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職務経歴書はパート・アルバイトも書くの?書き方のコツ教えます

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仕事の探し方

「パートやアルバイトに応募するときも、職務経歴書は書く必要があるの?」これから求人に応募する予定の方の中には、このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

職務経歴書とは、仕事におけるこれまでの経験や資格、スキルなどをまとめた書類のこと。すべてのパートやアルバイトの面接で必須とは限りませんが、準備しておくことで得られるメリットがたくさんあります。

本記事では、パートやアルバイトで職務経歴書を準備するべきかお悩みの方に向けて、以下の内容をお届けします。

・そもそもパートやアルバイトへの応募で職務経歴書は書くべきなのか
・職務経歴書を準備しておくことで得られるメリット
・採用に受かるための職務経歴書を書く4つのポイント
・主婦だからこそ押さえておきたい職務経歴書に書くべき内容

実際に使える書き方例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

職務経歴書に書くべきものは?

職務経歴書とは一体どういったものか、求職者・企業側にとってどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

そもそも、職務経歴書とは?

職務経歴書とは、履歴書に書ききれなかった内容を補足で添える書類のことです。
・履歴書に書ききれない、より詳細な職務経歴
・具体的に行っていた仕事内容
・特技やスキル、保有資格

正社員への応募時に必要とされることの多い職務経歴書ですが、パートやアルバイトの応募時にも必要になるかどうかは、採用する側によって異なります。必要であれば「職務経歴書をご提出ください」のように案内文が書かれていたり、口頭で説明されたりします。特筆されていなければ、無理に準備する必要はありませんが、準備しておくことで得られるメリットもあります。おすすめのわかりやすい職務経歴書の構成については、後述で詳しく解説します。

職務経歴書があるメリット

職務経歴書を準備することで、応募する側と採用する側それぞれに多くのメリットがあります。

求職者 採用者
・履歴書に書ききれない実績や長所をアピールできる

・自分の職歴やスキルの棚卸ができる

・面接時に整理して説明できる

・履歴書に書いてある簡易な言葉だけでは伝わらない情報を得られる

・具体的な経験やスキルを知ることで採用のミスマッチを防げる

最近では選考の際に、パートやアルバイトの場合でも職務経歴書を提出する人が増えています。

応募したお仕事に対して「この人はこの仕事をお任せしても活躍してもらえそうだ」「過去のこの経験を活かしてもらえそうだ」と思ってもらうための情報です。

用意しておいて、損はないでしょう。

受かる職務経歴書の4つのポイント

受かるために、情報が伝わりやすい職務経歴書の作成ポイントを4つご紹介します。

1.A4用紙にまとめる
2.氏名・職務経歴・資格・自己PRで構成する
3.時系列にすべて書くのではなく、要点を絞る
4.表や罫線を使い、見やすい書式にする

「専業主婦を長くやっていたから何を書いたらいいかわからない……」という方も、ブランクを強みにする書き方を押さえて準備しましょう。

ポイント1:A4用紙にまとめる

職務経歴書は、A4用紙1~2枚程度にまとめるのが基本です。パートへの応募の場合は特に、採用担当者が短時間で内容を把握できるよう1枚に収めることを目指しましょう。手書きでも構いませんが、パソコンで作成しておくと情報更新や印刷の際も便利です。文字サイズは10.5~11ポイント程度が読みやすく、余白も適度に設けると見やすさがぐっとアップします。

長すぎる職務経歴書は最後まで読んでもらえない可能性もあるため、できるだけ簡潔でわかりやすい書類を意識しましょう。職歴が多く枚数が3枚以上になる場合は、応募先の業務に関連する経験を重点的に記載するのも一つの方法です。

ポイント2:氏名・職務経歴・資格・自己PRで構成する

職務経歴書の基本構成は、上から順に以下の通りです。

・氏名
・日付
・職務経歴の概要(250~300字程度)
・職務経歴
・保有資格、スキル
・自己PR

もっともボリュームが大きくなる「職務経歴」には、以下の内容を記載するのがおすすめです。

・勤務先の企業名
・在籍期間
・業種
・雇用形態
・配属部署
・業務内容
・実績

1つひとつ文章で書くよりも、箇条書きでまとめるとすっきりとして読みやすくなります。保有資格は応募先の業務に活かせる資格を中心に記載するとよいでしょう。自己PRでは、これまでの職務経歴から応募先でどんなふうに貢献できるかを具体的に伝えます。

また、「子どもが帰ってくる時間である16時まで勤務可能」「土日は月に〇日まで出勤できます」などのように、勤務に関する希望も記載しておくとスムーズです。

ポイント3:時系列にすべて書くのではなく、要点を絞る

職務経歴は、時系列に沿ってすべて詳細に書く必要はありません。特にパートへの応募では、応募先の仕事内容に関連する経験や、アピールしたいスキルを重点的に記載することが重要です。

たとえば、接客業への応募なら過去の接客経験について、業種や接客スタイルなどを詳しく記載し、それ以外の職歴は簡潔にまとめる方法もあります。ブランクがある場合、育児や介護などの事情について触れるのもよいでしょう。働きたい意欲や、応募した目的が明確に説明できれば、プラスの印象を与えられるはずです。

