイトを探したい方向けに、ハローワークでできることや利用方法をご紹介します。

当日準備して持っていくと二度手間にならないコツもまとめたのでぜひ参考になさってみてください。ハローワークの利用方法を知って、効率よくお仕事探しができるように準備していきましょう!

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ハローワークでパート・バイト探しはできる?

スーツを着て書類を手に持つ2人の女性

ハローワークと聞くと、正社員になりたい人が利用する場所というイメージの方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、ハローワークではパートやバイト求人も探して応募することができます。

まずは、ハローワークについてご紹介しますので、正しい知識を得てご自身の就職活動にご活用ください。

ハローワークとは国が運営する「公共職業安定所」

ハローワークとは、国が運営し、国民に安定した雇用を確保する役割を持つ「公共職業安定所」です。ハローワークでは、希望する仕事を検索したり求人に応募したりできます。

失業者が職業を求めて訪れる場所というイメージが先行しているためか、ハローワークに行くことに「こわい」「行きづらい」といったネガティブな思いを抱く人も少なくないようです。しかし、一般的なイメージとは違い、ハローワークは誰でも気軽に利用できるため、必要以上に不安に感じることはありません。

実際に多くの方がハローワークを活用し、就職活動に成功しています。ハローワークで働くスタッフの方も、就活に関する知識を豊富に持っていたり、資格を持っている人もいます。信頼できる情報を提供してくれる場所として、安心して活用できます。

ハローワークはパート・バイト探しに活用できる!

「ハローワークは正社員を探す場所じゃないの?」と考える方も多くいらっしゃいますが、実際にはパートやバイトの求人も多く紹介されており、パート・バイトへの就活にも問題なく活用できます。

2025年11月時点で、「ハローワーク インターネットサービス」の求人情報検索を行ったところ、求人数は以下のような結果でした。

  • ・雇用形態を「正社員」で絞った場合の検索結果:612,155件
  • ・雇用形態を「パート労働者」「有期雇用派遣パート」「無期雇用派遣パート」で絞った場合の検索結果:388,373件

正社員の方が多いものの、パート求人も多く紹介されていることがわかります。このように、パートやアルバイト求人もたくさん用意されているため、心配せず積極的に活用していきましょう。

参考:ハローワーク インターネットサービス求人情報検索・一覧(厚生労働省)

ハローワークでできることとは

ノートパソコンのキーボードに手を置く画像

ここからは、実際にハローワークではどのようなことができるのかを詳しくご紹介します。ハローワークでできることは、求人検索や応募だけではないため、対象となる方は利用を検討してみましょう。

  • ・正社員やパートなど求人の検索
  • ・雇用保険(失業保険)の手続き
  • ・就職の相談やセミナーへの参加
  • ・職業訓練の申し込み

正社員やパートなど求人の検索

多くの方が考えるように、ハローワークは正社員やパート求人を検索して閲覧できる場所です。利用の際には申込みが必要ですが、受付票をもらったらいつでも訪問して求人情報を探すことができます。

希望の雇用形態や勤務条件で絞り込み、詳しい求人内容を確認して、応募したいと思ったらハローワークのスタッフに相談します。また、ハローワークは訪問だけでなくオンラインでも求人検索ができるようになりました。利用のための申し込み手続きもオンラインで可能です。パソコンやスマートフォンからでも利用できるため、気になる方は覗いてみましょう。

参考:ハローワーク インターネットサービス(厚生労働省)

雇用保険(失業保険)の手続き

ハローワークでは、雇用保険の手続きも行っています。会社を退職し、離職票を受け取ったら、以下の書類を持参して地域のハローワークに行き手続きを行います。

  • ・雇用保険被保険者離職票
  • ・個人番号が確認できる書類(マイナンバーカードなど)
  • ・身元が確認できる書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • ・縦3cm×横2.4cmの証明写真(マイナンバーカードで省略可能)
  • ・本人名義の預金通帳かキャッシュカード

受給要件を満たしていると判断され、説明会などへ出席し失業の認定が降りたら、基本手当(いわゆる失業手当)を受給できます。

参考:雇用保険の具体的な手続き(厚生労働省)

