専業主婦・パートから正社員になりたい!重視する3つの条件とは/どんな職種がある?
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働き方
子育てが落ち着いたら正社員になってバリバリ仕事をしたい、と考えているパート主婦の方は多いのではないでしょうか。
パートと比較した場合、時間の自由が利きにくくなるのが正社員のデメリットと言えます。しかし、収入アップや福利厚生の充実など、正社員として働くことにはデメリットを上回るメリットがあります。
デメリット以上に得られるメリットが大きいというものの、パートから正社員になる際に何を重視すべきかわからないとの声も聞きます。
そこで本記事では、パートから正社員になる際に重視すべきポイントや正社員を目指す方法などを解説いたします。
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もくじ
パートから正社員になる際に重視したい3つのポイント
育児や家事の時間との兼ね合いからパートという働き方を選んでいた方が、ライフスタイルの変化と共に正社員にシフトすることは少なくありません。
それでは、パートで働いている人が正社員になることを決心した場合、具体的に何を考えるべきなのでしょうか。ここでは、パートから正社員に働き方を変える場合に重視したい3つのポイントを解説いたします。
収入は上がるか
時給制のパートと異なり、正社員の給与は月給制の場合が多く収入が安定していることが魅力と言えます。その他、賞与や各種手当などもパートよりも多くもらえるため、正社員の収入の方が総じて高い傾向にあります。
しかし、フルタイムパートと比較してそれほど収入が上がらないケースもあります。賞与や残業代、手当などを事前によく確認し、パートよりも明らかに収入がアップするかどうかを把握しておきましょう。
主婦業との両立が可能か
正社員になる場合には、パートと比べて勤務時間が長くなることを覚悟する必要があります。そのため、家事や育児などと上手に両立できる仕事かどうかを重視しなくてはなりません。
いくら収入が増えるとしても、残業が多く毎日仕事からの帰りが遅くなるといった場合は要注意です。残業続きで家の仕事ができなくなるようでは、長く働けずにまた転職するという状況を招いてしまうでしょう。
家事と仕事の両立問題を解決するために、夫婦で家事の分担を見直す話し合いをすることは有効です。残業が多い職場を選ぶ場合は、周りの人に協力してもらえるよう事前に環境づくりをしておきましょう。
スキルが身につけられるか
正社員として身につけた知識や経験は、再び転職する際にも有利に働きます。キャリアアップの一環として、身につけられるスキルや経験から仕事を探すことが重要です。
将来のビジョンを明確にし、仕事に関して具体的な目標を持つことで、どのようなスキルを身につけておくべきかわかるはずです。正社員として働く場合には将来のことも視野に入れ、自分が身につけたいスキルを鍛えられる職場を選ぶことが重要となるでしょう。
主婦パートが正社員に採用されやすい職種とは?
ゆくゆく正社員になることを考えているなら、以下のポイントを意識して、お仕事を探すと良いでしょう。
・主婦の経験が戦力として活かせる仕事か?
・働きながら資格や専門性が身につけられる仕事か?
・正社員とパートの垣根があまりない職種か?
では具体的に、どのようなお仕事だと主婦の正社員採用に繋がりやすいのでしょうか?