ポイント4:表や罫線を使い、見やすい書式にする

職務経歴書は、表や罫線を活用して視覚的に見やすいレイアウトが大切です。表形式にすると、勤務期間や業務内容が一目でわかりやすくなります。太字や区切りの罫線も効果的に使用することで、メリハリのある書類になるでしょう。丁寧に作られた職務経歴書は、仕事も丁寧なのではないかという印象づくりや、パソコンを使いこなせるアピールにもつながります。

書き方の例|テンプレート・サンプル見本

では、実際に書き方を確認していきましょう!まず、職務経歴書のサンプルをご紹介します。

履歴書に書ききれなかった詳細を職務経歴書で補足する、と先述しましたが、具体的にはこのようになります。

履歴書  :「〇〇店にて販売を行う」と記載

職務経歴書:「〇〇店にて●●を販売。販売強化前と比較し売り上げが2.5倍に伸び、月間売り上げ1位になり奨励賞をいただく」

このように、具体的なアピールポイントを職務経歴書に書き加えましょう。

アピールポイントは、応募する会社や仕事内容によって、変えるのも良いでしょう。

職務経歴書に決まった書式はありません。

基本的なマナーを意識し、採用担当者に履歴書以上のアピールポイントが伝わればOKです。

今回は職務経歴書の書き方を詳しく解説しましたが、以下の記事ではパートの履歴書の書き方について、記入例や注意点などを解説しています。テンプレートもありますので、ぜひあわせて参考にしてください。

パート履歴書の書き方|記入例や注意点も解説【テンプレートあり】

職務経歴書のQ&A

職務経歴書をいざ書こうとすると、疑問や悩みが浮かんでくるもの…!

よくある悩み別に、書き方を記載しました。

Q1:育児で仕事のブランクがあるんだけど、何て書いたら良いの?

A1:職務経歴書は履歴書と違って年代ごとに書く必要がないので、ブランク期間については無理に触れる必要はありません。

ただ、育児に専念していた期間に、育児を通して身についたスキルや資格取得などの活動をしていた場合は、その旨をアピールすることもできます。

Q2:パート・アルバイトの職務経歴は書くべき?

A2:社員の経歴が十分にあるなら、あえてパート・アルバイトの職歴を入れる必要はありません。

ただし、パートやアルバイトの経歴が主な場合や、応募する仕事と過去の経験が近い場合などは、雇用形態に関係なく明記するとよいでしょう。

また、仕事に就いていない期間が長くなると不安に思う採用担当者もいます。採用側の目線に立って考え、これまでの経歴をスムーズに説明できる準備が大切です。

Q3:何も書くことが思いつかない……

A3:事務職であれば、「電話対応には自信があります」「書類作成の正確さには定評があります」「入力スピードが速く、ミスタイプが少ないのでデータ入力には自信があります」といったアピールを書く事もできます。

販売業や製造業であれば、「数十人の顧客を担当しておりました…」「仕分けの速さが重宝されました」「POPを作り、お客様から好評頂いていました」など、アピールできる職務経験を思い出してみましょう。

実績は、必ずしも大きな成果である必要はありません。

「ミスが発生しないように、Wチェックを欠かさずに行っていました」「笑顔で接客するのはもちろん、明るい声で対応できるように心がけていました」など、業務中、意識していたことでもOKです。

職務経歴書を作成する第一歩は、今まで経験したお仕事の棚おろしです。

どんな仕事を、どのくらいの期間やっていたか。具体的にどんな作業をしていたか、業務上褒められたこと、工夫していたことはあるか、など、具体的に書いていきましょう。

すぐに文章が思い浮かばない場合は、最初は箇条書きで羅列し、そこから職務経歴書に書く内容を並べ替えていきましょう。

自己アピールのために添える職務経歴書ですから、必要以上の遠慮や謙遜は不要です。

自分がやってきたことをきちんとアピールできるように書きましょう。

面接にも役立つ!盛り込むべき内容

パートの就職活動で侮れないのが、面接の際に求められる自己紹介。

自己紹介の印象一つで面接がスムーズに進むこともあれば、うまくいかないこともあります。

志望動機や自己PRの準備はしてきても、過去の経験を具体的に整理できておらず、ドキッとした、なんて経験のある方もいるのではないでしょうか?

面接の時間には限りがあります。限られた時間の中で、自分を最大限アピールするために、2~3分程度にまとめておくことをおすすめします。

その際、役立つのが「職務経歴書」。

具体的に過去の経験やアピールできるポイントを振り返ることで、面接時に「容量を得ない」「要点をまとめられない」とマイナスの評価につながることも避けられますよ。

自己紹介・自己PRについてはこちらにもまとめています。

パート面接・書類の【自己紹介・自己PR】って?|好感度を良くする書き方・例文ご紹介します

まとめ

パートやアルバイトに応募する場合、職務経歴書の準備は必須ではありません。しかし、職務経歴書を書いてみると、自分の職歴や特技などが整理されて自分をどのようにアピールしたら良いかが見えてくる効果もあります。

自分の能力をきちんとアピールできれば、面接でも有利ですし採用率も高くなるはず。

書類選考が通らない人、面接してもなかなか採用に至らない人、自己アピールが苦手な人は、まずは職務経歴書を書いて、自分のアピールポイントをきちんと知ることから始めてみてはいかがでしょう。

今後お仕事に応募する際に、絶対役立ちますよ。

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