就職の相談やセミナーへの参加

ハローワークでできることは、求人検索や応募だけではありません。ハローワークでは労働関係について幅広く相談できます。

ハローワークでは子育てをしながらの働き方や無職期間が長いことによる不安、雇用や失業に関する保険の手続き方法など、多岐にわたる相談を受け付けています。

「仕事をしたいけれど不安材料があり働けない」という場合などは、まずはハローワークで相談すると問題をスムーズに解決できるかもしれません。

職業訓練の申し込み

ハローワークでは、職業訓練の申し込みも受け付けています。職業訓練は「ハロートレーニング」とも呼ばれ、就職スキルや専門知識を身につけるための学習プログラムのことです。

国が行っている支援で、受講料は原則無料。習得したいスキルに合わせて希望のコースを選べます。

職業訓練は、対象となる方によって以下の2種類があります。

  • ・公共職業訓練:雇用保険を受給している方が受けられる
  • ・求職者支援訓練:雇用保険を受給していない方が受ける

気になるスキルや講座がある方は、ハローワークを訪れる際、求職申込み手続きと合わせて職業訓練の相談もしてみましょう。

参考:ハロートレーニング(離職者訓練、求職者支援訓練)について知る(厚生労働省)

パート探しにハローワークを利用した方が良い人とは?

ハローワークは、誰でも利用できる就職活動の方法ですが、中にはハローワークの利用が「向いている人」と「向いていない人」がいます。就職活動の目的や目標といった面からわかる、ハローワークでの就活が向いている人とそうでない人の特徴をご紹介します。

ハローワーク求人が向いている人

地元志向の強い人にはハローワークが向いていると言えるでしょう。ハローワークは都市部だけでなく、幅広い地域にネットワークを持っているためです。また、地域の人に就職してほしいと考えている地元企業は、ハローワークに求人を掲載する傾向があります。 

次に、働く企業の規模にこだわりがない人にもおすすめです。ハローワークには中小企業の求人が非常に多くあり、どんな規模の企業でも問題ないという人にとっては比較的すぐに就職先を見つけられるという魅力があります。

ハローワーク求人に向かない人

多くの求人があることはハローワークの利点ですが、労働条件に関しては特別良いものではない場合が多々あります。そのため、給与が高く福利厚生も充実した職場でしか働きたくないという人にとっては、希望通りの仕事が見つからないことが多いでしょう。

また、大企業や有名な企業で働きたいという人も、ハローワーク求人には向いていません。求人数自体は多いのですが、応募希望者が殺到するような大企業でハローワークに求人を出す会社は多くないのです。

専門的スキルや難関資格を持つ人も、ハローワーク求人は向いていないでしょう。専門職や高難度の資格を求める企業は、ハローワークに求人を出さない傾向があります。

ハローワークの利用方法を4ステップで解説

椅子に座ってパソコンで仕事探しをする女性の画像

ここからは、ハローワークの利用方法を4つのステップに分けて解説します。「ハローワークに行ったことがないから不安……」という方も、こちらをチェックして安心して利用してくださいね。

  • ・ステップ1:受付で申込み手続きを行う
  • ・ステップ2:ハローワークのパソコンで求人を検索する
  • ・ステップ3:カウンセラーに相談する
  • ・ステップ4:応募準備をして企業に連絡する

また、ハローワークの開所時間は「平日8時30分~17時15分」が基本です。ただし、地域によっては時間が違ったり、土日も開所しているところもありますので、事前に確認しておきましょう。 

ステップ1:まずは受付で申込み手続きを行う

ハローワークに着いたら、まずは「求職申込書」を記入して「求職申込み手続き」を行います。求職申込書は受付でもらうか、申込書が置いてある場所から受け取って記入します。また、ハローワーク内にあるパソコンから入力して手続きを進めることも可能です。

【求職申込書に記入する主な項目】

  • ・氏名、生年月日、住所
  • ・希望する仕事
  • ・就業形態
  • ・働きたい場所
  • ・希望する就業時間
  • ・希望給与 など

求職申込書の記入が完了したら、受付窓口に提出しましょう。手続きが完了すると「ハローワーク受付票」が発行されます。ハローワーク受付票には「求職番号」が記載されており、これを持参することでハローワークが利用できるようになります。無くさないように大切に保管しておきましょう。

ステップ2:ハローワークのパソコンでお仕事を検索する

ハローワーク受付票を受け取り、自分の求職番号がわかったら、実際に求人を検索していきましょう。ハローワーク内に設置されているパソコンを利用して、求人情報を検索できます。

