黒酢ダレの照り焼きチキン|食中毒を防いで暑い日もさっぱり♪主婦お助け時短レシピ
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レシピ
今年もそろそろ梅雨の時期がやってきますね。じっとり&暑くなってきたこの季節、心配なのは食中毒。
作り置きのおかずも家族に持たせるお弁当も(傷んだりしないかしら…)と、ちょっぴり不安になりますよね。
今回は、”食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせる!メニュー”を、料理家・露崎奈津子さんに教えていただきました!
いたみにくくてお弁当のおかずにもなるレシピばかりです!記事の末尾には、お買い物中に確認しやすい「お買い物リスト」を掲載しています。ぜひご活用ください♪
黒酢ダレの照り焼きチキン
(調理時間目安:約25分)
アミノ酸が豊富な黒酢の照りが食欲をそそり、深みのある味でもサッパリと食べられる一品です。
材料(4人分)
鶏モモ肉……2枚(500~600g)
砂糖……大さじ2
サラダ油……小さじ1
<A:黒酢ダレ>
黒酢……大さじ3
醤油……大さじ3
砂糖……大さじ2
みりん……大さじ2
使用する調理器具
まな板、包丁、フライパン、キッチンペーパー、菜箸、フォーク、フライ返し、計量スプーン
黒酢ダレのさっぱり照り焼きチキンの作り方
1.鶏モモ肉を観音開きにします。フォークで皮に何か所か穴をあけます。(※観音開きのやり方はこちら)
2.肉の両面に砂糖をすりこんで、10分ほど置く。表面に水が浮かぶので、キッチンペーパーで水気を切る。
3.フライパンにサラダ油をひいて、皮目を下にして並べたら火をつける。キッチンペーパーで油をふきとりつつ、フライ返しなどで上から抑えながら、両面にこんがりと焼き色をつける。
4.フライパンにAを加え、片面2分ずつ加熱する。
5.肉だけ先に取り出して、タレを煮詰める。
6.肉を食べやすい大きさに切ってお皿に並べ、タレをかける。お好みの野菜を添える。
完成!
【?】観音開き(かんのんびらき)のやり方
観音開きは、肉の厚みをならして、火の通りを均一にしたり、肉を大きく見せるためにおこなう下ごしらえです。
ポイントは、鶏肉を縦向き(白い筋が縦になる方向)にして、中心から線対称に、真ん中から扉をひらくように切り込みをいれていきます。
包丁を少し横向きに入れたら、垂直に起こして脇の肉をずらすように動かしていくと、切り落としてしまわずに厚みを半分にすることができますよ。
■なつこ先生からのコメント■
黒酢は一般的なお酢の米酢より香りがキツくなく、アミノ酸が豊富なので味に深みが出ます。
また、お砂糖は「脱水性」と「保水性」があるので、肉を焼く前にすりこむと、肉の臭みを取ってくれ、かつ加熱しても硬くなりにくくなります。
お肉は切ってから焼くよりも、焼いてから食べやすい大きさに切るほうが、よりジューシーで柔らかいお肉になります。ちょっとひと手間でも試してみてくださいね。
材料(お買い物リスト)
まとめ
今回は、”食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせる!メニュー”をご紹介しました。
食中毒で気をつけたいのは、まず「加熱」すること。そして殺菌作用のある唐辛子・お酢・梅干しなどの食材を利用することです。味付けもサッパリとするので、暑い季節でも食べやすい料理になりますよ。
まだまだ自宅がメインの生活が続く方も多いと思いますが、食中毒予防&夏バテ対策を意識してみてくださいね。
他にも!≫食中毒を防いで、暑い夏もさっぱり♪過ごせるレシピシリーズ
今回お料理を教えてくれたのは…
露崎奈津子(つゆざき なつこ)/家庭料理教室主宰
東京都小平市にて単発・子連れOKの家庭料理教室を開講中。2歳~小中学生までの親子・子ども向けのレッスンや、オーダーメイドで学べる個人レッスン、お魚をさばくレッスン、基本料理のグループレッスン等を行っている。2・4・6歳の3児の母。
家庭料理教室「なつやすみ」
【YouTubeチャンネル】家庭料理教室なつやすみの そのまんまキッチン『ナツキチ』
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