常備野菜の「●●だけ」レシピ~キャベツ編~*しゅふお助け時短レシピ
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レシピ
連休が明けて、お休みモードから一転、日常が戻ってきました。
次の祝日は7月。次のお休みの楽しみを考えながら生活したいですね♪
食費節約の為、”詰め放題・箱買い”などのワードにつられて、ついつい大量購入しがちな常備野菜。
気が付くと、余らせてしまうことも多いのでは?
余らせがちなお野菜代表「じゃが芋・ニンジン・キャベツ」の大量消費方法を「常備野菜の「●●だけ」レシピメニュー」と称して家庭料理教室主宰・露崎奈津子さんに教えていただきました♪
キャベツ
<キャベツの保存方法>
キャベツは切り口から傷んでくるので、できるだけカットせず、周りから1枚1枚剥がして使う方が日持ちがします。
その際、芯の切り口に、包丁で十字に切り込みを入れるとより傷みにくくなりますが、切り口もだんだん黒ずんでくるので、使うたびに芯を切る→切り込みを入れるようにしてください。
また、日持ちや鮮度を考えると丸々1玉のものを購入しするとより良いですが、カットしたものを買う場合、芯が膨らんでおらず、切り口が黒ずんでいないものを選ぶのがポイント。
キャベツは生のまま冷凍できるので、ざく切りや千切りなど予め切って、ジップ付き冷凍袋などに入れておくと便利です。
解凍すると水分が出てきてしまうため、汁ものや、とろみをつける炒め物などに使ってください。
キャベツの洗い方・保存方法・切り方はこちら!
1、春キャベツのステーキ
ボリューミーな見た目と、カリッとした焼き色が食欲をそそります。
材料(4人分)
サラダ油……大さじ2
春キャベツ(普通のキャベツでも可)……約1/2玉
作り方
1、キャベツは芯ごと4等分のくし形に切る。
2、フライパンにキャベツを並べて中~弱火で加熱し、焼き色がつくまで両面それぞれ5分くらいずつ焼く。
なつこ先生からのコメント
「春キャベツ」は一般的には3月~6月頃まで出ており、やわらかく甘みがあるのが特徴。
弱火でゆっくりと加熱することで、キャベツが甘くてとろっとした仕上がりになります。
ベーコンやソーセージ、卵などを添えて朝ごはんとしてもオススメ。
ナイフなどで大きく切りながら召し上がってください。
2、キャベツの浅漬け
加熱いらずで、ちょっとさっぱりしたおかずが食べたい、といった時にピッタリ。しっかりと食べ応えも出せるご飯のお供です。
材料(作りやすい分量)
キャベツ……200g
塩小さじ……1/2
(お好みで)赤唐辛子……1本
作り方
1、キャベツはざく切り、赤唐辛子は爪楊枝で種を取って大きめに切る。
2、ポリ袋に全ての材料を加え、空気を抜いて口を縛り1~2時間置く。
3、水気を絞って器に盛る。
なつこ先生からのコメント
赤唐辛子は保存性を高めるために入れていますが、少しだけピリッとした仕上がりになるので、辛さが気になる場合は抜いてもOKです。
しっかり重しをして水気を切ると日持ちは2~3日程度。残った分の保存は、水分があると傷みやすいので必ず切って清潔な容器に移して冷蔵保存してください。
塩の代わりに塩昆布やゆかりなどの塩分がある具材で作ったり、炒りゴマを加えて和えたりと、ちょっとしたバリエーションも楽しめます。
3、キャベツのナムル
パパっと作れて、ちょっとした箸休めとして使える1品です。
材料(4人分)
キャベツ……6枚
ごま油……大さじ1
塩……小さじ1/3
白炒りゴマ……大さじ1/2
作り方
1、キャベツは一口大に手でちぎる。
2、ざるにのせたキャベツに熱湯を回しかけてサッと火を通す。
3、キャベツが熱いうちにボウルで残りの材料と絡める。
なつこ先生からのコメント
ここまでのレシピは全て春キャベツでも作れますが、特に春キャベツの優しい甘みが感じられるのがこのナムル。キャベツと全ての調味料を耐熱用ポリ袋に加えて電子レンジで数分加熱し、もみこむ形でも作れます。
まとめ
年中買えてボリュームも出せるのが魅力のキャベツ。年齢性別問わず、誰にでも食べやすい食材なので、長持ちする保存方法をマスターして、冷蔵庫にストックしておく定番野菜として使いこなしてみてください。
今回お料理を教えてくれたのは…
露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰
東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・7歳の3児の母。
家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
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