【主婦パートが正社員に採用・登用されやすいお仕事一覧】
◆接客、販売系のお仕事
女性が活躍できる職種です。
パート社員でも実力のある人は正社員へなりやすく、企業側も採用意欲が高めであることが多いため、主婦パートから正社員転職のしやすい職種といえるでしょう。
◆事務系のお仕事
予算に余裕があまりないけど、人手の欲しい個人事務所や中小企業では、一般事務や営業事務などに主婦パートを採用していることが多くあります。
職場への貢献度や実力を評価されれば、ゆくゆく戦力として正社員の声かけをされる可能性は高いと言えます。
◆介護、福祉系のお仕事
資格が必要とイメージされがちな業界ですが、実は無資格でも働き始めることができます。
しかも働きながら資格取得をバックアップしてもらえることも多い職種です。
今後ますます需要は高まりますし、長く活躍できる職種です。
誰かを支えることが好きな人、手に職を持ちたい人におすすめです。
◆営業系のお仕事
保険や不動産、美容系、冠婚葬祭系の営業職は女性、とりわけ人生経験豊富な主婦が大歓迎される職種です。
売上さえしっかり確保できるならば自分で時間のコントロールがしやすいため、パートではなく正社員で働くことが可能な職種でもあります。
また、職種選びだけでなく、職場選びも重要です。
社員登用制度がある職場であれば、パートから正社員になった事例や先輩がいる可能性も高いので、色々相談に乗ってもらえます。
パートから正社員になる方法
パートから正社員になるにはどのような方法があるのでしょうか。
パートから正社員になる際には、正社員に登用される方法と自力で就職活動する方法の2つが主流です。2つの方法について、それぞれ解説いたします。
パートから正社員に登用される
「正社員登用制度」を採用している会社でパートをしている場合は、制度を利用して正社員を目指すことが可能です。
勤続年数や仕事の実績など、会社ごとに正社員登用の基準は異なるので、担当部署の方に話を聞いてみましょう。登用実績があるのかどうか、何人くらい正社員に登用されたのかも確認しておくとより確実です。
経験を武器に就職活動する
正社員登用制度がない会社でパートをしている場合、それまでの経験やスキルを武器に就職活動することもできます。
パートでリーダーを務めた経験や、仕事に活用できる資格を有しているなど、自分ならではの強みを活かして積極的に働く意志をアピールしましょう。
自分の強みを活かせる正社員求人を見つけたい場合には、転職エージェントなどを活用する方法もおすすめです。専門家のサポートを受けて就職活動できるため、正社員求人への応募が初めての人でも安心できる方法と言えます。
40代・50代から正社員を目指すなら?
「コロナ離婚」も話題になりましたが、離婚をきっかけに正社員を目指す人も増えています。
手に職があったり、就職に有利になるような資格を持っていれば正社員にも採用されやすいかもしれませんが、手に職も資格もない場合、どうやって仕事を探したらいいのでしょうか。
こちらの記事も併せて読んでみてください。
パート、アルバイトから正社員以上に出世した人
最後に、実際にパートから働き始めて、正社員以上のポジションへとキャリアアップした方たちを紹介いたします。
・ブックオフ 橋本真由美さん
時給600円のパートから、正社員、店長、常務取締役、最後はなんと代表取締役へとなりました。
橋本真由美さんはパートから社長になった方として有名な方。
パートのころから棚の陳列方法など常にアイデアを提案していたそうです。
・株式会社カインズ 吉澤ひろ美さん
最初は4時間勤務の短時間パートから始まり→8時間のロングパート→マネージャー→正社員→副店長へと上りつめた方です。
なんとロングパート時代には、パートやアルバイトだけではなく社員の教育を任されるようになっていたとか。
会社のキャリアアップ制度が拡充されたタイミングで正社員になったそうです。
このお2人のキャリアアップは、本人のやる気と会社の制度がうまく合致したパターン。
パートでもうまく出世できることを体現してくれています。
働く本人のやる気と努力も大切ですが、会社にパート主婦がキャリアアップする制度が整っているほうが正社員登用や出世の可能性も高く、安心です。
他にもたくさんの女性がパートから大出世をしています。
勇気づけられたい!体験談を知りたい!方は、こちらも併せて読んでみてください。
まとめ
ひと昔前に比べると、飛躍的に女性が社会で活躍できる環境が整ってきています。
とはいえ、現実にはまだまだ制約も多く、結婚した女性がパートで働く選択をせざる得ないことも多いでしょう。
女性の働き方はライフステージによって変化するのは自然なこと。
しかし、せっかく働き続けるのであれば、家族のためだけに働くだけでなく
「家族のためでもあり、自分のためでもある働き方」を考えてみることをおすすめします。
自分らしく働けるベストな方法は人それぞれ!
あきらめずに、選択肢を自分で持てる生き方ができている人は素敵です。
これからの自分にとって、どんな生活がベストだろうか?と考えてみましょう。
チャレンジを応援しています!
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この記事を書いた人
しゅふJOBナビ編集部