また、求人情報を探すときは、以下のポイントをまとめておくとスムーズです。

  • ・これまでの経験やスキルを振り返る
  • ・これからやってみたい仕事を考える
  • ・こだわりたい勤務条件を整理する
  • ・妥協できる条件も明確にしておく

もしお仕事探しをしている途中で、なかなか応募したい求人に出会えなかったり、探し方がわからなかったりしたときは、ハローワークの窓口で相談するのもおすすめです。

ステップ3:カウンセラーに相談する

希望の求人を見つけたら、情報を印刷して、職業相談員(カウンセラー)に職業相談をします。

企業の募集要項と、自分のスキル・経験があっているかを確認しましょう!ジョブカードなどを活用して、職業相談に乗ってもらえます。

また、地域により心理カウンセリングを受けることも可能です。

就職活動は、ストレスが溜まり、うまくいかないと自分を追い詰めてしまうことも。そのため、地域によっては臨床心理士が常駐していることもあります。

職業相談員(カウンセラー)との相談や、心理カウンセリングを上手に活用しましょう。

ステップ4:応募準備をして企業に連絡する

応募したい求人が見つかったら、応募のための準備をします。ハローワークから求人に応募する際も履歴書が必要です。また、場合によっては職務経歴書が必要な企業もあるため、求人票を確認しましょう。

ハローワークで応募するときは、ハローワークのスタッフが求人の募集状況や事前に聞いておきたいことを代わりに質問してくれます。また、面接日程の調整もスタッフが行ってくれるため、緊張する方も安心して応募できますよ。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策に不安な方は、窓口で個別に相談することも可能です。

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パート探しをハローワークでするメリット・デメリット

車や家、家族の切り絵を持つ手の画像

ハローワークは安心して活用できるお仕事探しの方法ですが、メリットのほかにもデメリットがあります。それぞれを理解して利用しましょう。

ハローワークでパート探しをするメリット

ハローワークでパート探しをするメリットとして、以下が挙げられます。

  • ・地元のパート情報を多く見つけられる
  • ・募集条件をハローワークがチェックするため安心感がある
  • ・自宅にパソコンがなくても、ハローワークのパソコンでWeb版の情報を検索できる
  • ・利用方法やお仕事探しに困ったら、ハローワークのスタッフに相談できる

公平な視点でチェックされた求人が紹介されている点が、安心して利用できる大きなメリットといえるでしょう。

ハローワークでパート探しをするデメリット

次に、押さえておきたいデメリットもご紹介します。

  • ・時間帯や地域によっては混雑し、長時間待たなければならないことがある
  • ・パソコン台数に限りがあるため、交代まで待機する必要がある
  • ・無料で求人を掲載できることから、企業が求人を逐一管理できておらず、情報の更新ができていないケースもある
  • ・他の求人サイトで募集されているものよりも、時給が低い求人もある

ハローワークのメリットとデメリットを理解した上で、他の求人サイトと並行して就職活動を進めるのも1つの方法です。

ハローワークの利用については「ハローワーク経由の応募は採用されやすいってホント?メリット・デメリットをわかりやすく解説します」にて、求人の数・信頼度・採用されやすさの3点に注目してまとめています。合わせてご参考ください。

ハローワーク以外でパート・バイト探しをするおすすめの方法

ここまでは、ハローワークでのお仕事の探し方をご案内しました。次は、他の探し方もご紹介しましょう。

  • ・スマホで効率的に探したい人向け:求人サイト
  • ・地元で働きたい人向け:折込求人広告やフリーペーパー
  • ・求人を紹介してほしい人向け:人材紹介サービス

それぞれのメリットやデメリット、そのお仕事探しの方法が向いている人まで詳しく解説します。

スマホで効率的に探したい人向け:求人サイト

スマートフォンで求人を探したい人は、求人サイトの利用がおすすめです。たとえば「事務職 東京」「飲食店スタッフ 大阪」のように、気になる職種や働きたい地域名で検索してみると、さまざまな求人サイトが表示されます。サイトにアクセスすると、すでに検索した職種名や地域でお仕事情報が絞られているため、スムーズに検索することが可能です。

求人サイトでお仕事探しをするメリットとデメリットをご紹介します。

メリット ・インターネットにつなげる環境なら、いつでもどこでも情報を調べて応募できる

・求人の情報量が多い

・情報が最新に更新されているものが多い

・全国区の情報が得られるため、引越し先など遠方の求人情報も得られる

・検索機能でより希望に合う求人を探せる

デメリット ・情報量や求人サイトの種類が多いため、自分に合うものを自分で精査しなければならない

・希望条件を細かく絞れるため、パート探しの基準を明確にしておく必要がある

 

最近はCMでもおなじみの「indeed」もありますね。インディードは”求人検索エンジン“です。

インディードは、サイト上にいろんな求人サイトの求人をまとめて表示しています。Googleやyahooも、検索して表示されたURLをクリックしたら別のサイトが表示されますよね。

また、求人サイトには「タウンワーク」や「はたらいく」など日本全国の求人を掲載している全国版求人サイトや、都道府県ごとの求人に特化した地方版求人サイトなどもあります。

こうしたエリアに分かれた求人サイトだけでなく、シニア向けの「シニアワークス」や主婦・主夫向け求人サイトの「しゅふJOB」などもあり、自分の状況に合わせた求人を見つけるのにおすすめです。

たくさん仕事がありすぎて選びにくい!と思っている方は、こうした特定の条件に特化した求人サイトも活用することがおすすめです。

パート探しの効率化!自分にあった求人サイトを見つける4つの比較ポイント・おすすめサイトご紹介」にもまとめたので、よろしければ一緒に読んでみてください。

地元で働きたい人向け:折込求人広告やフリーペーパー

新聞折込の折り込み求人広告や、地域密着型のフリーペーパーでお仕事を探す方法もあります。

メリット ・地域密着型で、求人サイトに載っていないようなご近所の求人情報も得られる

・近場で探したい場合も、近隣の求人が見つかりやすい

・地域の求人なら地理感覚があり、通勤や送り迎えなどのイメージが湧きやすい

デメリット ・時期や地域によっては求人数が少ない

・電話での応募が多く、連絡がスムーズにいかないことがある

慣れた土地で働きたい方や、とにかく近くで働きたいという方も、折込求人広告やフリーペーパーなどから探してみるとよいでしょう。

求人を紹介してほしい人向け:人材紹介サービス

派遣会社に登録し、コーディネーターに仕事を紹介してもらう方法です。

メリット ・担当コーディネーターから経験やスキルに合う仕事を紹介してもらえる

・パートに比べて時給が高い求人が多い

・派遣社員として就業後はトラブルの際も派遣会社が間に入ってくれる

デメリット ・求人サイトやハローワークに比べて応募条件のハードルが高い傾向がある

・派遣法により就労できる契約期間が決まっている

派遣の場合もハローワークと同様に、キャリアや仕事探しの相談ができる点がメリットです。一方で派遣の場合は「事業」として行っているため、派遣会社によっては希望の勤務条件よりも人手が足りていない派遣先を優先して紹介されたり、希望条件を満たしていない派遣先を勧められたりする可能性もゼロではありません。

派遣は、契約期間があり、契約を更新していく形で就業期間が決まる働き方。

退職・転職の予定があって期間限定で働きたい人には、仕事を変えるタイミングもはかりやすい働き方です。

反対に、長く安定して働きたい、数年ごとに就活をするのは避けたい…という人には、契約終了がいつなのか気になってしまう働き方ともいえます。

働きたい主婦の場合「派遣とパート、どっちがいいの?」と疑問もあるのではないでしょうか?「派遣・パートのメリット/デメリットとは?主婦におすすめの働き方を解説!」にまとめているので、あわせて読んでみてください。

まとめ|ハローワークでもパート探しができる!自分に合う方法でぴったりの仕事を見つけよう

今回は、ハローワークではパート・バイト求人も探せることや、基本的な利用方法についてご紹介しました。ハローワークは就活に詳しいスタッフに相談できたり、雇用保険や職業訓練の相談もできたりする、就活の強い味方です。利用の際にはこれまでの経歴やスキル、希望する働き方などをまとめておくと、スムーズなお仕事探しにつながるでしょう。

また、早くお仕事を見つけたいという方は、ハローワークだけでなく別の方法も並行するのがおすすめです。自分に合った方法で求人を探し、最適な職場を見つけましょう。

※記事内容は執筆時点の情報に基づきます

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